私が音声入力しているもの
情報管理LOGの@yoshinonです。
昨年ぐらいから音声入力にハマって様々な方向性を試みています。
色々試す中で音声入力に向くもの、逆に音声入力に向かないものというのが、おぼろげながら見えてきました。今回は、音声入力の得意分野と不得意分野に書いていきます。
※この記事は、半分ぐらいを音声入力で書いています。
【 私が音声入力しているもの 】 1.私が音声入力しているもの 2.音声入力に向いているもの、向いていないもの |
この1年ぐらい音声入力できるものは、なるべく音声入力でやるようにしています。それは、音声入力の可能性が大きいと思っているからです。
とはいえ、なかなか音声入力を人前でやりたいかというと、他の人たちも書いていますが、なかなか恥ずかしいですよね。なので、なるべくする場所を限定しながら取り組んでいきますが、それでもこの速度感に慣れてしまうとなかなか元に戻る事は難しいです。
それでは、どのような場面で実際に音声入力を使っているかについて挙げていきたいと思います。
・Wunderlistへのタスク入力
・Googleの検索
・読書メモ
・ブログの記事(30%ぐらい)
・アイデアメモ
それでは、一つずつ見ていきましょう。
Wunderlistへのタスク入力
Wunderlistのタスク入力に関してはほぼ半分以上音声入力でやっています。
タスクに関しては頭の中からするりと抜け落ちてしまわないうちにどんどん入力しないと忘れてしまうので、その時は音声入力でやったほうが圧倒的に効率が良いのです。
Googleの検索
これに関しては、Googleの音声検索を使っています。
疑問に思った時や、調べたいと思ったときにすぐに検索できる速度感に感動するはずです。
これに関しては割と人前で使ってるかもしれません。
読書メモ
これは、昨年末ぐらいからやり始めたものです。
実際に読書メモするときに気になった箇所や残してきたもの、また思いついたことなどをどんどん音声で入力するのです。そうすると、読書を妨げることなくメモを残すことができるのです。これは読書メモに関する革命になったのではないかと思っているくらいに便利です。今までやっていたiPhoneのメモ帳などを使ったメモなどを比べると圧倒的に読書を妨げることなくできるのでこれは皆さんにお勧めしたいです。
ブログの記事(30%ぐらい)
ブログの記事に関しては、全てを音声入力と言うわけではありません。おおよそ大体30%位かと思います。それでも、音声入力をすることによってかなり速度感が増してきたような気がします。どういう場面で音声入力をしてるかと言うと、ブログの記事の「断片」を書くときに使っています。構成やタグなどは、音声入力向きではありません。それでも、断片を書いておくことによって、最初の1行を書く心理抵抗が、どんどん下がっていくので、書くのがラクになるのですよね。そういう意味では、現在の30%というのは、案外合っているのかもしれません。
ちなみに、この記事に関しては、80%ぐらいを音声入力しています。
アイデアメモ
アイディアメモに関しては、圧倒的に音声入力の方が多いです。なぜならばタスク入力にも言えることなのですが、頭の中からアイディアがすり抜ける前に残さなくてはいけない時に、筆記用具やキーボード等を探さなくてはいけないという手間が省けるからです。よく筆記用具を探してる間にアイディアが失われてしまうということが往々にしてあったので、音声入力を使って書いてメモを残すことにしてからは、そういうことがほぼなくなりました。
最近は、Todayee voiceというアプリで入力することが多くなってきました。
こうやって書いていくと、音声入力がかなり万能なもののように思われますが、しかしそうではありません。むしろ、音声入力をやっていくとどんどん音声入力が難しいなと思われる場面が出てきます。そのあたりを整理して書いていきます。
<音声入力に向いているもの>
音声入力のキモは、速度感です。したがって、音声入力においては、「思考の速度」でアウトプットする方が向いているのです。例えば、上で挙げたアイディアやタスクなど忘れてはいけないもの、頭からどんどん忘れ去られてしまうものです。そういったものが音声入力に向いてると考えられます。
また、大まかに文章書き上げるといった場面では、大いに力を発揮すると思います。細かな誤字脱字、変換ミスなども気にせずに、まずは文章量を増やすという段階では、非常に高速にできるので、オススメできます。
<音声入力に向いていないもの>
逆に音声入力に向いていないなと思うものもだんだん見えてきました。
それは「論理的な構成を必要とするもの」です。結局、音声入力の場合どうしても声を出す必要があるので、論理的に組み立てながら、カットアンドペーストなども用いて、試行錯誤の上でアウトプットするわけではありません。むしろ、頭の中に浮かんだ文章をどんどん出すという感じです。したがって、そこに必ずしも論理的な要素が入るというわけでは無いのです。むしろ若干文脈が支離滅裂だったり、後から手直しが必要なぐらいに論理的に破綻しているなどということも往々にしてあるのです。人の会話を聞いていたら分かると思うのですが、実際の会話を聞いてみると前後の文脈が合っていなかったり、突然飛躍していたりすることがありますよね?むしろ、会話というのは、そういう飛躍や論理的な前後関係などを無視した中で成立していることが多いのです。
「そんなことないよ~」
と思う人もいるかもしれませんが、友人との会話を録音して後から聞いてみたら、びっくりするほど、飛躍や前後の文脈からの逸脱が見られるはずです。また、街中で他の人たちの会話を聞いても、同じ現象が見られるはずです。
頭の中から思考を引きずり出す道具なのです
音声入力を使ってきて、ますます上で書いたようなことをはっきりと思うようになりました。頭の中で浮かんでは消える「思考のかけら」を無理やりに引き出す道具、それが音声入力なのです。したがって、必ずしも音声入力は万能ではないのです。しかし、向き不向きを考えて使うとこれ以上強い武器は無いのではないかと思うのです。
そういう意味でも、このじいさんはスゴいわと素直に感心してしまいます。
音声入力に関心のある人は、ぜひ読んでみるとよいですよ。
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