Previous Next 提供:iStock/Mihailgrey 6. ジャンパとディップスイッチ これが何の写真か分からないという人は幸せ者だ。ジャンパとディップスイッチは、特定の設定を有効または無効にすることで、ハードウェアを設定するための装置だ。たとえば、プロセッサの速度の変更、オンボードのマザーボードコンポーネントの有効化と無効化、ディスクのマスターとスレーブの指定などができる。 ジャンパは、写真の左側に写っている突起部にプラスチック製の小さな「キャップ」を被せることで機能する。これにより、突起部の間を電気が流れるようになり、コンピュータはその電気の流れを、特定の機能の有効化を求めるリクエストと解釈する(キャップが取り外された場合は無効化)。 ディップスイッチの機能はもっと明確だ。さまざまな小型レバーを調節してオンかオフにすると、ジャンパと同じ結果を得られる。 近年は、これらの設定をコンピュータのベーシックインプット/アウトプットシステム(BIOS)で制御するのが一般的で、ジャンパやディップスイッチを目にすることは非常に少なくなった。結構なことだ。ジャンパのキャップをなくすと非常に不便だし、コンピュータを開いて設定を調整しなければならないというのは、それ以上に大変だからだ。 Prev Next