最近、本屋に行くと『闘争領域の拡大』の文庫版が平積みになっている。
売れているのだろうか。
経済だけでなく、恋愛というもののエグい格差を告発したような内容だ。
すでに単行本は販売されていて、ネットに粗筋や解説が溢れている。
そのような本が、もし売れ行きが良いのなら日本の人間というのは相当なほど容姿格差というものに何か考えがあるということだろう。
街を歩けば、よくわかる話である。
視力が落ちたのだろうか。
もはや、容姿というのが自己実現の9割を占めているのかもしれない。
就職活動という、エゲツない競争に身を投じている自分には容姿というもので苦しめられるのだろう。
どこまでも、皆苦しみ溢れる営業職などや汚い仕事を避ける世界だ。
自分は、どこまでも勝ち目がない闘争領域 恋愛と就活というもので敗戦し続けないといけないのかもしれない。