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ジョー、浦和から2発決める 左足まるでバズーカ砲!

2018年2月8日 紙面から

左足で強烈なシュートを打つFWジョー(中)=沖縄県南風原町の黄金森公園陸上競技場で(青山直樹撮影)

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 沖縄・南風原町で2次キャンプ中の名古屋グランパスは7日、黄金森公園陸上競技場で浦和との練習試合(45分×4本)に臨み、4-4で引き分けた。元ブラジル代表FWジョー(30)が2ゴールを決めるなど、昨季のアジア王者を相手に能力の高さを披露。開幕に向け、新エースが着実にギアを上げてきた。

 王国の誇るストライカーが国内1号、2号をアジア王者にたたき込んだ。1本目の34分、和泉の右クロスに飛び込んだのはジョー。191センチの巨体で浦和のリオ五輪代表DF岩波を吹き飛ばし、強引に頭でゴールへとねじ込んだ。

 2点目は2本目4分。和泉が前線でボールを奪うと、中央への低いクロスをジョーが難なく押し込んだ。そして同45分。ゴール前でシャビエルの横パスを受けると、左足からまるでバズーカ砲のような一撃。日本代表経験のあるGK西川が何とかはじいたが、規格外の威力に観客がどよめいた。

 主力組は3-3と打ち合って引き分け。ジョーは「難しい相手だったけど、強い相手から2ゴール奪えてうれしい。80%くらい仕上がってきたね」と納得の表情。空中戦の強さ、体格を生かしたキープ力は際立つ。「ほかのブラジル人の支えもあって、チームや日本のサッカーになじんでいる。自分でもビックリしてるよ」と笑った。

 マッチアップした浦和の日本代表DF槙野は「彼の強さが出るのはペナルティーエリア内だと思う。まだ環境に慣れてないと思うけど、決められた。これからもっともっと怖い存在になる」と警戒。西川も「左足のパンチ力がある。ポストプレーで起点にもなれる」と能力の高さを認めた。

 

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