皆さま、お気づきでしょうが、コメント投稿がたくさん寄せられるのですが
ほとんどはすぐ削除されます。その中には、面白いものもあり、削除は残念で
す。通常、1日10本ぐらいのコメント投稿があっても生き残るのは2、3本です。
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こんにちは、ゲストさん
皆さま、お気づきでしょうが、コメント投稿がたくさん寄せられるのですが
ほとんどはすぐ削除されます。その中には、面白いものもあり、削除は残念で
す。通常、1日10本ぐらいのコメント投稿があっても生き残るのは2、3本です。
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以下のようなコメントがありました。
[ hir***** ] 2018/2/3(土) 午前 8:15 私には,小林秀雄の”文章”に,いつも苦しめられた嫌な思い出があります。 高校時代の国語の試験問題の定番メニューとして出てきた文章の作者であった作家や 評論家(私の記憶では,その代表格が小林秀雄でした)や随筆家などの文章の中に, 実は論理の不完全な,また,文脈と論旨が不明快な "悪文の典型" があることを, 高校卒業後の大学生活の中で知り,腹立たしく思ったものでした。 私の記憶では,”悪文の常習者”である小林秀雄は,決して文芸評論家などとは 言えません。 2013年1月の入試センター試験の国語では,小林秀雄の文章が出題され,やはり, 受験生の平均点が低くなりました。一体,その出題者は受験生に何を要求したかった のでしょうか。 出題者自身は高校時代に"小林秀雄の悪文” に苦労させられたことが なかったのでしょうか。 出題の原典の著者自身も正解を出せないような,国語の大学入試問題に,自分を 含む高校生は(そして出題者も)騙され,困惑させられていたのではないでしょうか。 1987年に清水義範氏による「国語入試問題必勝法」なる小説が話題になったことが ありましたが,。。。。 大槻からの回答 たしかに文芸評論家 小林秀雄の文章は深い哲学、文学に根ざした 文章ですから難解です。それも彼独特の皮肉、揶揄、ジョークが含 まれていますかからなおさらです。私も小林秀雄の哲学は同意でき ない部分が多く、好きではありません。 しかし小林秀雄の文芸評論の業績はすごいものです。『ドストエ フスキイの生活』などは実にすばらしく、この評論を読んではじめて ドストエフスキイが世界最大の小説家であることが分かります。 そうでなければどうして 日本芸術院賞 日本文学大賞 文化勲章 など数多くの賞が与えられたのか。正当に評価されたなら当然ノーベル 文学賞も与えられたはずです。 -- |
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最近のように科学が極度の高度化、専門化されると一般
市民との断絶が激しくなる。物理学会総会の研究発表会に 出席しても自分の専門分野の隣の会場を覗けば話の内容な どさっぱり分からないという『悲劇』が起こる。専門家と 称する人たちですらこの有様であるから一般市民と専門研 究者の断絶は言うに及ばずである。 そこで最近幅を利かすのがいわゆる『科学評論家』の類 である。『科学史家』と呼ばれる人たちもこの種の科学評 論家と見なされる場合もある。この種の科学評論家は、物 理系大学院などを終了、博士号すら所有している。 もちろんこの種の 評論家は何も物理科学に限ったことで はない。よく耳にするのは文芸評論家とかで美術、音楽評 論家である。とくに文芸評論家は高く評価されている。太 宰治が自分の作品に対して文芸評論家の評価をいかに気に して一喜一憂していたか、は有名な話である。 例えば文芸評論家,政宗白鳥は当時転換期にあった自然 主義文学を切り捨てた『自然主義盛衰記』を書いた。文 芸評論家小林秀雄は『ドストエフスキーの生活』を書き 日本のドストエフスキー研究の草分けとなった。いずれ も文化勲章を受章した。有名なのは『チャタレー夫人の 恋人』の伊藤整である。これが発禁本となり裁判にかけ られ文化勲章はもらわなかったが日本芸術院賞、日本文 学大賞を受賞した。 一方わ が科学評論家はどうしたか。科学啓蒙本は書いて も、科学研究はやらない。科学の潮流を批判して、科学史 全体を一新するような科学評論家は出ない。文化勲章の候 補にもならない。考えてみればそれは到底無理な話なのだ。 それは何故か。 科学評論をやるからには科学の最先端に精通していなけ ればならない。そのためにはその最先端の研究者でなけれ ばならない。しかも科学評論家なのだから一分野だけでな くすべての分野の最先端にいなければならないのだ。朝永 振一郎、ランダウ、南部陽一郎は広い分野の最先端にいた。 それでも電磁流体力学や創薬量子力学は苦手だったかもし れない。つまりこの天才物理学者3人でも真の科学評論家は できなかったのだ。 科学評 論家は科学啓蒙書をチョコット翻訳しただけで、 科学評論家となり、あるいは自分でそう名乗る。しかし、 これは文化勲章クラスの文芸評論家、音楽評論家などに比 べてあまりにオソマツな肩書である。自分のことで恐縮だ が先端物理から遠ざかり『物理学者』と名乗るのも気がひ ける。幸い著書も140冊以上も書いたし、パリティの編 集長もやらせてもらっているから『科学評論家』と名乗っ たらどうか、とわがマネージャーが冗談まじりに勧めてく れたことがある。しかしこれはきっぱりと断念した。文芸 評論家、小林秀雄の業績に恥ずかしくなったからだった。 (丸善科学月刊誌『パリティ』より部分転載) |
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サイパン親子理科教室の皆さま
サイパン親子理科教室はおかげ様で無事終了いたしました。 ご協力ありがとうございました。子供たちが理解してくれた どうか、と心配しております。その心配にはご両親におたずね するのが一番と考え以下のような『親子理科教室父母会』を開催 いたします。 日時 2月24日 12時から1時半まで 場所 ヒマワリ レストラン 費用 御一人チップを入れて15ドル 申し込み 補習校の世話人 塚越さま またはヒマワリ支配人 鈴木さま 父母の方はお二人でもお一人でも可能です。できればお二人 でのご出席をお願いいたします。申し込みの時お一人かお二人 かをお申し出ください。 |
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この教室についてAchanという方から以下のようなコメント投稿がありなした。
ご苦労様でした。
気楽に、楽しく親子理科教室の記事を読ませていただいておりましたが、よく考えてみると、サイパン在住の日本人は200人足らずでしょう。その内小中学生がいる家庭となると10家族前後?と言う事は殆どの家庭のお子さんが参加しておられたことになりますね。日本から遠く離れた島で、日本を代表する科学者大槻先生の話を身近で聞けるチャンスなど大変な幸運です。恐らく参加者全員先生の話が理解できたかどうかなど問題ではなかったでしょう。参加者の多くは、衣装懸命に勉強して先生の話が少しでも理解できるように大いに努力するでしょう。先生の話が子供たちにとっては掛け替えのない宝物です。今更ながら先生の社会貢献に脱帽です。 大槻からの回答
コメントありがとうございました。実際には私は今、このまま来年もつづける
べきかどうか迷っています。子供たちが私の日本語がほとんど理解できな
かったようなのです。ときどき英語を交えましたがその英語もよく通じていない
と思われました。
『モノが運動するときにはその運動にはいつも’勢い’(いきおい)というもの
ある、』と言ったとき、この勢いという言葉が分からないようでした。そこで
momentum
と書きました(スライド)。しかしこれも知らないという答え、そうかアメリカ俗語
しかダメなのか、と次に
pazazz
と書きました。しかしこれも知らない。お手上げでした。サイパンの現地学校は
一体何を教えているのか。
しかし子供たちが分からないという時、その責任は生徒ではなく教師にあるのです。
私は痛く反省しています。日本語も英語も不十分な生徒をどのように巧みに引き込む
か、私の実力が試されます。近く『親子理科教室父母会』を開き皆さまからのご意見
ご希望をお聞きする予定です。
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昨日土曜日、最後のサイパン親子理科教室を無事終わり
ました。登録者全員の出席者でした。いやむしろ親の皆さ まの数は増えていました。 今回は最後に 運動する物体の勢い(momentum) についてお話しました。勢いには二つの量があること。 運動量P=mv エネルギーE=mv2/2 いずれも質量が大きくなると大きくなること、速度が大き くなると大きくなることを2日前の草津白根山の噴石被害 を例に話を進めました。 エネルギーについては原発エネルギーと太陽光エネルギー の話をしました。とくに最近桐蔭横浜大学の宮坂教授のペ ロブスカイト太陽光パネルの大発見を話ました。 この新型パネルはこれまでの半導体パネルと比べて設置 費用が5分の1と安く『原発は安いから』という電力会社 の主張は総くずれになる。つまりこれからは原発は世界か らは無くなる時代になった、と主張しました。 これを含めてこの講座に出てきたノーベル賞クラスの日 本の研究の三つの話題を改めてのべました。日本には今4 0以上のノーベル賞候補があること、また日本は毎年のよ うにノーベル賞をとっていること、人口比でいえばこれは アメリカを追い抜いていて、世界一のノーベル賞国である ことを強調しました。 子供たちがこの4回の理科教室で科学に興味を持ち、将 来理系に進む人たちが一人でも多く出ることを期待すると 表明して話をすべて終わりました。 話を終わりましたらいつもは皆さまはすぐお帰りになる のに今回はどなたもお帰りになりません。どうしたのかな あ、と思っていましたら女生徒が二人、花束を贈呈してく れました。ハイビスカスとブーゲンビリアかと思いきや、 なんと大きな日本の菊の花(?)でした。皆さま、本当に ありがとうございました。 --
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年末特番『たけしの超常現象特番』の『脳スキャン』など
という超能力などまったくのインチキです。超能力などあっ たら『大学教授を辞める、名誉教授も返上する』と宣言し てきましたが、さらに『名誉教授返納だけでなく支給され た退職金もその超能力者に贈呈します』。自称超能力者よ、 ココロしてがんばれ! 今回の『脳スキャン超能力』は単なるマジック、それも 何の大したタネもない単純なマジックでした。わざわざオ ランダから呼ぶのだから相当の科学テクニックを使うもの と判断、入念な準備をしました。 私のiPADのPWを脳スキャンする、というのですからIP アドレスからPWを盗まれないように細工をしました。直前 にトイレに入りPWを変更してしまいました。しかも念のた めスタジオの階のトイレを使わず別の階でやったのでした。 本番が始まるとPWをこの紙に書けと紙を差し出した。私 はこれを拒否した。圧電紙の可能性があると思った。圧電 子はメールで送信できるからだ。くりかえし押し問答があっ たが私は自分の用意した紙を使った。 『見えないところではっきり書いてくれ』と言われたの でスタジオの隅に行って紙に書いたふりをした。(すでに トイレで変更したPWを別の紙に書いてポケットに入れてお いた)隠しカメラでPWを盗むことはできない。 さてこれからマジシャンは不思議な行動をとった。私の iPADを取り上げ私の反対側に持ってゆきそのそばに紙片を 置いたのだ。ここが一番怪しかった。iPADの表面を鏡とし て使ったな!とこのときすでに分かった。しかしこの種明 かしは十分実験すべきと判断してこの収録では触れなかっ た。 その後実験を繰り返すと照明さえうまくやればIPADの上 、斜めに持っていった紙のウラは見事に読めることが分か った。そこで念のため当日のスタジオスタッフに連絡、ど のような照明設定をしたかを聞いた。収録が始まったのが 3時半ごろだったが何とスタジオ準備は朝9時半ごろから 始まっていたというのだ。何と6時間も準備したのだ。そ の大半は『証明の位置変え』だったと証言した。 この一か月、本読者の方々の『マジック種明かし』の投 稿がたくさんありました。ありがとうございました。その 中で『マジシャンの右手の指先には先生の紙片があるがそ の右手に中に別の紙片が写っている、とのご指摘がありま した。これは同時にやった二人のタレントの書いたPWの紙片 です。しかしチューフディレクターからの連絡でこのタレ ント部分はカットする、とのこと。したがってこのような おかしなことが起こりました。(どこをどのようにカット したかは私は知りません、なにしろ自宅にはテレビがあり ませんから放送は見れないのです) いずれにしてもこの脳スキャンは超能力ではなく単なる マジックでした。番組内で『1か月ぐらいでマジックのタ ネは明かす』と宣言しましたがそのとうりマジックでした。 PWを当てられた瞬間,意外な、動揺した顔になったのは予想 した圧電紙やIPアドレスなどの高等科学テクニックでなかっ たからです。 マジシャンよ、制作会社よ文句があるか。たしかに『脳ス キャンという超能力があれば』もう一度対決せよ。もしあ れば名誉教授を返上して。。。千万円の退職金をあげるか ら(笑)。 |
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第3回サイパン親子理科教室が終わりました。第1回目から
だれも欠けることなく子供たちも父母さんたちも全員出席 でした。 第3回のテーマはニュートン力学第二法則でした。つま り 質量×加速度=力 という法則です。だれでも中学校で習います。 そこで加速性能は何で決まるかを話題にしました。もち ろん加速をつけるためには力が強ければいいのですが、こ こが苦しいところです。クルマのメーカーは年々加速性能 向上をアピールしますがその力の元になっているエンジン の性能などそんなに向上するものではありません。 そこで上の式を見てください。加速度は質量に反比例し ますから、クルマの重さ(質量)を小さくすれば良いので す。そこでクルマメーカーとそのクルマのボディを作る鉄 鋼メーカーはボディを薄く薄くして行きクルマを軽くした のです。子供が手で少しクルマの腹を押せば凹むほど! (まさか!?)。 ここに東大農学部が最近開発したセルロースナノファイ バーがあります。皆さま、あの、目の前にあるヤシの木の 強さを知ってますか。あのパカ台風の風速85mにもびく ともしなかったのです。これはこのセルロースの強さなの です。セルロースはたくさんの細いセルロースから出来て おりその細いセルロースはまたまたさらに細いセルロース で出来ている。ついに電子顕微鏡で見るようなナノサイズ のナノファイバーになる。 これがセルロースナノファイバーです。これは鉄より5倍 も強く、5分の1も軽いのです。だからこれでクルマを作れ ば強さ5分の1のエンジンで良いのです。小型車なら子供一 人でも持ち上げることができます。 今や『鉄の文化』は終わりました。セルロースの宝の山、 木材の文化に変わります。もちろんこれを発見した東大農 学部のの磯貝明教授は近くノーベル賞です。 -- |
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開設日: 2014/2/7(金)