c83e8535.jpg

教員採用試験の二次試験の結果が郵送されてきた。

実家にね。

そして母から電話があった。

「どうする・・・?」

「もう、覚悟できてるから、開けてくれや」

「・・・わかった」

「・・・」

「あー、ダメだー、不合格だわ・・・」

「そっか・・・。」

「まぁ、覚悟してたよ。正直そうだろうと思ってた。・・・またもう1年、チャレンジさせてもらっていいかね?」

「うん、頑張りな」

「次は必ず決めるよ」

 

不合格だった。

まただ。


今回、オレは前回の不合格から1年間で確かな力をつけてきたつもりでいた。
前回はまぐれで一次試験をパスできたけど、今回はばっちり実力でパスできると思ってた。それだけやってきたつもりだった。

でも、いざ試験を受けてみると、難しかった。
この1年でつけてきたオレの力って何だったんだろう?
オレの1年間を否定されたような気がした。
打ちひしがれた。

それでも、なんとか一次を突破し、二次に行けた。


自信のあった二次の面接。
面接は得意だと思ってた。
でも実際はあまりいい出来ではなかった。


そして不合格。


そりゃショックだよ。だけど、悔しいとは思えない。
悔しいことに。
正直、オレはまだまだ頑張らなきゃいけないんだと思う。
まだ英語教師としての実力、そして教師としての器ができてないんだと思う。

気づかされた。


いろんな人に支えられ、応援され、ここまで来た。
最大の恩返しは「合格」だと思ってた。
恩返しはできなかった。
もう1年、待ってもらうことになってしまった。

もう1年、やらせてください。

1年は長い。
頑張り続けるのはしんどい。

でも、オレはやる。次こそは、マジで次こそは決める。

やってやるよ。

大丈夫。

オレ、前向き。

また頑張るよ。

頑張り続けるよ。

その覚悟はできてる。

この仕事を選んだときから。

だって、ゴールは「合格」じゃないから。

応援、ヨロシクぅ!