Appleが、同社にベースバンドチップを供給するQualcomm Technologiesに見切りをつけ、2018年登場の「iPhone」ではIntel製チップのみを採用する計画だと、9to5Macが米国時間2月4日に報じた。
Appleは現在、iPhone向けにQualcommとIntelのチップを採用している。同社はこの体制を「iPhone 7」から続けてきたが、緊張関係が続くQualcommと袂を分かつことにしたと、9to5MacはKGI Securitiesのアナリストの話として報じた。
記事によると、IntelはAppleがチップに求める技術的要件を満たすことが可能で、Qualcommよりも競争的な価格を提示できるという。
今回の報道の背景には、AppleがQualcommに支払うべき技術ライセンス料の金額をめぐる両社の法廷闘争がある。モバイルデバイス向けチップで世界最大手のサプライヤーであるQualcommがAppleを特許侵害で訴える一方、2017年12月にはAppleがバッテリ管理技術を違法に使われたとしてQualcommを提訴するなど、両社の争いはエスカレートしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
最先端企業であるために何をすべきか?
注目のデータ管理ソリューション最前線
渋谷ヒカリエにオープンしたコミュニティ
スペースAzure Anttenaをレポート
“4つのユースケース”からひも解く
DX時代のビジネスを支えるADCとは?
ローカライズ対応で必要なデータ流出
を守る鍵は「機密環境」作りにあり