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あなたにも起こる「知らぬ間に利用されて死刑」の恐怖

2014年9月14日 12時06分 (2014年9月19日 11時32分 更新)
言葉の通じない海外で勾留されるだけでもその不安は計り知れませんが、死刑までありうるとすると精神的に非常に恐ろしい状況であることが想像されます。

●2…あなたもいつ引っかかるか分からない
多くの人は、自分は貿易などしないから関係ないと思っているかもしれませんが、それは間違いです。
2~3年前から恋愛感情を利用して覚せい剤などの密輸を行わせる「ラブ・コネクション」と呼ばれる手口が摘発されるようになってきました。
多くの例では、日本人女性がアフリカ男性に誘惑され、アフリカなど外国に呼び出されて、帰国時に荷物を預けるという手口です。
例えば2009年9月には、ある女子大生が、ナイジェリア人の男性と神戸市で恋愛関係になり、男性のアフリカの実家を訪れた際にプレゼントされたスーツケースの二重底から2.7キロもの覚せい剤が関西空港にて発見されました。
結局この女子大生は、事情を知らなかったということで不起訴になりましたが、もし出国するナイジェリアで発見されていれば、外国で勾留・起訴されていた可能性もあるのです。
男性であっても、いいバイトがある、無料で海外旅行に行ける仕事だなどと勧誘して、薬物を輸入させる昔ながらの方法もあります。このようなケースでは、話がうますぎますので、大抵違法薬物輸入の認識があったと有罪とされるのが一般です。
日本の裁判であれば、2~4キロの覚せい剤の輸入ですと約7~8年の懲役と400万円程度の罰金が科されます。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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