第32回民教協スペシャル 決壊 ~祖父が見た満州の夢~
2018年2月10日(土) 10時30分~11時25分 の放送内容
- リモート録画予約ご利用について
- ビエラおよびディーガをお持ちの方が対象です。
ご利用にあたり、ディモーラの会員登録(無料)や機器設定が必要です。
※ディモーラはパナソニック社が提供するサービスです。 - リモート録画予約をする - ディモーラ (新しいウィンドウが開きます)
- 使い方を詳しく見る
今後このメッセージを表示しない
<前の放送
2018年2月10日(土)
次の放送>
最終更新日:2018年2月5日(月) 16時51分
命が「ないがしろ」にされた歴史を、戦争を知らない僕たちが語り継ぐために…過ちと向き合うことを恐れてはいけない…生きる意味を問う、渾身のドキュメンタリー!
◇番組内容
戦争中、長野県河野村で村長を務めた胡桃澤盛は国策に従い、村人を満蒙開拓団として満州国へ送り出した。しかしソ連軍の侵攻で戦場と化した満州で、73人が集団自決。後に盛は罪の意識に苛まれ、42歳で自ら命を絶った。孫の胡桃澤伸(51)は、大勢の村人を死に追いやった祖父、自責の念に苦しみ自殺した祖父のことをどう受け止めていいかわからずにいた。手がかりになるのは、10代の終わりから死の直前まで書いていた日記。青春時代は大正デモクラシーに触れ、自由主義に理想を求め、30代半ばで村長となり村のために奔走する日々の心情が、生々しく綴られている。家族のため、村のため、社会のために生きたい、常に正しくありたいと願っていた祖父は、気がつけば国のため、戦争遂行のために邁進していた。2017年夏、日記を頼りに、祖父が一度だけ赴いた中国を訪ね足跡を辿った。開拓団が入植した村では、当時を知る長老から話を聞くことができた。集団自決の地を訪ね、73人の名前を読み上げ、送り火を焚き、手を合わせた。戦後、悼む人もなく置き去りにされてきた人々に語りかける。祖父の代わりにはなれない自分が、今、慰霊する意味を見つめた。国民の命をないがしろにした国の政策、個人を犠牲にしてまでも国全体の利益や一体感を優先させる思想、そこに与した祖父。戦後、その過ちと向き合おうとしたときの、苦しみの深さを思う。
◇ナレーション
吉岡秀隆(俳優)
◇制作
企画:民間放送教育協会 制作著作:信越放送
◇おしらせ
☆番組HP http://www.minkyo.or.jp/ この番組は、テレビ朝日が選んだ『青少年に見てもらいたい番組』です。
その他
- 属性情報?
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 福祉 - 文字(字幕)
<前の放送
2018年2月10日(土)
次の放送>