3月23日は世界気象デー。
まだまだ寒い。
徐々に暖かくはなってきているが、
まだまだ寒い。
そして、勘弁してほしい、花粉。
目も痒い、鼻も痒い。
鼻水止まらない。。
どうにかしてくれ。。
産まれてきてくれて、
2週間がたった娘ちゃんも、
よくクシャミをする。
それがまた可愛いクシャミなのだが、
「はっくしょん!!」て感じじゃないのよ。
『みぃっしゅん!』みたいなクシャミね。
もう、可愛いの!!
可愛いんだけど、心配なことが。
やはりこのクシャミ、
花粉のせいなのではなかろうか…
ハウスダストには気をつけている。
空気清浄機をブン回しているので。
それでもクシャミをするということは…
やはり、もしや。
もしや、もはや、花粉症?
何せ私、超アレルギー人間でして。
過去にアレルギー検査をしたところ、
スギ花粉の数値が振り切れるという。
診断用紙からグラフがはみ出る結果を頂いて…。
犬、猫はもちろん、ハウスダスト、
白樺、ブタクサ、そしてヨモギまで。
「あなたは一年中花粉やアレルギーに苦しめられる身体です。
一年中マスクをしていなさい。」
と医者に言われたほどだ。
奥様もこれまたアレルギー人間。
年がら年中、鼻をぐじゅぐじゅさせ、
アレルギーの薬は必ず飲まないと、
ガキ大将のように鼻を垂らしだす。
年中ほぼ垂らしっぱなしで生活をしている。
鼻の中が痒いらしく、
鼻の上から指で押し動かし、
ギュンギュン掻く。
家にいるときは「だぁー。もうやだ。」と言いながら、ティッシュを鼻に詰めて生活している。
そんな二人の子供だ。
アレルギー持ちはもう決定。
花粉症エリート決定です。
ある日花粉症の神がやってきて、
うちらにこう告げる。
『この子は、花粉症のエリート。
この子が誕生することを、
我々は心待ちにしてました。
さぁ、その子を渡しなさい。』
鼻にティッシュを詰めた妻が叫ぶ。
「やめて!わたしたちの子供よ!!」
(妻の手を離れ、ふわぁっと空中に浮かぶ娘。
あっという間に花粉症の神の手の上に)
「あぁぁ!!」
(あたりに撒き散らされる花粉)
「目が!!鼻がぁぁ!!」
『これはすごい。
もうすでに花粉をまとっている。
名前にも《花》という字が入っているではないか。』
「そ、それは…た、たまたまよ!!」
(これは本当。名前に《花》が入っている)
『強い。強いオーラだ。
この子こそ、神。
この子こそ、花粉症!!』
「やめてー!!!!」
…最悪であります。
さらに心配事はたくさん。
全身に蒙古斑が多いのは気のせいですか?
背中に親指くらいの大きさの赤い痣があるんですけど!!
耳の毛が濃すぎるんですけど!!
しゃっくりをよくするんですけど!!!
首元に小さなニキビみたいなのが出来てるんですけど!!!!
乳首の下に黒いかさぶたみたいなのができてるんですけど!!!!!
身体の皮が剥けてきて、荒れてるようになってるんですけど!!!!!!!
左目だけ二重なんですけど!!!!!
背中の毛が濃すぎるような気がするんですけど!!!!!
先生ーーーぇぇえ!!!!!!!
検診で見てもらうと、
すべて異常が無いようで。
赤ちゃんにはよくあることのようで。
それでも心配ですよ。
お父さんは心配です。。
なによりも、先生。
可愛すぎるんですけどーー!!!!!!!
どの雑誌の表紙を飾ってる赤ちゃんより、
可愛いと思うんですけど!!!!!
先生ーーーーーぇぇえ!!!!
雨が降ったり、
晴れたり、曇ったり。
そんな中でも花粉は飛んでくる。
それでも、…お前を守る。
3人で共に花粉と戦っていこうな。
もし、花粉症の神に連れていかれても、
心配するな。
妻と二人で薬を飲み、点鼻をし、マスクをして、
必ず助け出す。
たとえ薬が効かなくても、
目が痒くて開かなくても、
ボロボロになりながら、
鼻水を垂らしながら、
鼻にティッシュを詰めながら、
お前を守る!!
花粉から、アレルギーから守ってやる!
俺たちの鼻水を越えてゆけ、
…娘よ。