565/565
16-34.ガルレオン同盟(10)
サトゥーです。クライアントが100%満足する結果を出すのはなかなか困難です。なぜなら、クライアントが言葉にするのが要求の全てではなく、クライアントが言葉にできないモノこそが本当の要求である事が多いからなのです。
◇
「ペンドラゴン提督、あれを!」
航海士が必死の形相でオレの注意を促す。
ガルレォーク市近海での形勢が完全にオレ達に向いたところで、幽霊船団の巨大な一隻がオレ達の艦隊の頭に食らいつこうと、単独で軌道を変えて突っ込んできた。
「骸骨大公の旗が揚がっています!」
どうやら、骸骨大公の悪あがきらしい。
「天空人たる我に敗北はない!」
巨大幽霊船の船首が、サメのようにぱっくりと開き、そこから何隻もの船が飛び出てきた。
その艦影には見覚えがある。
「――海賊船?」
「提督、あれは我々が戦っていた海賊船です!」
「同盟の護衛艦らしき船もいるぞ!」
航海士や士官達が言うとおり、巨大幽霊船の口から現れたのは海賊艦隊や護衛艦隊の船だった。
先頭の海賊船には偽骸骨大公らしき青年の姿がある。
「なんて姿に……」
そして、それらの艦は全て、幽霊船になっていた。
偽骸骨大公は虚ろな目で虚空を見つめて、怨嗟の声を上げているようだ。
「これが骸骨大公の力なのか……」
旗艦の人々から恐怖に震える声が漏れた。
このままだとちょっとまずい。
「カリナァアアアキィイイイイイイイイック!」
先鋒の役目を終えていたカリナ嬢が、上空から海賊幽霊船の一つに豪快な急降下キックを叩き付けた。
そして、それは一隻にとどまらず、二隻、三隻と一気に貫いていく。
なんていうか名作古典アニメで見たような光景だ。
最後に豪快な水柱を上げ、カリナ嬢が海に没した。
どうやら、最後をどうするか考えずにキックを発動したようだ。
実にカリナ嬢らしい。
「ぼっしゅ~と」
「大変なのです! カリナが溺れちゃうのですよ!」
宣伝工作から戻った二人が、オレの影から顔を出してカリナ嬢が作った水柱を眺めている。
「悪いけど、カリナ様を回収してきてくれるかな?」
「にんにん~?」
「ポチも一緒に行くのです!」
さすがに「理力の手」だと届かないので、タマとポチに回収を頼んだ。
「うぉおおおおお!」
「蹴り姫がやってくれたぜ!」
カリナ嬢の蛮勇に、旗艦や艦隊の士気が一気に上がる。
『減らす?』
『ああ、頼む』
ミーアの提案を承諾する。
士気が上がったタイミングで、海賊幽霊船団をガルーダの必殺技で大きく削って貰うのだ。
ガルレオン神のオーダーには則していないのだが、ここまでの戦いでガルレオン神への信仰や祈りは十分にアップしているだろうし、何より、このままだと水死遺体系のアンデッド達と戦う事になりそうだからね。
『天嵐』
ガルーダの黄金の羽が飛び散り、海賊幽霊船団縦横無尽に斬り裂いていく。
まさに一網打尽な感じだ。
「――面舵いっぱい!」
突然、航海士が叫んだ。
天嵐の間を強引に突き抜けた巨大幽霊船が、衝角突撃を仕掛けてきたのだ。
『させません!』
システィーナ王女の操るゴーレム船が、巨大幽霊船の前に割り込んで盾となるが、質量差はいかんともしがたく、巨大幽霊船の衝角を横腹に受けて轟沈する。
もっとも、そのお陰で、オレ達の船は衝角突撃をギリギリで避け、舷側を擦り合わせて激しい火花を上げつつも轟沈を免れた。
「者ども、掛かれ!」
シミターを抜いた幽霊船の船員達が、並進する旗艦へとなだれ込んでくる。
「汚らわしいアンデッドどもめ! ガルレオン神殿にその人ありと唄われた――」
神殿騎士団長が名乗りを上げつつ、嬉々として迎撃に向かった。
どうやら、最後の決戦らしいので、オレも妖精剣を抜いて神殿騎士団長の横に並んでアンデッド達を迎撃する。
「貴様が『黄金の舵輪』の主か!」
アダマンタイト製の青黒い色のレイピアを持った骸骨大公が、神殿騎士団長に突きかかった。
どうやら、神殿騎士団長はオレと間違えられたようだ。
「貴様が首魁か!」
魔刃を帯びた神殿騎士団長のミスリル剣が黒い板のようなモノに防がれる。
その黒い板は骸骨大公の足下の影から出ていた。
骸骨大公は転生者ではなさそうなので、影の中に潜ませてあった影魔法の「影盾」を使ったに違いない。
オレは敵艦から襲ってくる骨騎士を、蹴りと妖精剣で斬り伏せながら彼らの戦いを観戦する。
「ぬぅ」
神殿騎士団長がバックステップするよりも早く、骸骨大公が突き出したレイピアが団長の鎧の隙間を狙う。
だが、そのレイピアは団長が使っていた神聖魔法による防御膜によって防がれた。
「ふん、神聖魔法か!」
唸る骸骨大公の背後から野獣のような食人鬼達が現れて、神殿騎士団長に殺到する。
「この卑怯者め!」
「笑止! 下郎を懲らしめるのに、騎士の作法など不要!」
団長の抗議を、骸骨大公が一笑に付した。
まあ、そういう事なら、オレが介入してもいいよね。
「加勢します」
オレは妖精剣を閃かせ、食人鬼達を次々に骸へと変えていく。
「ぐぬぬ、『黄金の舵輪』の主を守る騎士か!」
「いや、本人だよ」
オレは懐に収納していた「黄金の舵輪」をチラリと骸骨大公に見せる。
「ヨコセェエエエエエエ」
骸骨大公が怪しい黒いオーラと共に迫る。
赤と黒の火花を煌めかせながら、オレと骸骨大公は巨大海賊船と旗艦の舷側を右に左に飛びながら剣を交わす。
幾百の剣戟を交わした後、骸骨大公が足を止め奇妙なポーズで口を開いた。
「土着の愚民の分際で、ララキエ最強の剣士と謳われたこの骸骨大公様の剣に匹敵するとは!」
「出自と剣の腕は別物だと思うけどね」
「黙れ! 我が秘剣で滅べ、下郎!」
骸骨大公が怪しい動きで激高する。
「――玄幻乱舞!」
赤黒いオーラを纏った散弾のような多段突きを放ってきた。
どうやら、さっきの奇妙なポーズからの動きは必殺技の予備動作だったらしい。
オレは骸骨大公が使った必殺技らしきモノを、律儀に妖精剣で全て受け流してみせる。
なんていうか、火花がまぶしい。
そろそろ戦いに幕を下ろしてもいい頃合いだろう。
「バカな! 重い野人どもの剣で、我が天空人の剣を捌く、だと?」
まあ、リザやタマでも同じ事ができると思う。
それはともかく。
――チェックメイトだ。
最後に一閃させた剣を鞘に納める。
「なぜ、剣を納める? 我に敵わぬと諦めたか?」
骸骨大公が目の奥の赤い光を明滅させながら、訝しげに問い返す。
「まだ気づかないのか?」
骸骨大公の指先や体表からは、黒い灰がボロボロと零れ始めていた。
そして、その足下には砕けた赤い魔核の破片――。
「コ、コレ、ハ……永遠ノ生ヲ約束サレタ天空人タル我が……ホロブ、ノ、カ……」
自分の身体を見下ろした骸骨大公が、双眸から赤と黒の光を迸らせながら顔を上げた。
「マダマダァアアアアアアアアアアアア!」
叫んだ骸骨大公が身体に漆黒のオーラを纏わせて掴みかかってくる。
だが、その指がオレの身体に触れる前に、黒い灰となって消え去っていく。
「だから、チェックメイトだって言ったんだよ」
聞く者のいない呟きを一つこぼし、周囲を見渡す。
骸骨大公の死に少し遅れて、巨大幽霊船が崩れて海に没していく。
何隻か残っていた海賊船が逃走を始めたが、正体不明の魔刃砲弾に貫かれて次々に沈んでいく。
念のため、タマやポチのいる場所の手前に「黄金の舵輪」っぽい魔法陣を出しておいたので問題ないだろう。
――そう、すべては「神の奇跡」って事で納得して欲しい。
「敵は全て滅んだ! オレ達の勝利だ!」
「「「うぉおおおおおおおお!」」」
オレの勝利宣言に艦隊の人達から大きな歓声が上がる。
ついでに戦闘である程度散っていた暗雲をもう少し吹き飛ばして、隙間から陽光をこぼして神秘的な感じに演出する。
ダメ押しに、もう一度だけ「黄金の舵輪」の幻影を天空に映しておいた。
オレはその幻をバックに船をガルレォーク市の港に着水させ、着水の水しぶきに紛れてゴーレム船をユニット配置で拠点へと送り返す。
ついでにガルレオン神殿が見える丘の上に、保護していた人達を転移させておこう。
面倒だし、捕縛した海賊達も一緒でいいかな?
「ガルレオン神に栄光あれ!」
「「「ガルレオン神に栄光あれ!」」」
桟橋へと入港する時に、港に集まった人達にガルレオン神を称賛するセリフを叫び、神殿騎士達に護衛されて中央神殿へと向かう。
バルコニーや庭先で花を育てている家が多いせいか、中央神殿に着くまで花びらのシャワーで歓迎された。
なんだか英雄か花婿の気分を味わってしまったよ。
◇
「お帰り――神の試練を果たし者よ」
ガルレオン中央神殿に到着すると、男性巫女――覡のサウァーニ少年が出迎えてくれた。
「さあ、神へ報告と行こう」
気さくにオレを連れて儀式の部屋に向かおうとするのは良いのだが、オレの腰に回そうとした手はやんわりと拒絶しておいた。
サウァーニ少年が「つれないねぇ」と呟いていたが、オレは聞こえないふりをしておく。
試練を受けた時と同様に、サウァーニ少年を介してガルレオン神へと報告を行う。
『――見事。我が証を与える』
ガルレオン神のセリフだけはヘラルオン神と同じだったが、その言葉に重なるように「過剰演習」「祈願十分」「戦略不足」「信奉十分」「戦術的逆転不足」といった不満と満足が入り交じった声が届いたが、オレの目的は「神の試練」を果たして証を集める事なので特に問題ない。
>称号「ガルレオンの証」を得た。
>称号「ガルレオンの認めし者」を得た。
>称号「ガルレオンの聖者」を得た。
>称号「ガルレオンの使徒」を得た。
>称号「自作自演」を得た。
>称号「過剰演出」を得た。
>称号「ヘボ演出家」を得た。
>称号「ヘボ軍師」を得た。
うん、納得いかないのは分かったから、称号システムに介入してまで不満を述べるのは止めて欲しい。
短い交神を終え、意識を神殿へと戻す。
天から降り注ぐ光の中に、光の粒子が集まり、一つの煌びやかな王笏へと変じた。
ゆっくりと落下してくる王笏を掴む。
AR表示によると「黄金王笏ガルレアゥフ」という名前で、「神授の宝具」の一種らしい。
ヘラルオン神から貰った「黄金短剣ヘラルシェフ」が柄には小さな太陽石が嵌まっていたように、この王笏の先端にも濃い蒼い宝石――海神石が嵌まっていた。
神聖魔法の補助道具らしい。
セーラに良さそうだけど、さすがに信仰する神と別の神から下賜された神器を使うのはまずいだろう。
「へー、神器を下賜されるのを初めてみたよ」
意識を取り戻したサウァーニ少年が、王笏を見て目を丸くした。
「触ってもいい?」
「どうぞ」
オレはサウァーニ少年に王笏を手渡す。
彼は興味深そうに、王笏を色々な角度から眺める。
周りの神官や巫女達が平伏しているのとは、温度感がまるで違う。
「ありがとう、すごい神器だね」
サウァーニ少年が何の未練もなくオレに王笏を返す。
他の神官や巫女達が惜しそうにしているのと対照的だ。
「ガルレオン神殿で祀って頂けるなら、お渡しいたしますが――」
「別にいいよ。それは君がガルレオン神から下賜されたものだし、何より中央神殿には偉大なるガルレオン神の加護と無敵の神器『黄金の舵輪』があるって、今回の一件でよく分かったからさ」
――すみません、ほとんど自演です。
サウァーニ少年の爽やかな顔に、少しだけ罪悪感を覚える。
神官や巫女達は欲しそうだけど、誰もサウァーニ少年を押しのけて欲しいと言わないので、そのまま懐経由で王笏をストレージへと収納した。
――ん?
一瞬だけ、舌打ちのようなイメージが脳裏を過ぎったけど、きっと気のせいだろう。
オレはガルレオン中央神殿を去り、ガルレォーク市主催の宴でもてなされた後、ガルレオン同盟を去った。
◇
「お土産だよ」
「うわー! 美味しそうな真鯛とタコじゃない!」
「牡蠣やムール貝もあるぞ」
ガルレォーク市のタコと貝類は絶品なので、ぜひとも仲間達やエチゴヤ商会の皆にも食べさせたやりたかったんだよね。
「どっちも市場で買ってきたの?」
「いや、真鯛の方は氷山の一件で助けた人魚達からのお礼の品だよ」
イルカに騎乗してわざわざガルレォーク市まで、立派な真鯛を持ってきてくれたのだ。
「どんな料理にしましょう?」
「真鯛は刺身――だけじゃ、ワンパターンだから、半分くらいはカルパッチョにでもしてみようか。牡蠣は――」
「生がいい!」
腹痛を恐れないアリサが手を上げて主張した。
まあ、たとえ当たったとしても、万能薬やエリクサーで治るから大丈夫だけどさ。
「分かった。氷の皿に載せて用意しておくよ。悪いけどレモンの在庫がないから取ってきてくれ」
「おっけー!」
アリサがレモンの果樹園へと転移する。
「ムール貝は無難にパエリアでいいかな?」
「はい、腕を振るっちゃいます!」
腕まくりするルルに貝の入った篭を渡し、「他には何がいいかな」と呟きながらサイドメニューを考える。
「にく~?」
「ポチは魚さんや貝さんも肉と一緒が嬉しいと思うのです」
肉好きなタマとポチから修正案が出たので、パエリアに合いそうな肉料理を考える。
やっぱり、食事は仲間達と一緒が楽しいね。
そんな和気藹々としたオレ達のもとに、一つの急報が届いた。
「サトゥー様! セーリュー市のゼナ様から通信が――」
里帰り中のゼナさんに何かがあったようだ。
※次回更新は 2/11(日) の予定です。
※アニメ版の感想は活動報告の方にお願い致します。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 41007 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 52715 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全444部分)
- 40494 user
-
最終掲載日:2018/02/03 01:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全537部分)
- 44111 user
-
最終掲載日:2018/02/03 23:34
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全390部分)
- 42717 user
-
最終掲載日:2018/01/29 12:00
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
*お知らせ*
ヒーロー文庫よ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全136部分)
- 36940 user
-
最終掲載日:2018/01/21 22:59
盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全863部分)
- 38390 user
-
最終掲載日:2018/01/30 10:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 51014 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全402部分)
- 50661 user
-
最終掲載日:2018/01/30 00:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望では//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全215部分)
- 34526 user
-
最終掲載日:2018/02/02 18:15
境界迷宮と異界の魔術師
主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1373部分)
- 35306 user
-
最終掲載日:2018/02/04 00:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた
◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全193部分)
- 39352 user
-
最終掲載日:2018/01/13 21:00
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全360部分)
- 33652 user
-
最終掲載日:2018/02/04 13:34
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1783部分)
- 36205 user
-
最終掲載日:2018/02/04 12:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 47452 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全116部分)
- 34586 user
-
最終掲載日:2018/01/09 00:01
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全261部分)
- 37190 user
-
最終掲載日:2018/02/02 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全179部分)
- 36575 user
-
最終掲載日:2018/02/01 04:25
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全175部分)
- 34205 user
-
最終掲載日:2018/01/26 15:30
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 34995 user
-
最終掲載日:2018/01/07 20:00
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1632部分)
- 41145 user
-
最終掲載日:2018/02/04 18:00
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全127部分)
- 42401 user
-
最終掲載日:2018/02/03 03:49
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 53260 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~
※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。
※2016年2月27日、本編完結しました。
ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全228部分)
- 37620 user
-
最終掲載日:2018/02/03 07:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全303部分)
- 59443 user
-
最終掲載日:2018/02/03 18:00
異世界はスマートフォンとともに。
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全460部分)
- 36884 user
-
最終掲載日:2018/01/15 20:15