オタクがよく使う言葉に、n番煎じという言葉がある。「n番煎じですが、書きたかったので書きました!」といったような感じで、おもにネタかぶりへの配慮を兵源するのに使われる。これは「二番煎じ」から派生したスラングで、「何番目かすらわかんないくらいとにかく大きな数字」として「n」が使われている。ここからさらに派生して、「n」という言葉は「とにかく大きな数字」として使われている。「キンプリが好きすぎてn回も見たわ」「わらびもち旨すぎ。n個食べたい」のような感じ。
私見だが、この「n」というのは、たぶん高校で習う数学的帰納法のイメージからきてるんじゃないかなと思う。1、2、3、………n……というような表現をよくやるので「n」というのが「漠然と大きめの数字」として共有されたんだと思う。ここまで読んで変なのと思った人は多いと思うが、元ネタ?の「n」は任意の数であって任意の大きな数字ではない。だからなんか、「n番煎じ」「n回も」というスラングを見るたび、なんだか居心地の悪さを感じている。
自分のあとにも誰か続け、 数学的帰納法のようにな って意味が(無意識的にしろ)こめられてるもんだと思ってたが
今度からk+1番煎じって言お
数学では、nを使って「任意のn」というと、任意といいつつ大きい数を考えているというニュアンスが入る (逆に「任意のε」というと、任意なのにεは小さい数という感じになる)。 具体...
確かに 任意のx は、すっごく未知の数って気がします!
自然数(natural number)のnじゃ無かったのか…
natural numberのnで合ってるよ。 「任意の自然数nに対して」って数列の収束とかで頻出の表現だから、 nが不定な文脈でnを使うとなんとなく大きな自然数のような感じになる。