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インテルのARグラスは眼鏡と見分けつかず 超小型で網膜投影

インテルが開発していると噂されていたARグラスの詳細が、米国のテクノロジーメディア「The Verge」によって明らかとなりました。普通のメガネと見分けがつかないほどの小型化を実現しており、すでに業界内からは驚きの声が上がっています。

網膜投影型の新デバイス

このARメガネは「Vaunt」と呼ばれ、外から見ると普通の眼鏡のように見えることが最大の特徴です。重量はわずか50グラムと、他のARレンズの比べるとかなり軽量となりました。

このメガネのフレームには、低出力のレーザーが搭載されており、ここからレーザーを網膜に直接投影することで、現実世界にホログラムの文字を浮かび上がらせることができます。またこのホログラムの文字は、レンズの外の現実世界に焦点があっている際には、見えなくなることから、生活に支障をきたすことはありません。

このプロトタイプを体験した「The Verge」の記者は、普通のメガネと全く区別がつかなかったと、驚きを露わににしました。

https://www.youtube.com/watch?v=bnfwClgheF0

複雑な機能を一切持たない、シンプルな設計

同デバイスには、HoloLensやMagic Leapなどに搭載しているような、カメラやプッシュボタン、センサー、スクリーン、スピーカー等の機能はありません。機能は赤いレーザーで表示された文字を見ることができるというシンプルなものです。複雑な機能を一切排除することで、普通のメガネと見分けがつかないほどの小型化を実現することができました。

年内に開発者用発売へ

同社は「Vaunt」の開発者版を年内に提供を開始する予定であることを明らかにしました。法人向けの用途が多い従来のARグラスと異なり、コンシューマー向けに大きく広がる可能性を秘めており、非常に大きな期待がされています。5年後には9兆円になるとも言われている将来の巨大市場に向けて、今後の動向にますます目が離せません。

(参考)
Exclusive: Intel’s new Vaunt smart glasses actually look good – The Verge https://www.theverge.com/2018/2/5/16966530/intel-vaunt-smart-glasses-announced-ar-video

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田口大智
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この記事を書いた人

  • 田口大智

    明治大学文学部フランス文学専攻に在学中。明治大学硬式野球部引退と同時に休学し、日本マイクロソフトのインターンに9ヶ月間参加。Microsoft Azure やHoloLens 等の啓蒙活動に携わる。現在は米国ワシントン州シアトルに留学中。Twitter:@_taccho

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