Previous Next 提供:iStock/zhudifeng 10. 一方的なポケットベル この項目はとっておきだ。筆者は長年、呼び出しがあればいつでも応じられるようにしている。ITの人間として当然のことだ。ポケットベルはスマートフォンと違って一方的に呼び出されるだけで、待機業務のあらゆるマイナス面を象徴するものであり、プラス面は何一つなく、応答することも詳しい情報を入手することもできない。 在宅時の呼び出しは、外出中の呼び出しに比べれば大したことではなかった。昔は車をあちこちに走らせて公衆電話を探さなければならず、当時でさえなかなか見つからないこともあった。何と言っても、便利な「最寄りの公衆電話を探す」アプリを搭載したモバイルデバイスなどなかったからだ。誰が自分を呼び出しているのか、どのような状況なのかを知る手段はなく、表示されるメッセージは、折り返し電話すべき番号だけだった。 これら10項目の中で、ポケットベルは歴史というゴミ箱に捨てるべきだと自信を持って言える。だが、驚いたことに、ポケットベルは今も使われており、一部の企業は実際にポケットベルとそのサービスの提供を続けている。 Prev Next