ちょっとキモい! でもこれが可能な時代なんです。
ここ最近、人工知能を使って有名人(および任意の人物)の顔をポルノ動画に合成してしまう技術が発達してきています。AIがマシーンラーニングで学習した顔をさまざまな表情に作り変えることができるため、リアルな偽ポルノができてしまうのです。
今のところ、特に偽ポルノで脚光を浴びたこの技術ですが……なにもエロ動画だけに適応できるわけではありません。新時代のスーパーマン映画『マン・オブ・スティール』に使ってみると、こんなことが起こるのです。
ロイス・レインを演じるエイミー・アダムスが、何かとネタに使われるニコラス・ケイジに変えられただけでなく、オリジナルと寸分違わず表情豊かにお喋りしています。
ちなみにオリジナルはこんなシーンでした。
こうした映像は、最近では“ディープラーニング”と“フェイク”を混ぜた造語で「ディープフェイク」と呼ばれているのだそうです。
映画セットのリアルタイム合成技術も100%自然な仕上がりですし、もうこれからは何がホントで何がフェイクなのかますます見分けがつかなくなりそうです。
あの美女も、この女優も、みんなニコラス・ケイジになってしまったら!? なんて思うと悪夢ですね。AIのご使用は計画的にどうぞ。
Image: gfycat
Source: gfycat via Fresh Gadgets , YouTube
(岡本玄介)