秋篠宮家の眞子さまと小室圭さんとの結婚の日取りが、延期されることになりました。天皇陛下の代替わりの行事があることや、充分に結婚の準備をしたいというご意向で2020年に。
一方で小室圭さんのお母様の借金トラブルと宗教問題について、週刊誌がさかんに書きたてています。
これについては婚前調査をする時間がないまま、交際をNHKがすっぱ抜いたことを指摘する論考がありました。
結婚前調査について、庶民の私が婚約当時のことを勝手にふり返ります。
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仲人口はあてにならない
「とても真面目な男性でね、資産もおありなのよ、事業家の2代目で申し分のない家柄よ」
かつては世話焼きなオバちゃんがいて、縁談話を持ち掛けたものです。
お相手の長所ばかりを言い立てて、いざ結婚したらなんと隠し子がいた!
そういうことがないように、結婚前にお相手の身元調査をすることは、私が結婚した19887年当時はよくありましたね。
地元同志なら、探偵などの専門業者に依頼はしないで、相手の実家の近所で聞き込みをすることが多かった。お金が掛からず、おおよそ掴めるので。
- 家族構成
- 親の人柄
- 兄弟姉妹の事情
- 持ち家や田畑、貸家など不動産について
- 親族の経済状態
- 自殺者の有無
- 仕事
- 宗教
- 早死の傾向があるかどうか
田舎だとそれとなく聞き出しただけで、以上のことがわかることがあるのです。
近隣の人とはトラブルを起こさない方がいいです。
悪い噂をまき散らされたら、子どもの縁談に障ることがあるかもしれません。
ちなみに私が住んでいる東北は、西日本と違い 部落問題はあまりありません。
東北はヤマト王権に制服された1000年前から、俘囚(ふしゅう)を長として統治されました。元からの民は蝦夷(えみし)だし、ある者たちは奴婢(ぬひ)として連れ出され、奈良の大仏建立などの工事に従事させられた歴史がある。
縄文人は狩猟の民なので、その末裔は猟師や漁民を低くみることもありません。
調査の相場は?
いまは恋愛結婚のほか、婚活カフェなどの交流をきっかけに結婚に至るケースも多いでしょう。
交際期間が短いとき、不審を覚えてお相手のことをよく調べたいときは興信所や、探偵事務所を利用することも少なくないと聞いています。
- 犯罪歴の有無
- ギャンブルや借金
- 家族や親せきに暴力団関係者がいるか、いないか
- 過去の異性関係
結婚は慎重にしたことが良い結果を生むこともあります。慎重になり過ぎて、時期を逃して未婚のままという方が多い昨今ですが。
さて、本題です。プロに依頼した場合の費用はいくら?
結婚相手の簡単な風評のみだと15万~30万円
家族構成の把握や親族全体の調査は30万~50万円
金銭面や素行などをふくめた徹底調査は100万円をこえることも。
こういう調査で結婚詐欺師であることがわかったケースがあるそうです。
若い人だけでなく、このごろは後妻業に励む妙齢の女性もいるので、独り暮らしの高齢男性がパートナーを求めているときこそ、必要かもしれませんよ。
一服盛られたり、練炭を室内で燃やされたりしてからでは遅いから。
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後から知って驚いたこと
結婚してから10年以上を経たとき、お酒が入った席で夫の兄から言われたことがあります。
「貯め代さんのお父さんは、若いとき左官の見習いをしたことがあるんだってね」
え~、父が?
口先はうまいけれど、汗水流して働くことがキライな父がですか?
父は、婚前調査のとき左官時代の同僚を頼ったみたい。その人は夫の実家とそれほど離れていない所に家があるのです。
そして、私が生まれる前に、左官屋になるための修行をしたのは事実だったようです。
「貯め代さんの実のお母さんは、とても気立てのよい人だったと、当時を知る人から聞いた。お父さんの女性関係で離婚され、気の毒だったとその人は話した」
そんなわけで父の意外な過去を知ったというのが、婚前調査にちなむ思い出です。
30年近い前は知人の紹介や見合いのため、軽めの調査でも間に合う、のどかな時代でした。
ちなみに私は結婚して『良かった派』です。夫がギャンブルをしない、年収低いけれど真面目に働いてくれる、それで御の字です。
なお、この記事は全くの個人の見解であり、婚儀については地方により異なります。不愉快に感じた方がいましたら、ごめんなさい。
そして、眞子さまが末永く幸せでありますように、心から祈っています。
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