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1631話
朝、昼、夕方……一日三回の戦闘訓練が行われるようになってから、数日。
レイ達が進む視線の先に、一つの街が見えてきた。
レーブルリナ国とミレアーナ王国の間にあるという意味では、レーブルリナ国最後の街。
それだけに、結構な大きさを持つ街で、ミレアーナ王国からの旅人が寄ることにより、大きな利益を得ている街だ。
そして……アースラというその街の前には、レイにも見覚えのある人物の姿があった。
「セトちゃーん! セトちゃん、セトちゃん、セトちゃーん!」
遠くから見ても分かる程に大きく手を振り、更にはまだかなり離れているにも関わらず聞こえてくるその声の大きさがどれ程のものなのかは明らかだろう。
実際、その街に入る為に並んでいる者達の中には、ミレイヌから距離を取ろうとしているのも馬車にいるレイの目からも見て取れた。
「ようやく合流出来た、か」
馬車の御者台に続く扉を開けながら、レイは小さく呟く。
予想してはいたのだが、もしかしたらもう少し早く合流出来るのでは? と思っていたのだが……それは少し甘い考えだったらしい。
だが、合流できたのであれば問題はない。
「……いや、あるか」
セト愛好家のミレイヌだけに、今もこうしてセトに向かって手を振っている姿が見える。
だが、それをみてレイが率いる一行の女達……特にセトを精神的な主柱にしている女達がどう思うのかというのは、考えるまでもなく明らかだろう。
自分達だけのセトだと思っていたのが、実は見も知ら女に可愛がられている。
実際にはセトを受け入れたのは圧倒的にミレイヌの方が早かったのだが、それが分かる者はここにはいない。
そんな風に思っている間にもレイ達の一団は進み、やがてアースラの前に到着する。
レーブルリナ国で移動している時であれば、レイ達の人数を見て警備兵がパニックになることも珍しくはなかった。
だが、使節団を率いているロニタスは、前もってアースラに話を通していたのだろう。
レイ達のよう大集団を見ても、警備兵は驚きはしたものの、そこまでパニックになるといったことはなかった。
そうして馬車が正門の前で止まると、すぐにロニタスがレイのいる馬車に向かって近づいてくる。
「ロニタス?」
「ああ、久しぶり……とまではいかないが、何日かぶりだな。そっちも元気そうで何よりだ。お前達の件についてはこっちで話を通しておいたから、問題はない。手続きとかはいらないから、お前の主要な連中はそのまま中に入ってくれ」
「いいのか?」
「ああ。ただし、他の面子は騒動にならないように、暫く外で待ってて貰うが。……構わないな?」
聞くのではなく、確認を求めるような声。
その声に、特に異論のないレイは頷きを返す。
「分かった、それでいい。けど、街でのことを楽しみにしている奴も多いから、出来るだけ早く入れてやって欲しい」
「なるべく早くするように言っておこう。……行くぞ」
そう告げるロニタスの言葉に、レイ、エレーナ、マリーナ、ヴィヘラ、ビューネ、リュータス、ギメカラ、スーラといった面々がアースラの中に入っていく。
尚、セトは数日ぶりに会ったミレイヌにより、思い切り愛でられていて、街の中に入るれるような状況ではなかった。
(俺達が入れるってことは、多分セトも問題なく入れるようになっていたんだろうけど……その辺はしょうがないか。この状況でセトを街中に入れれば、余計な騒動が起きるのは間違いないしな)
セトを愛でているミレイヌに対し、険悪な視線を向けている何人かの女達を見やると、レイはそのままアースラの中に入っていく。
今の状況で自分が何かを言っても、それこそ余計な騒動になるだけだと、そう理解していた為だ。
そうである以上、ここは自然の流れに身を任せておけば問題はないだろうと。
……レイ達と入れ違うように、スルニンがアースラの外に出てきたというのも関係しているのだろうが。
苦労を掛けるな。いえ、問題ありません。
しっかりと言葉を交わした訳ではないのだが、視線を交わしたことで意思疎通はきちんと出来たのは間違いない。
(スルニンがいれば、問題にはならないだろ。ミレイヌも、素人を相手にしてそこまで乱暴な手段は取れないと思うし。……うん。少なくても今はまだ分類的に素人で間違いないしな)
日に三度行われる戦闘訓練。
最初の数日は戦闘訓練を行っていたのは護衛を任されている者達だけだったのだが……今では、女達の中からもそれなりに参加している者が多い。
やはりジャーヤの者に強引に連れてこられたというのが、影響しているのだろう。
自分がもう少し強ければ、自分の初めてを金で売るような真似はしなかったと。
この一行の護衛の人数が少ないというのは、皆が理解している。
それだけに、いざという時は自分の身を守れるようにと考えている者も決して少なくないのだ。
勿論一行の全員がそのように思っている訳ではないが、それでも千人近い人数の有志だ。
当然のようにその数はそれなりに多くなり……中には、戦闘に対して高い才能を持つ者も少なくない。
このままギルムに到着するまで戦闘訓練を続ければ、それこそある程度の強さを得ることが出来るのでは? というのが、レイの予想だった。
それこそ、中には低ランク冒険者を相手にしても全く問題ないだけの力を得た者がいても、驚きはしないだろう。
ギルムに到着したら、すぐにでも冒険者として登録してもやっていけるだけの才能があると、マリーナやヴィヘラといった面々が保証するだけの者達もいるのだから。
「こっちだ。俺達が泊まっている宿だから、盗聴される心配はない筈だ」
そう言ってロニタスが案内したのは、正門からそれ程離れていない場所にある宿屋だ。
高級な宿だというのは、それこそ見れば明らかな佇まい。
「いい宿に泊まってるな」
「当然だろ」
レイの言葉に、ロニタスは即座にそう返す。
「正直なところ、俺としてはもっと肩の凝らないような宿が好みだが……俺達はギルムの使節団だ。そのような人物が安宿に泊まるということは、ギルムの名前に泥を塗るようなことになる」
「あー、なるほど」
ロニタスの言葉で、大体の事情はレイにも理解出来た。
もしこの状況でロニタスが安宿に泊まろうものなら、それはギルムの使節団にはその程度の財力しかないということになり、侮られる原因となるのだ。
どのような宿に泊まっているのかで、相手がどのような人物かを図る者もいるだろう。
そうなると、やはりギルムの看板を背負っているロニタス達が、そのような安宿に泊まれる筈もない。
大地の恵み亭と書かれているその宿に入ると、すぐに従業員が近づいてくる。
「お帰りなさいませ、ロニタス様」
「ああ、こいつらは俺の客だ。ちょっと談話室を使わせてくれ。それと、何か適当に飲み物と食べる物が欲しい」
「かしこまりました」
短く言葉を交わし、そのまま去っていく従業員。
「へぇ」
その仕草にはどこか洗練されたものがあり、この大地の恵み亭が外見だけではなく、中身もきちんと高級宿だというのを証明していた。
(俺としては、夕暮れの小麦亭みたいなアットホームな宿の方が好みだけど……こういうのがいいって奴も多いんだろうな)
そんな風に感心しながら、レイ達は二階にある一室に通される。
談話室とロニタスが口にしていたように、その部屋は何人もが話をする為の部屋のようだった。
他に人の姿はないのだが、快適にすごせるようにだろう。冷房のマジックアイテムで部屋の気温は夏にも関わらず涼しいと呼ぶに相応しいものだ。
それぞれがソファに座り、最初に口を開いたのはロニタスだった。
「さて……まずは、自己紹介から行くか? もっとも、お互いに知り合いのレイ達は除いてだが」
「そうさせて貰えると、こちらとしても嬉しいですね。……では、まずは私から。私はレイさん達の援助をしている、ゾルゲー商会のギメカラと申します」
ソファに座ったまま、ギメカラは頭を下げる。
「なら、次は俺かな。元ジャーヤのリュータス。俺個人の護衛として何人かいるが、それは向こうの方に残してきている」
本来であれば、護衛が護衛対象から離れるということは有り得ないことだろう。
だが、レイ達が一緒にいる以上、何があっても絶対に無事だというのは、護衛達にとっては明らかだった。
寧ろこの状況でジャーヤの追っ手が手を出してくることがあれば、それこそレイによって追っ手が殲滅されるのは間違いない。
それだけではなく、ギルムからの使節団にも手を出したということになり、よりジャーヤが不利な立場になるのは確実だ。
「最後は私ですね。レジスタンスを率いてる、スーラです」
そんなスーラを見て、ロニタスは一瞬だけ驚きの表情を浮かべる。
スーラの存在はレイ達から聞いていたが、それでも若すぎると、そう思ったのだろう。
ロニタスの驚きはすぐに消えたが、それでもスーラがそれを見逃すようなことはない。
それでも何も言わなかったのは、実際にスーラは自分が若いのは事実だと、そう思っていた為だ。
(年齢以上に年上に見られない、というのをせめて喜ぶべきかしら)
半ば自分に言い聞かせるように考えつつ、スーラはロニタスの様子を何も見ていませんと言いたげに笑みを浮かべる。
そんなスーラの笑みを浮かべながら、最後の人物……ロニタスが口を開く。
「俺はロニタス。レイから聞いていると思うが、レーブルリナ国へ向かう使節団を率いている者だ。……さて、自己紹介が終わったところでまず確認をしたいのだが……」
一度言葉を切ったロニタスは、リュータスに視線を向ける。
その視線の意味を理解したのだろう。リュータスはロニタスの視線に頷いてから口を開く。
「俺達はロニタスさん、あんた達と一緒にこのままロッシに向かう」
まさにトンボ返りと呼ぶに相応しい行動だったが、ロニタスにとってはジャーヤやレーブルリナ国についての詳しい情報を得ることが出来るという意味では、リュータスの同行が必要不可欠だった。
途中で寄るだろう村や街でも、当然その辺りの情報は色々と聞くことは出来ると思うが、直接そこにいたという点でリュータスからの情報は他の者の情報に勝る価値を持つ。
「そうか、助かる。それで……ゾルゲー商会の方でリュータスやその護衛達が抜けた分の人材は確保出来るのか?」
「数だけなら、それこそ幾らでも用意出来ますが……性格、もしくは技量。はたまたその両方を有する者となると、些か……いえ、正直に言わせて貰えばかなり厳しいかと」
「商人なのに、やる前から諦めるのか? そんな調子でギルムで上手くやっていくのは、難しいと思うがな」
どこか挑発するような口調で告げるロスタムだったが、やはりギメカラがジャーヤに協力していたゾルゲー商会の商人だというのが気になっているのだろう。
そういう意味では、リュータスはジャーヤの後継者候補という立場だったのだが、その割にはリュータスに対する態度は友好的だ。
(リュータスはあくまで個人で亡命してきた。……いや、この場合は亡命って表現が正しいのかどうかは分からないけど。けど、ギメカラはゾルゲー商会丸ごとの移動。違いはやっぱりこの辺か)
個人と商会その物では、周囲にもたらす影響力が違う。
特にギメカラは、ギルムでゾルゲー商会が地盤固めを終えて力を手に入れれば、裏社会にも接触するとダスカーに言い切った程だ。
当然ロニタスもその辺りの事情はダスカーから聞いており、態度が厳しくなったりするのは当然だろう。
ロニタスもギルムという街を愛しており、それ故にギルムに危害を加えそうな相手に対して好意的になるのは難しかった。
ギメカラもそんなロニタスの思いは理解しているのか、厳しい指摘にも笑みを浮かべて口を開く。
「そうですね。ですが、それこそギルムであればまだしも、そうでない……レーブルリナ国の近くにある村や街では、どうしても腕利きの冒険者を揃えるような真似は出来ません。勿論私共で可能な限りのことはさせて貰いますが、出来ないことを出来ると言う訳にもいきませんので」
そう言われれば、ロニタスもこれ以上言うことは出来ない。
もし無理に出来ないことを出来ると言わせるような真似をすれば、それは商人に必要以上に無理を強いたということになるのだから。
それも、ギルムの使節団の人間が、だ。
「……分かった。では、まずは改めて色々と情報交換をしようか。レイ達とはこの前情報交換を済ませているが、それ以外の面々とはこれが初めてだからな」
そう告げ、ロニタスはレーブルリナ国やジャーヤについて……ロッシやメジョウゴについての詳しい話を始めるのだった。
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