暗闇は無く、無知があるのみ。
- ウィリアム・シェイクスピア『十二夜』第四場
はまだ 五週目なのだ わかってるのか おい!
今週もパロネタ解説です。
声優
金田朋子&小林ゆう
女性パートことAパートはこのコンビ。恐らく女性声優で最も混ぜてはいけない二人が混ざってしまった。
金田朋子
アクロス エンタテインメント所属の女性声優、ナレーター、タレント、ラジオパーソナリティ。主な出演作として『BLEACH』のネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク、『けものフレンズ』のトキなど。
小林ゆう
ホーリーピーク所属の女性声優、歌手、元モデル。主な出演作として『魔法先生ネギま!』の桜咲刹那、『さよなら絶望先生』の木村カエレなど。
中村悠一&杉田智和
Bパートはゲーム番組『東京エンカウント』のMCとして有名なこのコンビ。このコンビがついにポプテピに登場してしまった。
ちなみに登場声優予想アンケートで1位をとったペアでもある。
中村悠一
シグマ・セブン所属の男性声優、ナレーター。主な出演作として『CLANNAD』の岡崎朋也、『機動戦士ガンダム00』のグラハム・エーカーなど。
杉田智和
アトミックモンキー所属のの男性声優、ナレーター、作家。主な出演作として『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン、『銀魂』の坂田銀時など。
アバンタイトル
このコーナーは大人の事情により~
TVアニメ『School Days』最終回が予告なしに中止となった際に放送され、そのスクリーンショットと共に海外掲示板4chanの住人が書き込んだコメントから名づけられた映像『Nice boat.』が元ネタ。
バックで流れているものは恐らく原作で思クソパロった『蒸気船ウィリー』ネタ。
『流石にヤバい』と判断されたのか後述のその他もろもろの映像同様急遽差し替えられた模様。
オープニング
大学中退 大川ぶくぶ
真偽不明。
イモ☆ヨバ
テレビ番組
映っている人物はさかなクンが元。
シャゲダン
『機動戦士ガンダム VS.』シリーズ用語。操作スティックを高速で動かし、自キャラを激しく左右に揺らす行為のこと。他ゲーでいう『死体撃ち』や『屈伸』などに相当する煽り行為であり、専ら攻撃によってダウンした相手をバカにするのに使われる。
『シャゲダン』とは『シャア専用ゲルググのダンス』の略。シャゲダンが初めて確認された作品である『機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン』において、この『シャア専用ゲルググ』というキャラクターが一番機敏に動けた(=一番高速でシャゲダンできた)ことに由来する。
上向きの包丁
人体を包丁で刺す場合、刃を下に向けるよりも上に向けたほうが少ない力で刺すことができる上、殺傷力も高くなる。つまるところ伊代は本気でピピ美を殺りにかかっていたということになる。あっさり返り討ちにされる気しかしないけど
兄貴がホームランを打つRTA
『biimシステム』または『biim式』と呼称される解説付きゲーム実況動画の画面構成。レトロゲームRTA(タイムアタック)走者のbiim(通称biim兄貴)がこのレイアウトを用いていたためこう呼称される。
こんなの。
解説を頻繁に挟む必要のあるRTA動画にはうってつけのレイアウトであるため、ニコニコ動画のRTA動画界隈では頻繁に使用されるほか、他のゲーム実況動画で使用する者も多い。
はーい、よーいスタート。
COAT社のゲイ向けAV『BABYLON STAGE 34 真夏の夜の淫夢 ~the IMP~』に登場するAV男優トシ、通称NSOK*1の台詞。biim式RTA動画ではスタート時に必ずといっていいほど使われる台詞。なんでBパートは態々尺割いてこれ言ったのっていうと杉田は間違いなくこのパロディを知っているため*2。
ポプ子/ピピ美の顔と声
顔は縦スクロールシューティングゲーム『東方Project』のキャラクターである霧雨魔理沙と博麗霊夢をモチーフとしたアスキーアート『ゆっくりしていってね!!!』から派生したキャラクター『ゆっくり』のもの。
ニコニコ動画ではこのキャラクターと合成音声ソフトを用いたゲーム実況動画の形式『ゆっくり実況』が存在し、biimシステムもある意味その派生に当たる。biim式動画ではたいていの場合下部に配置され、解説役を担う。
音声は合成音声ソフトSofTalkのもの。格闘ゲームMUGENにおいて上記ゆっくりの音声として使用された影響で、『ゆっくり実況』では必ず使用されるフリーソフトウェア。
プレイ画面のUIとBGM
およそキッズ向けではない屈指の難易度でその名を轟かせたFlashゲーム『くまのプーさんのホームランダービー!』のもの。モザイク処理がされているウィンドウ名をよく見ると『ポプ子のホームランダービー』と読める。
テロップの示すところを見るとどうやらここも作画していた模様。
画面左の「貼らないでいい」はなんJ(なんでも実況ジュピター板)用語の「ハランデイイ(貼らんでいい)」から*3。
イグゾー
スクウェア・エニックスのゲーム『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』の登場人物『カール・アウグスト・ナイトハルト』の台詞「我が名は、カール・アウグスト・ナイトハルト、イクゾー!」*4。上記「よーいスタート」などと同じく、実況ゲーム内で何かアクションを起こす際に使われる。
デッデッデデデデ!(ドーン)
上記ナイトハルト専用BGM『ナイトハルトのテーマ』。デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!
RTAや実況動画では主に「イグゾー!」と合わせて使用され、途中の「(カーン)」が動画内に使用されているか否かで視聴者の評価が変わったり変わらなかったりする。
ドーンが入っている +114514点
現在鋭意編集中です。
*1:読みはニシオカ。顔立ちが阪神タイガース(元千葉ロッテマリーンズ)の西岡剛に似ていることから名づけられた。
*2:元々杉田智知は様々なネタに精通している事で有名であり、イベントやメディアでの発言などから所謂『例のアレ』ジャンルにも網羅していることが分かる。
*3:なんJことなんでも実況J板ではスレッドを立てた人物(>>1)に画像を要求する際、MLB選手ロイ・ハラデイにちなんで「画像ハラディ」という言葉が使われていたが、これに対しグロ画像など必要としないものには「ハラディ」をもじって「ハランデイイ」という言葉も用いられていた。なんJ内で『ホームランダービー!』が『プニキ』として流行りだすと、その難易度からどんどん心にトラウマを抱えていくなんJ民が続出。それと同時に事あるごとにこの鬼畜ゲーのURLを貼りだす輩も出現。これに対するJ民の(ネタ的な)返答としても(「もう見たくないから貼らなくていい」の意で)「ハランデイイ」が用いられている。
*4:ミンストレルソングは『ロマンシング サ・ガ』のリメイク作品であり、各キャラクターに声優がつくなどかなり豪華なリメイクがなされた。当然ストーリーに絡んでくるナイトハルトにも声優はついたのだが、どういうわけか恐ろしいほどの棒読み演技であった。またとあるイベントで生贄にされても何故か復活するなどの要素も相まって一気にネタキャラとなってしまった。