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特定の留置者に便宜でうその記録 県警警部ら書類送検

おととし4月から去年2月にかけ、本庄警察署の当時の留置管理課長ら5人が、特定の留置者に便宜を図り、このうち2人がこれを隠すために嘘を記録したとして、県警は2日、2人を有印公文書偽造などの罪で書類送検しました。

書類送検されたのは、46歳の元本庄警察署・留置管理課長と、本庄警察署の38歳の巡査です。2人は、去年2月、休日に認められていない手紙の受け渡しを40代の男性留置者に行い、記録には、2日後の月曜日だったとうその記載をした疑いです。県警監察官室によりますと、2人に加え30代から50代の巡査部長3人の合わせて5人は、おととし4月から去年2月にかけ、この留置者に対し、携帯電話の持ち込みや、面会時間の延長など不適切な処遇をしていて、元留置管理課長は減給10分の1、1か月の懲戒処分、他の4人は、本部長注意などの内部処分となりました。

調べに対し、元留置管理課長は「看守と留置者がトラブルになり、自分が間に入れば、その場が収まることから不当な要求を受け入れてしまった」と容疑を認めているということです。

県警の佐伯保忠首席監察官は「県民の信頼を大きく損ねる行為であり誠に遺憾である」とコメントしています。


男2人を強盗致死容疑で再逮捕

去年12月、志木市柏町の路上で、60代の男性を背後から金属バットで殴り、死亡させたうえ、金を奪おうとしたなどとして、22歳の2人の男が、2日県警に強盗致死の疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、さいたま市桜区白鍬の無職、櫻井聖哉容疑者(22)と、さいたま市桜区上大久保の建設作業員、菅原佳祐容疑者(22)の2人です。

2人は、去年12月の午前4時半ごろ、志木市柏町の路上で、通勤途中だった当時63歳の男性に、背後から近づき、金属バットで殴り、男性の持っていたリュックサックを奪った疑いが持たれています。暴行を受けた男性は死亡しました。

警察の調べに対し、櫻井容疑者は容疑を認め、菅原容疑者は黙秘を続けています。2人は、このほか新座市と、さいたま市で発生した、あわせて4件の路上強盗事件にも関与しているとみられています。


熊谷6人殺害事件 逃走直前に姉に電話

熊谷市で男女6人を殺害し、強盗殺人などの罪に問われたペルー人の男の裁判員裁判で、男が、熊谷警察署から逃走する直前、泣きながら、姉に電話をかけていたことが分かりました。

起訴状によりますと、ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告は、2015年9月、熊谷市の住宅3軒に侵入し、6人を相次いで殺害し現金を盗んだとして、強盗殺人などの罪に問われています。

2日の公判では、熊谷警察署の当時の署員が出廷し、住宅に侵入し、熊谷警察署に連行されたナカダ被告が、神奈川県に住む姉に、署内で電話をかけていたことを明らかにしました。その時の様子について当時の警察官は「だんだんと感極まるような泣き出し方をした。どうしたのか尋ね、電話を替わろうとすると、ナカダ被告は、通話を切ってしまった」と述べました。その後、ナカダ被告は別の警察官と共にトイレと喫煙所に行き、警察署の交差点を突っ切って逃走しています。

今後、逃走直前に電話をかけていた姉も出廷する予定で、ナカダ被告の当時の様子などが、さらに明らかになる見通しです。


借金返済免れる知人殺害 検察側 新公訴事実を追加

おととし2月、借金の返済を免れるために知人男性を殺害し、群馬県内の空き地に遺体を埋めたとして、強盗殺人などの罪に問われている58歳の男の裁判員裁判で、検察側は、単独犯ではなく、共謀して犯行に及んだとする新たな公訴事実を追加しました。男は、殺害について、一貫して無罪を主張しています。

この裁判は、春日部市大畑の不動産コンサルタント、宮口義弘被告(58)が、おととし2月、200万円の借金の返済を免れるために、春日部市大枝の無職、森重正三さん(当時73)を殺害し、遺体を群馬県藤岡市の空き地に埋めたとして、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われています。

検察側はこれまで、宮口被告の単独の犯行を主張してきましたが、2日の公判で、公訴事実に単独または何者かと共謀し、森重さんを殺害して死体を遺棄したと新たに追加しました。これを踏まえ検察側は「仮に何者かと共謀したことが認められた場合でも、被告人は主導的な役割を果たしていた。被告人を酌量する特段の事情はない」と先の論告求刑と変わらず、無期懲役を求刑しました。

一方、弁護側は「遺体の運搬は共謀によるもので争わないが、遺体を土に埋めた事実はないし、強盗殺人については、単独であれ共謀であれ、そのような事実はない」と強盗殺人について無罪を主張しました。判決は、今月6日に言い渡されます。


新年度 県予算1兆8700億円プラス予算へ

県の新年度=2018年度の一般会計当初予算案は、1兆8700億円で、今年度の当初予算と比べ、およそ100億円増額する見通しです。

1年ぶりにプラス予算に転じる県の新年度予算案は、およそ1兆8700億円となる見通しで、昨年度=2016年度の1兆8800億円に次ぐ規模です。新年度の新規事業としては、人口知能=AIの活用に向けた調査研究費や、先端産業を誘致するための調査費などが、盛り込まれています。

新年度予算案は、今月20日に開会する予定の2月定例県議会に提出されます。


さいたま市新年度予算案 一般会計 過去最大

さいたま市は、新年度、2018年度の一般会計当初予算案を発表しました。予算額は、 5540億円あまりで2001年にさいたま市が誕生して以来最大規模となっています 。

さいたま市の新年度の一般会計当初予算案は、5544億5000万円で、今年度より24 3億5000万円、率にして4.6パーセント増額しました。これは、病院の建て替えや、J R大宮駅周辺事業に投資するためで予算規模は過去最大です。

主な事業では、緑区三室に あるさいたま市立病院の建て替え費用として145億8400万円、JR大宮駅周辺の整 備事業に70億8700万円が充てられます。また、人口増加が進む浦和美園地区に来年 4月に開校する予定の小学校と中学校の整備費用には72億2000万円を計上しました。ま た、市民会館おおみやを大宮駅東口に移す事業には、40億6500万円、2020年 2月に開館予定の岩槻人形博物館の整備事業には、12億1200万円が盛り込まれま した。


“おもてなし”の心PR 上田知事にのれん贈呈

去年、県内で初めて足袋蔵が、日本遺産に認定された行田市の商工会議所が、おもてなし の気持ちを込めて制作したのれんを上田知事に贈りました。

行田商工会議所の小川雅以会 頭は、「日本遺産に認定され、多くの客を迎えるようになり、商人の気持ちをこめたのれ んを用意した」と述べ、上田知事に手渡しました。

のれんは、商工会議所の会員の企業に無 償で配布されていて、観光客に「おもてなし」の心をPRしています。上田知事は、来月 の自身のコラムで、行田市を紹介することを伝え、受け取ったのれんは、県庁に飾り 、県民を出迎えたいと話していました。


2月3日は節分、狭山市で保育園児が豆まき

2月3日は節分です。狭山市の保育所では、一足先に、園児たちが豆まきをしました。新狭山 保育所では、およそ60人の園児たちが、悪いものを追い払い、新しい季節を迎えるとい う節分の意味や、豆をまく理由を先生から聞いたあと、大きな声で豆まきの歌を歌いまし た。

そして、年長の園児が可愛い鬼に変身して登場し、2歳から4歳の園児 たちは鬼めがけて元気いっぱい豆を投げました。すると、先生扮する大 きな鬼が登場。今度は、鬼役の園児たちも豆を持ち、全員で協力して鬼を退治しました。 このあと、園児たちは歳の数だけ豆を食べ、健康に過ごせるよう体の中に、福を取り込ん でいました。




昨夜からの積雪 県内13人けが

1日夜から降り続いた雪で、県内では13人がけがをしたほか、入試の開始時間の繰り下げ や小学校の臨時休校などの影響が出ました。

熊谷地方気象台によりますと、最大の積雪量 は秩父で17センチ、熊谷で6センチとなりました。この雪で川越市で83歳の女性が転 倒して足を骨折するなど13人が、けがをしました。

また、雪の影響で、草加市の獨協大 学や飯能市の聖望学園高校で入試の開始時間を予定より1時間繰り下げました。県内の幼 稚園と小中学校、高校では合わせて43校が臨時休校となりました。

県内の鉄道各線は、雪 の重みで木が線路上に倒れ掛かった影響でJR八高線が一時運転を見合わせるなどしまし た。また、県内を通る高速道路は、首都高速の一部区間で一時、通行止めとなりましたが 現在は解消しています。

2日朝の、JR大宮駅は大きな混乱も無く、足元を気にしながら通 勤する人の姿が見られました。