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SaaS は IT に詳しくない人こそが恩恵を受けられる

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IT の進化がどこか怖い、ついていけるか不安と思っている方のための記事です。

多くの人が、IT に苦手意識と恐怖感を持っている…?!

こんにちは!work plus 編集長兼人事のなべはるです。
少し前に、他社の人事が集まる交流会で、こんなことを言われたことがあります。

「いろいろなツールを使いこなしているようですが、IT にはもともと詳しかったんですか?」

と。また、別の方にはこう言われました。

「なべはるさんのように IT に詳しくないので中々 SaaS の導入が進まなくて…」

ふむふむ…。わたしが IT に詳しいかどうかは後述するとして、どうやら新しい SaaS を選び・活用することに苦手意識を持っている方が一定数いるのだな、と感じました。
時代の流れとして便利なツールを使ったほうがいいと頭では理解していても、苦手意識からなかなか実行できていない方も多いようです。
AI にビッグデータ活用、IoT や ●●Tech などのトレンドワードにワクワクする前に、「ついていけるかが不安だ」と感じる方のほうが多いのが実態なのかもしれません。

そこでこの記事では、IT に詳しくない方が SaaS などの IT 活用にどう向き合えばいいのかをわたしなりにまとめてみたいと思います。読んだらちょっとだけ、将来への不安が晴れるかもしれません。

SaaS は IT に詳しくない人こそ恩恵を受けられる

まず最初に一言。
安心してください。SaaS は IT に詳しくないあなたのような方のために作られたものです。なぐさめでもなんでもなく、事実として。

そもそも、わたし自身はほんとうに IT に疎く、テレビの録画予約ですら手間どって妻にやってもらうレベルです。そんなわたしでも、今では仕事に10以上の SaaS を活用しています。

workplus.feedforce.jp

今となってはこれらの SaaS なしにわたしの仕事は成り立ちません。
では、IT に疎いわたしがなぜこれらの SaaS を使えているか。それは、これらのサービスが IT に詳しくないわたしのような人をターゲットにしているから にほかなりません。

例えばお読みいただいているメディア「work plus」は、はてなブログで運営しています。一昔前だったら、メディアを立ち上げるにはエンジニアやデザイナーの手を借りてがっつりイチから作るしかなかったわけですが、はてなブログを使えばわたしのようにプログラミングができない人でもメディアを立ち上げられるようになりました。
採用管理システムも同様です。これまでであれば候補者のステータスや連絡を一元管理するには、Excel で複雑なマクロを組むか自分でプログラミングしてシステムを作るしかなかったわけですが、今では安価で使いやすい SaaS を利用すれば、わたしのような IT の知識がない人でも応募者管理を簡単に行うことができます。
労務管理システムも営業管理システムも同じです。すべての SaaS はこれまで IT に詳しい人にしかできなかったことを、詳しくない人でもできるようにしたものなわけです。

IT に詳しいから SaaS を使えているわけではなくて、IT に詳しくないからこそ SaaS のメインターゲットであり、恩恵を最大限受けているとも言えます。
特に最近の SaaS は直感的で分かりやすい UI のものが多く、利用するのに専門知識は必要ないことがほとんど。利用するハードルはどんどん低くなっています。

まずは個人利用からでも、試してみよう

ここまで読んでいただいて、SaaS 利用の心理的な障壁が少しでも和らいでくれたなら嬉しいです。

ただ、急に会社で SaaS 導入を進めるとなると費用対効果の算出や稟議、比較検討などの壁が立ちふさがり挫折してしまう方もいるかもしれません。
そこで、まずは個人で利用できるものから試してみて、仕事や日常の中で SaaS や IT を利用するということ自体に慣れてみるのはいかがでしょうか?
例えば下記のようなツールの多くは無料で利用を始めることができます。

  • 日々のタスク管理を手帳からタスク管理ツールに移行してみる
  • 紙でつけていた家計簿の代わりに家計簿アプリを使ってみる
  • 学習アプリを使って読書や勉強の記録をつけてみる
  • 家族との連絡にチャットツールを導入してみる

などなど…。
ポイントは、現時点で日常的にしている何かをツールに代替する、という発想です。今やってないようなことをツールを利用して無理に始めようとしてもたいていうまくいきませんのでご注意ください。

そうして日常で SaaS や IT を利用していると、そのうち今の業務の●●が無駄なので SaaS を導入したい、と具体的にイメージできるようになると思います。

このようにしてテクノロジーを活用することで仕事の成果が上がり、本来人間がやるべきクリエイティビティを発揮できる仕事に集中してもらうことこそ、私たちが目指す誰もが豊かに働ける社会です。
IT に詳しくない人にも私たちのミッションを届けたいと思いこの記事を書きました。興味を持ってくださった方は、下記のミッションについての記事もお読みいただければ幸いです。
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