こんな疑問をお持ちではありませんか?
- ICOに参加するために、イーサリアムを送金したいけど方法がわからない
- ICOに参加するにはマイイーサウォレットからイーサリアムを送らなきゃいけないの?
- 手数料を取られずにICOに参加することはできないの?
この記事ではそんな疑問をお持ちの方に向けて、ICO参加時にレジャーナノSとマイイーサウォレットを連携して、レジャーナノSに保管しているイーサリアムをマイイーサウォレット経由でICOに送金する方法をご紹介します。
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ICO参加時にはレジャーナノSとマイイーサウォレットの連携がおすすめ
一般的に、ICOに参加する際は、マイイーサウォレットからイーサリアム(ETH)を送金する必要があります。
イーサリアムをレジャーナノSで保管している場合、マイイーサウォレットに一度イーサリアムを送金してから、さらにICOに送金するという手順が必要ですが、手数料がかかるというデメリットがありますよね。
でも、レジャーナノSとマイイーサウォレットを連携して、マイイーサウォレット経由でICOに送金すれば、手数料もかからず、比較的簡単にイーサリアムを送金できるんです!
今回はその手順について、写真を交えながら順を追って説明していきたいと思います。
レジャーナノSからマイイーサウォレット経由でICOに送金する方法
レジャーナノSとマイイーサウォレットを連携
1.まず、レジャーナノSをパソコンに接続します。
2.PINコードを入力してレジャーナノSにログインしたら「Ethereum」(イーサリアム)を選択します。
3.パソコンでアプリの「レジャーウォレットイーサリアム」を開き、接続します。
4.Setting(設定)を選択します。
5.Contact data(データ接続)を選択します。
6.Yes(はい)を選択します。
7.Browser support(ブラウザーサポート)を選択します。
8.こちらもYes(はい)を選択します。
マイイーサウォレットにアクセス
以上を設定した上で、マイイーサウォレット(MyEtherWallet)にアクセスします。
マイイーサウォレットのサイトはこちらです。
https://www.myetherwallet.com/
マイイーサウォレットは現在、偽のサイトも作られていて、アクセスしてきた人の秘密鍵を盗もうとしているようなので要注意です。
検索するのではなく、正確なURLを確かめた上でアクセスするようにしましょう。
マイイーサウォレットにログインした後、「Ether/トークンの送出」をクリックし、「Ledger Wallet」を選択します。
レジャーナノSをパソコンに接続し、上で説明した設定を済ませたのを確認してから、[Ledger Walletに接続]ボタンをクリックします。
残高のあるアドレスを選択して、[お財布をアンロック]ボタンをクリックします。
宛先アドレスに送金先アドレスを正しく入力し、送出数量欄に送金する額を入力し、ガスリミットを指定したい場合は指定して、[トランザクション生成]ボタンをクリックします。
ガスリミットの設定は送金スピードに関係する設定で、上級者向けのオプション設定となっています。
以上の手順で、レジャーナノSに保管しているイーサリアムをマイイーサウォレット経由でICOに送金することが可能です。
ICOとイーサリアムに関する素朴な疑問
ICOに参加する際、仮想通貨取引所から直接送金してはいけない理由は?
最近、人気のICO(Initial Coin Offering)は株のIPOと同様に上場した直後、急激に値上がりすることが多く、人気があります。
でも、手続きが面倒くさいですよね。
普段、レジャーナノSなどを利用せずに仮想通貨取引所に預けっぱなしにしている方の中には、
「なんで仮想通貨取引所から直接、ICOに送金できないの?」
という素朴な疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし、それは現在、ICOの主流として使用されているイーサリアムのシステム上、仮想通貨取引所から直接送金することはできません。
ICOでは、秘密鍵宛てにトークンや仮想通貨が振り込まれるという仕組みになっているので、秘密鍵(プライベートキー)を持つウォレットなどから送金しないと、ICO主催者側に入金先を伝えることができないのです。
つまり、仮想通貨取引所から直接送金してしまうと、上場後にトークンを受け取ることができないのです。
イーサリアム以外の仮想通貨でICOに参加できないの?
現在、イーサリアムはICOトークンのデファクトスタンダードと言われています。
デファクトスタンダードというのは、IT業界で働いている方にはなじみがある言葉かと思いますが、事実上の標準という意味です。
イーサリアムがデファクトスタンダードとなっているのは、イーサリアムのトークンの一つであるERC20を利用することで比較的簡単にICOが実現できるからです。
ICOに参加する方が増えている中、ICOのデファクトデファクトスタンダートとなっているイーサリアムがビットコインに変わる主軸の仮想通貨となるのではと予想する方もいらっしゃるようです。
イーサリアム創始者がICO詐欺撲滅を目指すICO
今、注目を浴びているのが、2018年2月7日に販売開始される「The ABYSS」というICOです。
イーサリアム創始者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)が提唱するDAICOという非中央集権型の仕組みを世界で初めて採用し、ICO詐欺撲滅を目標としたプロジェクトだそうです。
19歳という若さでイーサリアムの構想を提唱して、若き天才と言われたヴィタリック・ブテリンが提唱する仕組みを採用したこのICO、期待できそうですよね。
最小0.01ETHから参加できるのも嬉しいポイントです。
ICO参加時のレジャーナノSとマイイーサウォレットの連携方法まとめ
今回は、ICO参加時にレジャーナノSとマイイーサウォレットを連携して、レジャーナノSに保管しているイーサリアムをマイイーサウォレット経由でICOに送金する方法、ICOとイーサリアムに関する素朴な疑問などをまとめてご紹介しました。
この記事のまとめ
- イーサリアムをレジャーナノSで保管している場合、マイイーサウォレットに一度イーサリアムを送金してから、さらにICOに送金するという手順が必要となるが、手数料がかかる
- レジャーナノSとマイイーサウォレットを連携して、マイイーサウォレット経由でICOに送金すれば、手数料もかからず、比較的簡単にイーサリアムを送金できる
- マイイーサウォレットは現在、偽のサイトも作られていて、アクセスしてきた人の秘密鍵を盗もうとしているようなので要注意
- ICOに参加する際、仮想通貨取引所から直接送金することはできない
- イーサリアムはICOトークンのデファクトスタンダードと言われている