AppleとCisco Systemsは米国時間2月5日、両社の製品を使用する法人顧客がサイバー保険を安価で利用できるよう、保険会社Allianzとリスク管理企業Aonとのパートナーシップを締結したと発表した。
その狙いは、セキュリティ技術とセキュアなデバイス、サイバーセキュリティ分野の専門知識、サイバー保険を組み合わせることで、ランサムウェアやマルウェアといったサイバー脅威に対処する、より効率的かつ安価な手段を企業に提供することだという。
ただし、この保険を利用するためには「Cisco Ransomware Defense」ソリューションと、Appleの特定ハードウェア製品を使用する必要がある。
Cisco Ransomware Defenseには、電子メールにおける高度なセキュリティや、エンドポイントの保護、悪意のあるウェブサイトのブロックなどの機能が含まれている。一方Appleは、「iOS」デバイスにおけるハードウェアとソフトウェア、サービスの統合によって、各コンポーネントは信頼できるものとなっていると記している。
Appleは「ユーザーは、ハードウェアによる常時暗号化とともに、Transport Layer Security(TLS)といったセキュアなネットワークプロトコルのサポート、すぐに使えるVPNというメリットを享受できる」と記している。
また、今回新たに提供されるソリューションでは、顧客が個別のリスク分析や、免責金額の減免というメリットを手にするとともに、サイバー攻撃を実際に受けた場合には、CiscoとAonによるインシデント対応とサポートサービスを利用できるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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