2010年10月02日
韓国・朝鮮の遺族とともにin北海道・強制連行・強制労働被害の解決をめざして=10月9日
「韓国・朝鮮の遺族とともに―遺骨問題の解決を―全国連絡会」は、今年が韓国強制併合100年を迎えたことから、強制連行・強制労働犠牲者の遺族を招いて、遺骨問題などの解決を実現するために、10月7日~12日にかけて全国4カ所で証言集会が開かれます。
北海道集会は10月9日(土)に、エルプラザで開かれます。
遺骨問題は、過去の事実に留まらず現在に続く課題であり、強制連行によって父を失った家族の苦労を直接伺うことで、私たち一人ひとりが遺族の思いを真摯に受け止め、ともに問題解決の道を探っていきます。
集会では次のお2人が韓国から来道し、体験を語ります。
北海道は朝鮮人強制連行・強制労働の主要な現場でした。北海道における遺骨問題の報告もあります。ぜひ、ご参加ください。
◆李熙子(イ・ヒジャ)さん
ヤスクニ合祀取消し訴訟原告。映画「あんにょんサヨナラ」の主人公。父、李思炫(イ・サヒョン)さんは、京畿道出身で、軍属として中国で亡くなっています。遺骨は不明ですが、靖国神社に合祀され、父の魂の解放を求めて合祀取消し訴訟を行っています。
◆朴進夫(パク・ジンブ)さん
父、朴先鳳(パク・サンボン)さんは、慶尚北道出身で、労務者として北海道で亡くなっています。お母さんは剣淵町出身の日本人ですが、韓国で亡くなっています。今回の来道では、剣淵町の親戚と面会を希望し、また、子どものころ里子に出された弟・英雄さんを探しています。
チラシをダウンロード
【韓国・朝鮮の遺族とともにin北海道~強制連行・強制労働被害の解決をめざして~】
◇日 時 2010年10月 9日(土)18:30~20:50
◇場 所 札幌エルプラザ 3Fホール(札幌市北区北8西3)
◇主 催 韓国・朝鮮の遺族とともにin北海道 実行委員会
◇実行委員会参加団体(五十音順)
◇I女性会議札幌、I女性会議北海道、強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム、さっぽろ自由学校「遊」、市民自治を創る会、日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会、北海道平和運動フォーラム、みんなのひろばハンダマン
◇参加費 一般 500円、高校生以下 無料
◇内 容 遺族の体験談(李熙子さん、朴進夫さん)、北海道の遺骨問題(殿平善彦さん)ほか
この集会に先立ち、10月4日(月)エルプラザ4階で、日韓共同ドキュメンタリー「あんにょん・サヨナラ」映画上映会があります。ぜひご参加ください。
詳しい内容は、下記チラシをご覧ください。
「あんにょん・サヨナラ」をダウンロード