都内で開催された音楽業界の関係者に向けて開かれた某芸能スクール主催のオーディションライブを見に行ってきました。
自分も音楽の道で食っていくことはできていないため、まだまだまだまだ半人前の僕が、見にいく側の席にいちゃいけないんじゃないかと恐縮な気持ちを抱えたまま参加させてもらったけど、実際はすごくためになったので、同じアーティストとして頑張っている人、これから専門的な道に進もうとしている人で、色々とくすぶっている人がいたら是非ともこの記事を参考にしてほしいです。
外部の事務所へ向けたオーディションの理由
そのスクールは某事務所が運営している所。
決められたスクール期間を経て、すんなりいけばその事務所にそのまま所属になる。
所属にならずに漏れてしまった人は、別の事務所に声を掛けてもらえるように外部に向けて今回のようなオーディションに参加して、所属事務所を探す。
その理由は色々だと思うけど、才能を感じなかったり、アーティストの方向性が事務所の方針と合わなかったり。本当にもうはっきり言わせてもらうと、スクールを運営している大元の事務所はその所属から漏れたアーティストは必要とされなかったと、シンプルにそう思った方がいいです。
道が厳しいのは芸能や音楽業界だけでは無い
計55人の歌をしっかりとじっくり冷静に見させてもらいました。緊張もしっかり伝わってきました。見ているこっちまでドキドキ。すごく気持ちがわかる。そのアーティストの足りない部分とか、逆に良い部分とか、自分なりに発見しつつ勉強させてもらいました。
今日のオーディションで何人の人が次のステップに進むんだろう。
音楽や芸能系は狭き道だと言われているけど、そんなこと言ったらどんな業種もそうだし、いつまでもそんなことぼやいていたら芸能以外でも成功なんてできない。
目指している方向の中、今までうまく流れに乗れていなかったりしている人(僕も含めて)は、何かが足りないんだと思う。だから、どんな道でも、頑張ったけどダメだったなんてすぐに思わずにじゃあこれからどうしようか方向などを見直しながら、改めて進んでいくことが大事だと思う。
芸能スクールに通う意味
そもそも、芸能スクールなんて通っても意味はあるのか。
完全に意味は無いとは言わないけど、そのスクールに通う自分自身の目的が明確になっていないと無駄になってしまう可能性がある。
自分が勉強しようとしていることは本当にそのスクールに通わないと身につかないのか。
正直、バンド活動をするにあたって必要なことは学校より今すぐにでもバンドを始めて経験を積んでいく方がいい。
高いお金を払って、必要な基礎の部分を勉強する。
ただ、与えられたことだけを勉強するために芸能スクールに通い詰め、基礎を身につければ将来安泰になるなんて全くない。
学校に入ったことで発生する変な安心感が一番危険。
ちなみに、僕の周りには音楽学校や芸能スクールに通ってた経歴があっても、学校に行かずに目指してきた僕と何ら変わりない生活をしている人はたくさんいます。
最後に
僕は音楽学校や芸能スクールに通っていたことは無いけど、学校が教えてくれること以外でもどんどん自主的に勉強すべきものを探して、センスを磨くことは絶対に忘れちゃいけないとだと思うって、見に行ったオーディションを見ていて思いました。