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ビジネスメールで顔文字はアリ??

2014年12月24日 23時53分

マナー講師の渡邊優子です http://intermanner.com/

 

ビジネスメールで顔文字を使う新入社員がいて驚いた。特にあの「w」は意味がわからないし、なんかイラッとさせられる。
30代の管理職の方からこんなお話をお聞きしました。

 

 

 

はい、もちろん、ダメですよ~





などの記号はもちろん・・・

 

(^_^)
m(__)m
(^^ゞ
などの顔文字もダメです!

 

(笑)
(爆)
(涙)
などの感情を表わす漢字もダメなのです!!

 

これらをまとめて「感情サイン」と呼ぶことにしましょう。

 

 

 

でも実は、マナー講師・渡邊は時々使うんですよね~ 笑
先日、ある研修会社の社長と話していたときも同じことをおっしゃっていました。
「私、使うんですよね~」と。

 

新入社員はダメで、マナーの先生たちはOKなの?

はい、矛盾してますが、その通りです 笑

 

 

 

感情サインは何故ダメか。
ズバリ、遊びの要素が強すぎて、受け取った側が不快に感じる可能性があるからです。
実は、現在社会で働いている多くの方が感情サインを
「ふざけているのか?」
「学生気分が抜けない奴だ」
「誠意が伝わってこない」
「友達じゃないんだから」
「真面目にやれ!」
と感じているのです。

 

では、マナーの先生は何故使っても良いのか。
十分に吟味して、砕けてもOKなシーンを判断して使っているからです。

 

具体的には・・・
例1)お相手が私に粗相をされ、後日お詫びのメールが来た。その返信の中で「どうぞお気になさらないでください(^^)」と入力した。

 

例2)きちんとしたビジネスメールの後に「追伸:日ごとに寒さが増します。忘年会シーズン、お酒はほどほどになさって(笑)ご自愛下さいませ。」と付け加えた。

 

例3)期待値を超える気遣いをして頂き、お礼のメールの中で「○○様に△△をして頂き、感激いたしました! 心より御礼申し上げます。」と感激の度合いを表わした。

 

あくまでもその他の部分がしっかり出来ていて、1箇所のみ感情を表現する。お相手との年の差にもよりますが、これくらいなら許容範囲です。

 

但し、これらはあくまでも上級テクニック。新入社員の間は使わないほうが無難です。
どうしても柔らかさを出したい場合は例2のようにビジネスの用件を完璧に終わらせた後、署名の前に「追伸」を入れ、その中で感情サインを1つだけ使われてはいかがでしょうか。

 

 

 

メールと言う通信手段が一般的になってからまだ20年足らず。
明確なルールはなく、まだまだルール完成へ向けての過渡期なのです。
ここはひとつ空気を読んで、感情サインを封印してくださいね(^^)

 

図1

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