7日
3時53分
衆院選で滋賀・甲賀市、数百票を「白票」に のち焼却
滋賀県甲賀市で去年、衆院選の開票作業中に票数が投票数とあわなかったため、職員3人が数百票を「白票」とする不正処理を行い、その後、見つかった投票用紙を「焼却処分」したことがわかりました。
「深くおわびを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
甲賀市によりますと、去年10月の衆院選で滋賀4区の開票作業中、開票した数が投票数より数百票少ないことに職員が気づき、誤差分について、職員ら3人が相談し、無効票となる「白票」としました。その後、開封されていない投票箱が見つかりましたが、職員が、その投票用紙を焼却処分したことがわかりました。
投票用紙を焼却したとされる総務課長は、取材に対し・・・
Q.焼却したか否か教えていただけるか?自宅の焼却炉を使った?
「あれを使いました。選挙の適正な執行という点で、迷惑をかけ、信用を失墜させた。本当に謝るだけです。すいません」(総務課長)
警察は、公職選挙法違反などの疑いで捜査する方針です。