「Fire TVっていいの?」その答え、バッチリ解説します
2018年02月03日(土)
青山 卓弥
青山 卓弥/Test by 家電批評編集部
「Fire TVっていいの?」その答え、バッチリ解説します
2017年の家電批評グランプリで第2位となったアマゾンの「Fire TV Stick」は、テレビに挿すだけでアマゾンのコンテンツが楽しめる機器です。「それならスマホで十分では?」と思ったあなたのために、Fire TV Stickが可能にする「新しいテレビ体験」を前後編の2記事でご紹介します。
製品画像をクリックすると購入ページへ移動します。
  • まずはFire TV Stickの
    基礎知識を押さえましょう
Amazon
Fire TV Stick
実勢価格:4980円
解像度:最大 60fps・1080p
プロセッサ:MediaTek Quad-core ARM 最大1.3GHz
メモリ:1GB
ストレージ:8GB
オーディオ:Dolby Audio
Wi-Fi:デュアルバンド・デュアルアンテナ(MIMO) 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth:Bluetooth 4.1
その他:音声認識リモコン/音声認識付きリモコンアプリ
入出力端子:タイプA HDMI(1.4b出力・HDCP 1.4)×1/Micro USB(電源用)×1
サイズ:85.9×30.0×12.6mm
重量:32.0g
Fire TV Stickとは、セットトップボックス(STB)と呼ばれる機器のひとつで、これを使えばアマゾンのデジタルコンテンツをテレビで視聴することができます。

通販のイメージが強いアマゾンですが、「プライム・ビデオ」や「プライムミュージック」のようなデジタルコンテンツ配信にも力を入れており、それらをテレビの大画面で楽しめるのがFire TV Stickのウリです。それ以外にも、YouTubeやAbemaTVといった外部コンテンツからゲームアプリまで、豊富なコンテンツが用意されています。
なお、Fire TV Stickの上位モデル「Fire TV」には、新たに4K対応モデルが登場しています。基本的な機能は同じですが、CPUやメモリの性能が高いため、よりストレスフリーな操作ができるようになっています。
Amazon
Fire TV
実勢価格:8980円
解像度:最大 60fps・2160p
プロセッサ:Amlogic Quad-core 最大1.5GHz
メモリ:2GB
ストレージ:8GB
オーディオ:Dolby Atmos
Wi-Fi:デュアルバンド・デュアルアンテナ(MIMO) 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth:Bluetooth 4.2+LE
入出力端子:タイプA HDMI(1.4b出力・HDCP 1.4)×1/Micro USB(電源用)×1
サイズ:65×65×15mm
重量:87.1g
その他:音声認識リモコン/音声認識付きリモコンアプリ/有線LAN対応(別途アダプターが必要) 
  • プライム会員以外も楽しめる&
    プライム会員は楽しまなきゃ損!
動画や音楽が無料で視聴し放題のプライム・ビデオやプライムミュージックは、プライム会員に登録していなければ使えません。しかし、先ほども述べたように、Fire TV Stickでは多彩な外部コンテンツにも対応しています。また、305円の「AirReceiver」をインストールしてiTunesから音楽を飛ばす、スマホをミラーリングしてスマホ内の写真を大画面で楽しむといった使い方もできるので、プライム会員以外でも十分購入する意義があります。

もちろん、プライム会員には「使わなきゃ損」と言っていいくらいのメリットがあります。プライム・ビデオやプライムミュージックはもちろん、プライム・フォトにアップロードした写真をテレビに表示して家族全員で楽しむなど、プライム会員の特典を快適かつ自由に味わえるのです。
  • 24時間ゴールデンタイムを
    “一番安く”実現できます!
Fire TV Stickの競合製品としては、Googleの「Chromecast」やAppleの「Apple TV」があります。
Google
Chromecast
実勢価格:4978円
Apple
Apple TV 4K
実勢価格:2万1373円
Chromecastの操作には基本的にスマホが必須になるので、使い勝手がいまいちです。Apple TVは高性能ですが、値段が高いのがネックです。その点、Fire TV Stickは単体で利用でき値段も手頃とあって、非常にコスパが良い製品と言えます。

Fire TV Stickを使うための準備はとても簡単です。まずは、本体をテレビのHDMI端子に挿し、電源に繋ぎます。これだけで設置は完了です。
あとは、テレビに表示される画面に従って設定を進めれば、わずか数分で「24時間ゴールデンタイム」の始まりです。
  • 知ってる? Abema TVが
    予想以上に快適なんです!
こちらがFire TV Stickのホーム画面です。視覚的でわかりやすく、直感的に操作することができます。

また、AbemaTVなどの他社サービスも、「アプリ」メニューから専用アプリをインストールすることで利用できます。アプリの操作も非常にわかりやすく、番組表でリモコンの決定ボタンを長押しで日付変更など、便利な機能が簡単に利用できます。
  • TV見ない派も二度見する
    ニュースが24時間流れっぱ!
Fire TV Stickで楽しめるのは、エンタメ系動画だけではありません。対応サービスやアプリの数が非常に多いため、ニュースや天気予報、SNS、ゲームなど幅広いコンテンツを利用できます。24時間海外ニュースを流しっぱなしにすることも、「FF」などの本格ゲームを楽しむことも、Fire TV Stickなら同時に叶うのです。
  • テレビと同じ感覚で
    豊富なコンテンツを楽しめます
手軽に始められて、簡単操作で膨大な数の番組やサービスを利用できるFire TV Stick。「なんとなくテレビをつける」感覚でコンテンツを楽しめるのは、全く新しい体験と言えるのではないでしょうか。アマゾンユーザーなら、ぜひ試してほしいおすすめ商品です。

後編の記事も明日公開予定です!
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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