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【プレイ感想】ダブルナイン

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ダブルナイン


2~4人用 年齢対象:4歳~大人 カードサイズ:55mm×91mm
所要時間:15分
スキルを使って最強のコンビを結成します
ゲームデザイン:H1R0
イラスト・カードデザイン:プラネ
(Amazon商品紹介より)


 妄想ゲームスさんの最新作。

 こちらのメーカーではお馴染みの「手札一枚にドロー(引き)一枚からの一枚捨てつつ能力起動」型。

 今度は「2ケタの数字」の作成を競います。

 ライブラリにはそもそも0~9の数字は各2枚ずつしか入っていません。
 また、それぞれの数字にもかなり個性的な能力が割り振られていて、毎回毎回ダイナミックに場が動きます。

 マニュアルを読んだ最初の感想は「このゲームはどの程度プレイ介在余地があるのだろう」と言う点でした。

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 当然、手札に来たカードのどちらを使うかと、どの様に使うかの2点を持って「プレイヤーの介在余地」になる訳ですが、元々プレイヤーの手札はたった一枚。

 マージャンで言うところの「手なり」以上のプレイは中々難しいです。長期的な戦略…は大げさでも自分が出したカード同士のシナジーを考えても2手先が限度ということになります。

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 ただ、全体を読んでカウンティングをし、常に「のるかそるか」でビクビクしていなくてはならない従来2作のチキンレースゲームに比べると、「手」「進行」が常にそのターン内で完結して簡単に結果が出るので、「気楽に」遊べるかも…と期待は出来ました。

 また、「敗者を決定する」「負け抜け制」ゲームではなく、全員が最後まで楽しめるのも前2作までと違うところ。
 これは楽しそう。

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 そんなこんなで3人プレイをしてみました。

 プレイしてみた第一感想は「よく出来たパーティゲーム」というところ。

 何しろ「脱落」が無く全員が必ず最後まで遊べます。

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 一番気に掛けていた「プレイ介在余地」ですが、…そこそこあります。

 といっても、思い通りにはほぼ動けず、しかも「ライブラリを引き切って、最後の一枚まで使い切り」であるため、ラスト一手前までかなり強い数字が出来ていたのに、最後に残った一枚を配置してしまったがために、他プレイヤーに「逆転」されてしまう…なんて場面も。

 なんだけど、そこまで腹は立たないというか…。

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 逆転性が高いともいえますしね。それは「逆転され性が高い」ということでもありますけども。

 いい意味で「キリキリ考えても仕方が無い」というパーティゲームに仕上がっていると思います。

 運6割・実力1割・ほか3割…みたいな印象でしょうか。ほかってのは他プレイヤーの干渉(インタラクション)ですね。

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 場が温まっていて、気の置けないメンバー…それこそ親友たちや家族など…と一緒にプレイすれば相当盛り上がると思います。
 これまでのゲームに比べて若干テキスト偏重なのでこの頃のアナログゲームに慣れていない人は1回目は練習と割り切って、そこから2本先取勝負!くらいがいいバランスじゃないでしょうか。

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 何故か「ドキドキボム」にあった箱裏のQRコードや解説が無くなっていたりはするものの、オシャレなアートワークがとても素晴らしい仕上がり。

 先日のゲームマーケットで、唯一試遊なしの「信用」のみで買ったゲームだったりしますが、値段分の価値はあったというところでしょう。

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ふうせんゲーム
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ドキドキボム-DOKIDOKIBOM
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