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松坂、杉下臨時コーチからの脱力フォームのススメ

2018年2月8日 紙面から

杉下臨時コーチが見る中、ブルペンで投げ込む松坂=北谷球場で(小沢徹撮影)

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 中日・松坂大輔投手(37)が7日、レジェンドから「高めとリラックスのススメ」を説かれた。今キャンプ3度目のブルペン入りとなった松坂に杉下茂臨時コーチ(92)は制球よりも「高めを投げた方がいい」と助言を送った。

 力強い球がミット目がけて走っていく。横浜高の先輩・中野ブルペン捕手を座らせて腕を振り続けた。直球にカーブを交えて今キャンプ最多の66球も、中野ブルペン捕手の計算が67球だったと主張。報道陣の集計より1球多かったことに「先輩の顔を立てて67球にしておいてください」と笑みを浮かべた。

 多くは低めにまとめたが、高めに大きく抜けた直球が2球あった。杉下さんは「しっかりコントロールできているから、抜けるボールが少なかった」と第2クールの滑り出しを評価した。一方で、高めで打者をきりきり舞いさせた全盛期を思い浮かべながら「高めをもっと投げた方がいい。制球は打者を立たせてからでもいいから」とも指摘。低めやコースへの投げ分けは打者と向き合った時で十分と説いた。

 中日初優勝時(1954年)のエースで通算215勝の「神様」は、脱力フォームも勧めた。「無理して低く投げようと思った時に、引っかかるようだった。『高めにゆったり投げた方がいいよ』とは言った」。15年に手術した右肩を踏まえたアドバイスに松坂もうなずいたという。

 

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