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金本監督ドッキリ大成功!鬼監督演じてロサリオのハートつかんでた

 打撃練習中にロサリオ(左)と談笑する金本監督
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 「阪神春季キャンプ」(2日、宜野座)

 阪神・金本知憲監督(49)が2日、新加入のウィリン・ロサリオ内野手(28)にドッキリを仕掛けていたことを明かした。自身が「鬼軍曹」であるように伝えさせて震え上がらせていたが、最後はロサリオも一安心の結末となった。

 「面白かった(笑)ドリスとマテオの演技を見せてやりたかった」

 指揮官自ら演出し、迫真の演技を披露したのは1日夜の食事会場だ。ドリスとマテオに事前にネタを仕込み、ロサリオがいるところで、ドリスを脅して見せてスタートだ。

 金本「チンタラしてたら、去年みたいにぶん殴るぞ」

 ドリス(怖がって)「ちゃんとやります。ちゃんとやります」

 金本「マテオ、お前もだ」

 マテオ(おびえて)「ちゃんとやります。勘弁してください」

 そもそもは、ロサリオが韓国ハンファ時代の監督が厳しかったことを踏まえて「阪神の監督はどうなんだ?」と心配していたことを耳にしたのが始まり。キャンプイン前の段階で、ドリスからロサリオに「あれ(ハンファ)以上だ」と伝えさせ、その流れでの芝居だった。

 見ていた福留が止めに入ろうかと思ったというほどの指揮官の芝居に、ロサリオも本気で怖がっていたが、そこで「ウソだ!」とネタを明かすと「(胸をなで下ろして)は~っとなっとった(笑)」(金本監督)という。

 ロサリオはこの日、「あれは最悪だった(笑)。最初、びっくりしたけど、これで仲良くなることができました」と笑顔で振り返り、指揮官も「ドミニカ(共和国)は(みんなが)ファミリーだから」と満足げ。大成功のドッキリで心をつかみ、一丸ムードも高まった。

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