久しぶりのBlogです。
チケット再販を巡っては、この半年くらいで大きな動きがありました。

(積極的にテンバイヤーを支援した)チケットキャンプの閉鎖

昨年11月のヤフオク規制強化

転売目的の意図を隠して大量にチケットを購入したケースが詐欺罪として摘発、有罪確定した事案

などによって、ファンクラブやプレイガイドの名義貸しなどを伴う
大規模ないわゆる「テンバイヤー」については、この数ヶ月で激減しました。

次はおそらくBOT等で大量にチケットを取得している業者が
威力業務妨害罪を適用されると予想しています。(eg. 岡崎市立図書館事件)


当社チケットストリートや、専業他社については
古物営業(チケット商)の許可を得た上で、古物営業に準じた本人確認を行っているため、
反市場的な売り手が入り込む余地はありません。

実際、チケットキャンプがなくなり、ヤフオクのチケット取扱高も激減していますが
弊社の取扱高はそれほど増えていません。恐らく専業他社も同様だと思います。

ではなぜ「テンバイヤー」なるものが未だに、声高に非難されるのか?

それは、

「あなたにチケットが当たらないのは、
テンバイヤーが買い占めてるからですよ」
と言っておけば、
抽選に外れたファンの怒りをそらすことができる


からです。


たとえば
「ライブに空席ができるのは転売のせいだ」
という話がありますが、本当でしょうか。

払い戻しは受け付けず、
転売も許可しない

そんなチケットを何ヶ月も前に売ってたら、そりゃ来れなくなる人もいますよね。

そういった話をすべて「テンバイヤー」という妖怪のせいにする。
とりあえず目先の批判はかわせます。

頭いいですね。

また近々、続きを書きます。