五輪へ 斯波選手が知事訪ね抱負
今月9日に開幕するピョンチャンオリンピックで、スノーボードに出場する山形市出身の斯波正樹選手が県庁を訪れ、3回目の挑戦でようやくつかんだオリンピックへの意気込みを語りました。
斯波選手は蔵王温泉が地元で9歳からスノーボードを始め、先月行われたワールドカップで自己最高の6位に入って男子パラレル大回転のピョンチャンオリンピック代表に選ばれました。
31歳で初めてのオリンピック出場となる斯波選手は5日、県庁に吉村知事を訪ねました。
そして、「これまでオリンピックに2回挑戦していずれも失敗し、今回がやっとつかんだチャンスです」と喜びを語り、「蔵王や山形に貢献できるように頑張りたい」と意気込みを述べました。
斯波選手は今月8日からオリンピック会場と同じ雪質だという長野県内のスキー場で最終調整を行って17日にピョンチャンに入り、22日の予選に備えることにしています。
斯波選手は、「技術や体力に加えて、メンタルトレーニングを取り入れ、精神的な強さやコントロールの仕方を身につけてきたことが五輪出場につながったと思います。日本中をわかせるような結果を出したいです」と話していました。