世界にひとつだけのブログに、世界にひとつだけのタイトルロゴを書いてもらいました。

お疲れ様です。さぬきです。

僕は猛烈に感動しました。

今「猛烈」って言葉、久しぶりに使いました。

ある人がこのブログのタイトルロゴを毛筆で書いてくれたんです。

書道有段者の彼は「長い間、筆を持っていないからあまり期待しないで待っててください」と言いつつ素晴らしい字を書いてくれました。

書いてくれた字にももちろん感動しましたが、僕はそれ以上に彼が書いてくれたこと自体に言葉では言い表せないほどの感動を覚えました。

衝撃の『katsuragi.com』

今回タイトルロゴを書いてくれた方の名前は葛城さんと言います。

実は直接話したこともないし会ったこともありません。

僕たちはTwitterで知り合ってTwitterだけでやり取りをしていました。

葛城さんは「katsuragi.com」というブログを書いていてそのブログを読んだとき、僕は衝撃を受けたんです。

ブログを書いている人間なんてものはたいてい承認欲求の塊で自分をよく見せようと必死です。

でも、葛城さんは違いました。

1度読んでもらえれば分かりますが、自分の悩みも迷いも弱いところもダメなところもストレートにさらけ出してるんです。さらけ出しすぎてるんです。

葛城さんのブログを読んでいるとまるで個室の真ん中に一升瓶をドンと置いてフルチンのままアグラをかいた葛城さんから「俺はこう思う。で、お前はどうよ?」って言われてる気分になります。

おそらくこれは人柄なんでしょう。なかなか真似のできることじゃありません。

葛城さんとは会ったことはありませんが、ブログを読んだり毎日のTwitterを通して彼が信頼できる人間だということは充分わかりました。

そんな葛城さんがある日、久しぶりに毛筆で字を書きたい的なツイートをしてるのを見つけたんです。

厚かましい僕は速攻で「僕のブログタイトルの『わらったもんがち』って書いてもらえませんか?」とお願いしたところ、葛城さんはこころよく引き受けてくれました。

「いいですよ。ただ道具もこれから用意しなくちゃいけないし、仕事も忙しいので少し時間をください」

僕から一方的に無理なお願いをしてるわけですし、急ぐようなことでもないのでのんびりと待っていました。

数日後、葛城さんはアカウントを消してTwitterからいなくなってしまいました。

ちゃんと繋がっている

「家庭の事情でネットから離れないといけない」

以前から葛城さんはそんなことをつぶやいてはいました。

将来的にアフィリエイトやwebライティングで収入を得たいと言っていた葛城さんにとって相当な悩みだったろうと思います。

アカウントが消えてるのに気づいて僕はすぐ彼のブログを確認しました。

ブログは更新されていました。

「俺がTwitterアカウント消したのに、誰も何も言ってないな。お前ら気づいてんの?」

いい意味で葛城さんらしいなって思いました。ぶっちゃけてるなって思いました。

その後も葛城さんはブログを更新し続けていましたが、2月2日で更新が止まっています。

1月31日の記事にもう少しでネットが完全にできなくなると書かれていたので今後更新されるのかはわかりません。

最後に更新された2月2日の記事がこちらです。

泣きそうになりました。

今、これを書きながらまた泣きそうになってます(笑)

会ったこともない直接会話したこともない、Twitter上のテキストでしかやり取りをしていなかったこんな僕の頼みに応えてくれた。

おそらく、僕が葛城さんに抱いていた信用に似た何かを、葛城さんも同じように僕に抱いてくれてたんじゃないかと(勝手に)思っています。

僕という人間がどういう人間なのか、ちゃんと伝わってて、それを受け止めてもらえてたんじゃないかと思っています。

「繋がってるんだな、ネットを通じてちゃんと繋がってるんだな」

そんなことを思いました。

僕はヘタレなので、これ以上言葉にするとあまりにもクサくなりすぎるのでこの辺でやめときますが、

葛城さんなら超絶エモい文章を涼しい顔してスラスラと書いちゃうんでしょうね(笑)

僕にとってこれ以上はない

これが葛城さんが書いてくれたタイトル文字です。

断言します。僕にとってこれ以上のタイトル文字はありません。

たとえどんな著名な書道家が「わらったもんがち」と書いてくれたとしても、僕の中では葛城さんの「わらったもんがち」には勝てません。

そんな数百万円の価値を持つ「わらったもんがち」よりも、僕は葛城さんの「わらったもんがち」を選びます。

僕の中では葛城さんの「わらったもんがち」にはそれだけの価値があります。

相対的なもんじゃなくて、絶対的な価値があるんです。

僕はそういう「僕だけが感じることのできるここにしかない絶対的なもの」を大事にしていきたい。

相対的な価値じゃなくて、希少価値とかそんなんでもなくて、誰にでもあると思うんです。

他人から見ると他愛のないものでも、本人からすると思い入れがあってとても大事にしているものってあると思うんです。

それが物だったり、気持ちだったり、いろいろだとは思いますが多少なりとも誰にでもあるはずです。

それを大事にすることが他の誰にも取って変われない僕の個性だと思うし、あなたの個性だと思います。

 

おまけ

 

 

これは葛城さんのブログの画像から文字だけを抜き出してブログのヘッダーロゴに使えるようにしたものです。

基本的にアナログ人間な僕が超絶頑張って作ったのでここにも貼っておきます(笑)

Macbookのプレビュー機能で背景を透過した後、GIMP2で文字内を黒く塗りつぶしました。

知識さえあればめちゃくちゃ簡単にできたことなんですが、

僕、超絶頑張ったんですよ(笑)

葛城さんが書いてくれたことが本当に嬉しかったんで。

葛城さん、見てくれてるかな?

本当にありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

HN:さぬき うどん県在住。11月6日生まれ。AB型。さそり座。辛党のビール派。三十路のおっさんです。 約4年前から「さぬきうどん」「さぬきのぴっぴ」のハンドルネームで活動してきました。 趣味は音楽、将棋、オカルト、お笑い、2ちゃんねる。 1人でいる時間が好きです。1人でいる時間が好きな人も好きです。でも、1人でいる時間が好きな人と「面白い!」「楽しい!」を共有できる時間はもっと好きです。→詳細はこちら