前書き
昨晩、わたしは「バズる」という経験をした。ごく普通の一般人が、急に大企業からヘッドハンティングの電話を受けまくったような、驚き8割、うれしさ1割、戸惑い1割の気持ちがした。人生で一度きりの貴重な体験だと思うし、気になる方もおられると思うので、記録したいと思う。
バズるとは
体験談の前に、そもそも「バズる」という言葉の意味ついて整理したい。わたし自身、この単語を知ったのは、ブログを始めてから1か月半くらいが経ち、他のブロガーさんの記事を読んでいるときである。つまりは、つい最近知ったわけである。その意味は以下の通り。↓
特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する語。TwitterやFacebookなどのSNSで急に話題となった時に用いられることが多い。「口コミ」という意味のマーケティング用語「Buzz」を動詞化したものと思われる。
引用:https://www.weblio.jp/content/%E3%83%90%E3%82%BA%E3%82%8B
ツイッターは最近始めたばかりで、フェイスブックはやっていないわたしにとっては縁のない話だし、そもそも、多くの方に読んでいただきたい、という気持ちはあったが、それはバズらせたい、という気持ちとは違うものである。バズらせたい、という気持ちは、自分がブログを運営している趣旨に反するからである。
バズった記事の紹介
読者の方は読んでいただいている方が多いかもしれないが、バズった記事は、これである↓
めんおうが料理してみておいしくできたレシピの紹介記事である。リンクをクリックせずとも、見た瞬間にわかるように、写真も凝ったものではない(多くの方の目に触れるなら、お皿くらいきれいなのにすればよかったのにね、と妻に言われる始末)。また、記事自体も凝ったものでなく、材料、作り方、感想を淡々とまとめているだけのものである。
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バズる前後の状況
記事の内容とした料理自体は、前日の昼にしており、写真は撮ってあった。その編集、投稿等を、仕事帰りの電車の中で行った。一日一記事くらいは投稿したいなぁ、という思いであった。
夕方1830くらいに投稿したと思うが、その直後にいくつかのはてなスターやブックマークをいただいた。夕食時だったので、参考にします、と言っていただいた方が多かった。確認してはいないが、投稿後十数分の間に4~5個くらいのブックマークをいただいたのではないだろうか。新着エントリーに掲載され、そこから読んでいただいた方がブックマークした、ということなのではないかと思う(この部分はほとんど推測)。
いつもと明らかに様子が違ったのは、数十分後にスマホでブログを確認したときである。記憶が若干あいまいだが、投稿後数十分で10個以上のブックマークがついていたような気がする。「バズる」っていうやつなのかな、と思いながら2000ごろ帰宅し、子供が寝てからブログを見てみると、見たこともない状況になっていた。「バズる」とは、こういうことを言うんだな、と確信した瞬間であった。
バズった後の状況
「バズる」とどうなるか、をまとめておきたい。
結果①:人気エントリーの総合に掲載される。
以下の写真は、総合のトップページである。どのような流れでここに掲示されるのかがよくわからなかったので、調べたところ、その記事の人気(ブックマークの付き方の数と増え方の速度)により、新着エントリー→人気エントリーのカテゴリー別→人気エントリーの総合に掲載される仕組みらしい(写真は、はてなブックマーク人気エントリー「総合」)。
下の方にスクロールしていく。
さらに下へ。
しっかりと写真にこだわって作られた記事が並ぶ「総合」の中に、明らかに異質な写真の記事が目を引く。赤枠で囲ったわたしの記事である。こんなことなら、妻の言う通り、写真にも少しは気を遣えばよかった、と少しは思ったが、やっぱりめんどくささが勝るので、今後もしないだろう。
結果②:いろいろなところからアクセスがある。
スマートニュースに掲載されているところは、直接見ていないが、スマートニュースのタブに、はてなブログを設置している人のところからだろうと思う。また、ツイッターでは、ツイートやリツイート、ブックマークは人気エントリー総合から、といった具合だと思う。inoreaderというのはよくわからない。
アクセス数を公開する主義ではないので、明確にはしないが、数千のレベルではなく、天文学的数字であった。
スマートニュースで発見したので更新(20180210)
結果③:ブックマーク数がとんでもないことになる。
結果②にも関連することだが、とんでもない数になる。この記事は、投稿から24時間ちょっと経過した今の時点で約450である。そして、今も少しずつ増え続けている。たくさんの方に読んで、喜んでいただき、うれしい限りである。
結果④:注目される。
たくさんのアクセスがある、ということは、少なからず多くの方がめんおうの存在を目にする、ということであり、注目されることになった。もちろん、これに伴ってブックマーク、はてなスター、読者数、アドセンス収入は増える。
結果⑤:「うれしくないコメント」もいただける。
これまで経験がなかったが、今回のことで初めて「うれしくないコメント」をいただいた。どのようなものがこれに該当するかはここには書かない。詳しくは、ブックマーク等を参照していただきたい。
結果⑥:パソコンの前で茫然とせざるを得なくなる。
「増え続けるいろいろな数字」「これまで見たこともない数」に、しばらくは、ただパソコンの前に茫然とせざるを得なかった。妻に、「すごいよ、なんか、すごいよ、見てみて」というような、30代のいい大人とは思えない、頭のわるそうな発言をしたように記憶している。我に返り、記事に残すためにプリントスクリーンしたのは、しばらく時間が経ってからである。その時の気持ちは、驚き8割、うれしさ1割、戸惑い1割の気持ちというもので、「戸惑い」を感じたのは自分でも意外であった。作ってみておいしかった、うまくできたレシピを、実際どうだったのかについて紹介しているだけな記事が多くの人に喜ばれるなんて、という感覚だったと思う。
今後の方針
今後とも、これまでと同じスタンス、ペースで日々感じたことを記録していきたいと思うのでよろしくお願いします。