2006-08-19 08:00:00

広島の校長自殺、労災認められる

テーマ:教育問題

 今日の産経の社説(主張)は 「広島の校長自殺 組合に改めて猛省求める」 であった。


 これは、7年前、国旗・国歌問題をめぐり広島県の校長が自殺したケースに労災の認定がされたことに対するものである。

 

 -青字産経主張より引用-

 この事件は広島県立世羅高校の卒業式の前日に起き、校長は「何が正しいのか分からない。自分の選ぶ道がどこにもない」との遺書を残したもの。同県教委の調査や国会での参考人質疑によれば、校長は連日連夜、国歌斉唱の中止を求める日教組傘下の同県高教組や部落解放同盟同県連合会などとの交渉に追われていた。校長がこれらの執拗(しつよう)な抵抗に悩んでいたことは明らかだ。

 私もこの事件は記憶にある。さらに、広島県について言えば校長の自殺はこれだけではない。3年前にも尾道市で民間からの校長が国歌・国旗問題で日教組参加の広教組に所属する教職員の非協力的な態度に悩んでいた。この二つの事件を思い出す度に何年経っても強い憤りを覚える。


 この二つの例を見ると、日教組は自分達の気に入らない校長であれば、自殺を考えるほど蛇の如く執拗に追い詰めるのかと思う。


 この産経の主張に、極めて重いくだりがある。


 今回の公務災害認定について、同県高教組委員長は「遺族の悲しみは何年たっても癒えることはないと思うが、一つの救いになればと思う」人ごとのように話している。自ら厳しく反省してもらわなければ困る。



 上記の「人ごと」というのはまさにその通りであろう。果たしてご遺族の前で同じ言葉が言えるのだろうか。今回の労災認定の対象となった7年前の校長の自殺も、3年前の民間校長の自殺もはっきり言って日教組に追い詰められ死を選択したと言える。この教育長の言葉には神経など通っていない。無神経そのものである。私はこの広島の二件の自殺について、自殺とは思いたくない。断じて「人ごと」では無い。一方の当事者である。それ以上は書かないでも多くの読者は理解してくれるだろう。


 今回の産経の主張では自殺ではないが、その他の例も紹介している。


 埼玉県立所沢高校で8年前、日教組とは別組織の組合に所属する教師や生徒会が校長主催の卒業式をボイコットした。6年前には、東京都国立市の小学校で、過激な教師の影響を受けた児童が、卒業式に国旗を揚げた校長に土下座謝罪を求める事件が起きた。

 この二件について、私は東京都と埼玉県では、紅衛兵を育成しているのかと思う程の出来事であったと思う。映画「ラストエンペラー」でも公衆の面前で、反逆者と決めつけた人に 「毛首席に謝罪しろ!」と詰め寄るシーンがあった記憶がある。国立市の小学校での出来事はまさにこのシーンを彷彿させるようなものではなかったかと思う。


 こんな教育の下に育った子ども達は一体どんな大人になるのだろうと考える時、不安な気持ちに苛まれるのは私だけではないだろう。


私の日教組に対する印象は次の一言で集約される。



日教組、百害あって一利無し。



百害じゃ少ないですか?

 


最後になりますが、自殺された2名の校長先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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コメント

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1 ■無題

日教組って恐ろしい団体なんですね。
コワーイ、まるで自殺強要集団みたい。
確か民主党の支持母体じゃないですか?

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