更新日: 2018年01月05日(金)
- ビットフライヤーアプリで出来ること
- ビットフライヤーアプリのトップ画面
- メニュー画面
- 初期設定(セキュリティ対策)
- パスワードを変更する
- 二段階認証は必ず設定する
- Touch ID ロック
- ビットコインの売買
- 販売所でビットコインの売買
- 取引所でビットコインの売買
- Lightning Web(高機能取引所)でビットコインを買う
- クレジットカードでビットコインを買う
- 日本円の入出金
- ビットフライヤー口座へ日本円の入金
- ビットフライヤー口座から自分の銀行口座へ出金
- ビットコインの入出金
- ビットコインの入金
- ビットコインの出金
- Pay(ビットコインの送金・請求・支払い)
- ビットコインを送金
- ビットコインを請求
- ビットフライヤーアプリ【まとめ】
ビットフライヤーアプリで出来ること
「通勤中やランチタイムなどの空き時間を利用して、ビットコインを買いたい」
「店頭で手軽にビットコイン支払いを済ませたい」
そんなことはありませんか?
仮想通貨は価格の上下が激しく、買い時・売り時は逃したくないけれど、
いつまでも自宅のPCにかじりつきになるわけにはいきませんよね。
そこで現在では多くの取引所が、スマートフォンアプリを提供しています。
アプリを使えば
・レート確認
・各種仮想通貨の購入・取引
・ビットコイン決済
・送金、入金
などを、外出先でも簡単に行えます。
「スマホアプリはセキュリティが不安」という方も大丈夫。
安全、安心に使えるセキュリティ機能がしっかり備わっています。
アプリでは何かできるの?
どう使えばいいの?
今日は国内大手取引所ビットフライヤーのウォレットアプリの便利な使い方をご紹介します。
ビットフライヤーアプリのトップ画面
ビットコインのウォレットアプリはiPhoneでもAndroidでも使用可能です。
まずはアプリをダウンロードして、ログインしましょう。
ログインするとまず上記のようなホーム画面が表示されるはずです。
(1)メニュー
・・・メニューバーが開きます。
(2)総資産
・・・現在ウォレットに入金されている日本円、各種仮想通貨の合計額を確認できます。金額をクリックすると入出金画面に移動することもできます。
(3)日次損益
・・・当日0時0分から1日の間に自身が行った取引の損益が表示されます。取引をしていない場合はデフォルトで「0」と表示されます。タップすると日次の他に、月次・年次でも損益を見ることが可能です。
(4)販売所
・・・ビットコインで取り扱っている各種仮想通貨の販売所価格が表示されています。タップすると購入・売却が可能です。
(5)取引所
・・・取引所で売買できるのはビットコインのみです。
(6)QRコード
・・・店頭でのビットコイン決済や友人に送金したい時などに、入金先の情報をQRコードで読み込むことが可能です。また同時に、自分のQRコードを表示し、相手に自身のウォレット宛に入金してもらうこともできます。
メニュー画面
メニュー画面ではアカウント情報の確認、日本円と仮想通貨の入出金、クレジットカードでのビットコインの購入、ビットコイン送金などが行えます。
(1)アカウント設定
・・・本人確認手続き状況の確認、パスワード変更、各種セキュリティ設定、プロフィール写真の更新などが行えます。
(2)ホーム
・・・ホーム画面に戻ります。
(3)入出金
・・・日本円、仮想通貨の入出金ができます。
(4)クレジットカードで買う
・・・クレジットカードでビットコインを購入できます。
(5)お知らせ
・・・ビットフライヤーからの各種アナウンスが随時更新されます。
(6)Pay
・・・友人へのビットコイン送金や請求、店頭でのビットコイン支払いが可能です。
(7)Lightning Web
・・・現物、FX、先物取引の取り扱いページ、プロのトレーダー向けの取引ページにジャンプします。
(8)Shop
・・・法人向けページ。店頭でのビットコイン決済を導入するための申し込みフォームです。
初期設定(セキュリティ対策)
ビットフライヤーアプリをダウンロード。
ログイン設定も完了、いざ取引開始…の前に、しっかり行っておきたいのがセキュリティ対策。
万が一スマートフォンを紛失しても、二段階認証や指紋認証などの設定を行っておくことで、ウォレットの中身が盗難に合うリスクを下げられます。
セキュリティ設定もアプリから行えます。
まずは、マイアカウント内にある設定のページを開きましょう。
【メニュー】→【マイアカウント】
【設定】から各種セキュリティ設定が可能です。
・パスワードの変更
・二段階認証
・Touch ID ロック
の3種類がありますので、それぞれ確認していきます。
パスワードを変更する
パスワードは9文字以上、30文字以下で設定が可能です。
他、いくつかルールがありますので下記注意してください。
・よく使われる文字列「1234」「asdf」「1980」などは1文字としてカウントされる
・アルファベット小文字、アルファベット大文字、数字、記号のうち、最低2種類使うこと
また、他のアプリやWebサービスなどで利用しているパスワードと、同じものを利用しないようにも注意が必要です。
万が一他のサービスからパスワードなどが漏洩した場合、そのパスワードを使って不正アクセスされる危険性があります。
ビットフライヤーアプリは他の一般的なアプリと違い、不正アクセスされた場合、資産を失う可能性が高い上、失った資産は保証されないため、くれぐれも注意してください。
二段階認証は必ず設定する
仮想通貨のウォレットとはクラウド上のサービスのため、アカウントが乗っ取られるリスクは常にあります。
そこで、二段階認証は必ず設定するようにしましょう。
二段階認証とは、登録メールアドレスとパスワードの入力の他にもう一段階、確認コードの入力を必要とするものです。
設定では、確認コードの受け取り・入力について、以下3種類の方法を選択可能です。
・モバイル認証アプリの使用・・・「Google Authenticator」などワンタイムパスワードの生成アプリを利用します。
・SMS・・・携帯電話番号をユーザ情報に登録しておけば、SMSで確認コードを受け取ることが可能です。
・Eメール+暗証番号・・・メールアドレスに送られてくる確認番号の入力に加え、4桁の数字の暗証番号の入力を求めるものです。
いずれの方法を選択しても構いませんが、モバイル認証アプリが最も推奨されているようです。
Touch ID ロック
iPhone5s以降には指紋認証センサー「Touch ID」が実装されています。
ホームボタンを軽く親指で触れることで指紋を読み取り、ロックを解除するというものですね。
設定は簡単。「Touch ID」ページで「画面ロック」を選択するだけです。
Touch IDはスマホを紛失した際や盗まれた場合などに非常に役立ちます。
スマホを利用している時に、アプリがいくつも開いたままになっていることはありませんか?
もしそのような状態でスマホを無くし、開いたままになっているウォレット画面を第三者が開いてしまったら…。
Touch IDがあれば、アプリを操作せず一定時間経過がすると自動でロックがかかり、指紋認証またはパスコードが無いと開くことができなくなります。
これなら、スマホを紛失することがあっても安心ですね。
ビットコインの売買
ビットフライヤーのアプリはウォレット機能だけではなく、ビットコインをはじめとする仮想通貨の取引機能もあります。
販売所ではビットフライヤーが取り扱う【ビットコイン】【イーサリアム】【イーサリアム クラシック】【ライトコイン】【ビットコイン・キャッシュ】【モナコイン】6種類の売買が可能です。
ビットコインは販売所に加え、取引所での交換やクレジットカードでの購入もアプリ上で可能です。
他にも、プロユーザ向けのLitning Webの利用など、アプリでも充実した仮想通貨の売買ができるのは魅力的ですね。
取引所・販売所は【ホーム画面】から、クレジットカード決済・Lightning Webは【メニュー画面】からページに入れます。
それぞれ使い方を見ていきましょう。
販売所でビットコインの売買
【ホーム画面】→【販売所】を選択します。
購入したい/売却したいビットコインの数量を入力すると、現在の販売所レートでの日本円が表示されます。
0.01から刻んで購入することも可能。金額を確認して問題なければ、【買う】【売る】いずれかのボタンをタップしてください。
販売所で売買を行うメリットは、あらかじめビットフライヤーが保有している仮想通貨を、提示金額で購入・売却するということなので、確実に買える/売れるということです。
さらに、ビットフライヤーでは2017年12月現在、販売所での手数料が無料になっています。
しかし取引所に比べると、売却時には安く、購入時には高いレートが提示されるデメリットがあります。
ビットフライヤー側のマージンが、5%程度のっているものと心得てください。
手数料が無料といえどこのマージンは大きいので、販売所・取引所をうまく使い分けるのが良いでしょう。
取引所でビットコインの売買
【メニュー画面】→【取引所】を選択します。
ビットフライヤーアプリでは、ビットコインー日本円を取引所で売買可能です。
取引価格がリアルタイムで更新されていきますので、購入したい・売却したいビットコインの量と日本円の額を入力しましょう。
販売所と異なる点は、取引相手は不特定多数の他のユーザになるので、必ずしも取引が成立するわけではないということ。
誰もが高く売りたい・安く買いたいわけですから、市場の心理を読みながら、こちらの提示したい金額とのバランスをとる必要があります。
画面には売買数値が表示されていきますので、大体中央値の前後の金額で設定するのが無難かもしれません。
また、取引所では販売所と異なり、手数料も発生しますので注意しましょう。
2017年12月現在、取引所利用の手数料は直近30日間の取引量が10万円未満場合は0.15%、20万円未満で0.14%、その後段階的に下げられています。
過去30日で取引した額が10万円だった場合は0.14%が適用されるので、10万円取引すると140円が手数料になる、ということです。
Lightning Web(高機能取引所)でビットコインを買う
Lightning Webはビットフライヤーのプロ向けトレーディングツール「ビットフライヤー・ライトニング」を操作できるページです。
【メニュー画面】→【Lightning Web】を選択してください。
Lightning Webでは、ビットコインー日本円の現物取引だけではなく、イーサリアムやビットコインキャッシュとビットコインの取引も可能です。
同時に、実際に手持ちの日本円がなくてもレバレッジを効かせて購入することができるFXや、翌日・翌月の取引を前もって行う先物取引も、この画面から行うことができます。
FXは証拠金という元手資金の最大15倍まで取引することができます。
Lightning Webを起動する際には通信速度が遅いと低速度モードで閲覧が可能ですが、取引はスピードが命ですので、Wifiに接続して利用するのが良いでしょう。
取引画面は、画面左上のタブで変更することができます。
画像では「BTC/JPY」と表示されていますが、これはビットコインー日本円の現物取引を示しています。
タブで切り替えられる取引は下記の通りです。
BTC/JPY | ビットコイン−日本円 | 現物取引 |
---|---|---|
BTC-FX/JPY | ビットコイン−日本円 | FX |
BTC/JPY-日付 | ビットコイン−日本円 | 先物取引 |
ETH/BTC | イーサリアムービットコイン | 現物取引 |
BCH/BTC | ビットコインキャッシュービットコイン | 現物取引 |
クレジットカードでビットコインを買う
日本円でのビットコインの購入は、一度取引所に日本円をプールし、その範囲で取引することが多いものですが、クレジットカードでビットコインを購入することもできます。
【メニュー画面】→【クレジットカードで買う】を選択してください。
ビットコイン以外にも、イーサリアムやライトコインなど、ビットフライヤーが取り扱っている6種の仮想通貨全てクレジットカードで購入することができます。
対応しているのはVISAとMasterCardの2社。
手数料はビットフライヤーのWebサイトでは明記されていませんが、実際の利用者の口コミを見ると、5〜8%程度発生する、というのが一般的な見方のようです。
ちなみに、現金化するのを防ぐ目的か、クレジットカードで購入したビットコインは1週間は送付・売却・使用ができません。
店頭でビットコイン決済を使いたいために、直前にクレジットカードで購入して・・・という手を使うのは難しそうです。
単発の購入以外にも、ビットフライヤーではクレジットカードで定期購入(積み立て)も可能です。
最低金額は1,000円から。
短期では価格が乱高下する仮想通貨ですが、長期的には値上がりすると考えれば、日々少額ずつ積み立てていけば長期的には金額が上がっていくことになります。
長期的に資産形成の一つとしてビットコインを買いたい、という場合は良いかもしれませんね。
日本円の入出金
ビットフライヤーアプリでは、ビットコインやアルトコインを購入するために取引所に日本円を入金、あるいは取引所に入金してある日本円を銀行口座に移す(出金)することも可能です。
入出金を行う際には、【メニュー画面】→【入出金】を選択してください。
日本円、各種仮想通貨の保有額がそれぞれ表示されるので、日本円を選択します。
ビットフライヤー口座へ日本円の入金
銀行口座から振込
銀行口座から取引所への入金を行う場合は、事前にビットフライヤーに登録してある自身の特定の銀行口座から、三井住友銀行または住信SBIネット銀行のビットフライヤー口座のどちらかを選択し、振込を行うこととなります。
振込自体は事前に登録しておけば、いずれの銀行からも振込が可能ですが、こちらの振込元の金融機関が三井住友、住信SBIネット銀行以外の場合は、銀行指定の振込手数料が発生しますので、どちらかの口座を仮想通貨取引用に持っておくのが良いでしょう。
特に住信SBIネット銀行は、他の主要な仮想通貨取引所とも提携しており、手数料を節約するのに最適です。
ただし、続いて紹介する「クイック入金」とは異なり、住信SBIネット銀行ではない限り、振込後の入金反映まではタイムラグが発生します。
例えば金曜日の夜に他行の銀行から振込手続きを行っても、他行の振込反映は週明け月曜日となるわけです。
そこで、スムーズに入金を行いたい場合には、下のクイック入金を使うと良いでしょう。
クイック入金
クイック入金とは、日本円の振込方法を選択でき、かつ入金反映までのタイムラグが最小限に抑えられる、というものです。
じぶん銀行・住信SBIネット銀行・イオン銀行などネットバンキングでの振込、コンビニ決済、Pay-easy(ペイジー)を通じ、24 時間 365 日、日本円を入金できます。
ただし、1回につき324円の手数料が発生します。
入金画面で【クイック入金】を選択、好きな支払い方法を選択します。
・ネットバンキングでの支払いの場合
【銀行名を選択】→【各行ネットバンキングページにジャンプ】
・コンビニ決済の場合
【コンビニ名を選択】→【お客様番号・確認番号が発行されるのでメモをする】→コンビニへ
クイック入金後は、7日間、入金額相当の日本円を他の取引所に移したり口座に入金し直すことはできませんので注意してください。
ビットフライヤー口座から自分の銀行口座へ出金
ビットフライヤーの口座から自分の銀行口座に日本円を出金したい場合は、【出金】を選択してください。
事前に登録してある銀行口座宛に日本円を出金することができます。
ただし、出金に際して手数料がそれぞれ発生しますので注意してください。
以下は出金にかかる手数料の一覧です。
出金額が3万円未満 | 出金額が3万円以上 | |
---|---|---|
三井住友銀行への振込 | 216円(税込) | 432円(税込) |
他行への振込 | 540円(税込) | 756円(税込) |
ビットコインの入出金
ビットフライヤーは取引所とウォレットのサービスを兼ねていますが、他のウォレットにビットコインを移したい、あるいは他のウォレットからビットフライヤー口座に入金したい、などの場合に利用します。
【メニュー画面】→【ビットコイン】を選択してください。
ビットコインの入金
他のウォレットから移したい、という場合には【ビットコイン】→【入金】を選択します。
するとQRコードが表示されますので、ウォレットのアプリから読み取ります。
またはその下に長い暗号文のようなものが表示されますのでタップしてコピーしましょう。
これは公開鍵といって、自分の口座番号のようなものを暗号化したものになります。
この文字列を送金したいウォレット側に登録すれば、送金することが可能になります。
ビットコインの出金
これまで送金したことのあるウォレットであれば、登録されているビットコインアドレス(送り先の口座番号のようなもの)が表示されるので選択するだけです。
新規の送り先に送金する場合には、【外部ビットコインアドレスを追加】を選択し、ビットコインアドレスの右側のQRコードマークをタップするとコード読み込み画面に遷移しますので、そちらから読み取ります。
Pay(ビットコインの送金・請求・支払い)
Payは上記の入出金を応用したもので、下記のようなことができます。
・友人からビットコインを送ってもらう(=入金)
・ビットコインで寄付やチップを募る(=入金)
・友人にビットコインを送る(=出金)
・ビットコインで支払う(=出金)
アプリではQRコードを利用して手軽にビットコインの入出金ができます。
【メニュー画面】→【Pay】を選択してください。
ビットコインを送金
送金はQRコード、メールアドレス、リンクのいずれかが選択できます。
ここでは最も簡単なQRコードでのやり方を簡単にご紹介します。
タップすると、QRコードが表示されます。
友人から入金してもらう場合には、友人側にはアプリで【ホーム画面】→【右上のQRコードマーク】を選択してもらい、
QRコードを読み取ってもらいます。
相手がQRコードリーダーを【リンクを送る】を選択すると、入金時にも紹介したような文字列が表示されます。
この文字列をコピーして送金側に送りましょう。
ビットコインを請求
ビットコインを送金する場合には【請求】を選択します。
請求も送金同様、QRコード、メールアドレス、リンクの3種類から選択が可能です。
QRコードを使用する場合には、【請求】→【QRコード】→【請求するビットコインの金額を入力】→【確認】と進めていくとQRコードが表示されますので、それを相手に読み取ってもらいます。
読み取る側もビットフライヤーアプリを使用している場合であれば、【ホーム画面】→【画面右上のQRコードをタップ】で簡単に読み取ることが可能です。
ビットフライヤーアプリ【まとめ】
いかがでしたか?
今日は手軽なビットフライヤーアプリの使い方をご紹介しました。
数時間で30%価格が変わることも珍しくないビットコインだからこそ、買い時は逃したくないですよね。
アプリならば外出先でもリアルタイムに価格の推移を見ることができます。
銀行口座なども工夫すれば、手数料を抑えつつ、テンポよく取引が行えるでしょう。
さらにQRコードを利用すれば、送金・入金も簡単になり、ビットコイン活用の幅も広がるはず。
まだアプリを使ったことがない人も、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?