「いいな」を届けるWebメディア

Twitterで話題 エンタメ

2017年11月27日 更新

『阿部寛のホームページ』が移転!懐かしデザインを「文化財指定にすべき」の声

俳優・阿部寛さんの公式サイト『阿部寛のホームページ』をご存知でしょうか。

「阿部寛のホームページ」のスクリーンショット

出典:阿部寛のホームページ

『阿部 寛のホームページ』は、インターネットが日本の家庭に導入されてから約20年が経過するにもかかわらず、トップページに配置されたメニューやコンテンツはテキストリンクが中心。背景デザインも“ABE Hiroshi”の文字を並べただけの省エネを貫き、なんとも味わい深いデザインが印象的。

一方、メディアへの出演情報などは常に更新されており、例えば現在のトップページには10月22日(土)からスタートする『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK 総合)の最新情報が記載されています。

いずれにせよ、インターネット黎明期によくみられたシンプルなページデザインは、普通であれば「ダサい」「時代遅れ」など心無い言葉を浴びせられるところですが、逆に「深い」「ノスタルジック」「癒される」などと形容され、ネット上でも親しまれてきました。それもそのはず、日本を代表する人気俳優・阿部寛さんです。

阿部寛

写真撮影:FEELY

歴史遺産と愛される『阿部寛のホームページ』

きっかけはファンサイト→後に公式サイトへと昇格。

実はこのサイト、元々は阿部寛さんのファンが作成&運営していた「ファンサイト」だったそう。それがいつからか事務所が公認する運びとなり、公式サイトへと昇格。ただ、当時の名残惜しいフォーマットが今も使われ続けているのです。ファン思いだ(「管理者」ページにも所属事務所の協力と承認を得て作成していると記載されています)。

サイト移転も、デザインはそのまま。

今回、注目が集まったのはニフティ株式会社のホームページサービス「@homepage」の終了。このサービスを介して運営されていたという『阿部寛のホームページ』のデザインは移転に伴い、リニューアルされるのでは?と懸念されていました。

しかし、新サービス「LaCoocan(ラクーカン)」に移行しても、バトンを渡すようにデザインは継承。これが確認されたことで、ネット民一同ほっと胸をなで下ろします。

ツイッター上では、肩の荷が下りたのか「末永く続いてほしい」「文化財指定にすべき」と、今後の『阿部 寛のホームページ』の未来に期待を寄せる声が目立ちました。

※阿部さんと同じ事務所「茂田(しげた)オフィス」に所属している名取裕子のホームページも同様のデザインだと紹介されていました。

名取裕子のホームページ

出典:名取裕子のホームページ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

FEELYの最新情報をお届けします

この記事に関連するキーワード

こちらもおすすめです

今、あなたにオススメ
Recommended by