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shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2018-02-09

エヴァをこじらせた感じのアニメ ダーリン・イン・ザ・フランキスを見た 07:36 Add Star


ゴトーが「面白いっすよ」というので「ダーリン・イン・ザ・フランキス」を見た。

制作はトリガーで、後期ガイナックスのメンバーが中心になって作ってるらしい。

Amazonプライムビデオで。


感想としては


・エヴァ

・わたしを離さないで(カズオ・イシグロ)


を足して2で割って、性的なスパイスをふりかけた感じだが、あまりエロいわけでもない。

テレビでもギリギリ放送できるか・・・いや無理かなあと思ったらMXで放映してるらしい。東京都・・・

PTAなら怒りそうだが見てる方はなんとも思わないという微妙なバランス。

深夜ならいけるか


まだ四話までなのでどういう話の展開になるのかわからないが、今でてる情報だけでなんとなく展開が読めてしまう気がするが・・・というのは見せかけで実は読めない話なのか、まだ判断つかない。気になる。そういやエヴァの連載が突如少年エースで始まった時もそうだった。


闘うために生まれてきたコドモがパパやオトナたちの指示のもと、男女ペアになってロボット(フランキス)に乗り込む。


ペアの信頼関係が戦闘性能に大きく影響するので、相性が悪いとロボットは動かない。


この設定からして「なにかがしたい」ということは痛いほど伝わってくるがエヴァのときのような謎を感じない。


エヴァの第一話は、なぜ碇シンジがロボットに乗り込んで闘うことになるのかまでの心の動きが丁寧に描かれているかわりに、肝心の戦闘シーンが省略された。


ダーリン・イン・ザ・フランキス(ダリフラと略すらしい)は血だらけの少女がロボットから現れ、彼女のパートナーと思しき男性が死んでいて、そこに主人公が巻き込まれる形で物語が始まる。


コドモはすべてコード番号で呼ばれているので、たぶんクローンか遺伝子操作された個体か何かだろう。

コドモは街にでることが許されていない。適正がないコドモはプラント船でどこかへ行く(殺されないのか?)


エヴァを蒸留したような設定に、どちらかというと「あれ、おれが好きだったエヴァってこういう解釈になるのかな」という違和感をまだ多少は感じる。


僕にとってのエヴァの魅力って、電信柱とか電車とか公衆電話とか自動改札みたいなNERFの入り口とか、そういう、「現実と地続き」みたいなところだったなあ、と。


ダリフラはあまりにも現実離れしているのでまだ誰に感情移入したらいいのかわからない(まあ普通に考えると主人公なんだろうけど)。


でもこれはあれか。トップをねらえ2を見ろということか。

Amazon Primeビデオにトップをねらえ2があるから見よう


ほかに最近みたアニメといえばこれ

江戸川意味がわか乱歩

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