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磐田の「桶ケ谷沼を考える会」 エコ事業認定

◆ゆうちょ銀が環境保全団体を支援

70種類のトンボをはじめ、野鳥や水生生物が繁殖する桶ケ谷沼=磐田市岩井で

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 磐田市岩井の桶ケ谷(おけがや)沼の環境保護に取り組むNPO法人「桶ケ谷沼を考える会」(今村信大理事長)が、ゆうちょ銀行が環境保全団体を支援するエコ・コミュニケーション事業に認定された。全国十三団体のうち、東海エリア(静岡、愛知、岐阜、三重県)では同会だけ。二日、桶ケ谷沼の脇に立つビジターセンターで式典があった。

 同事業は、地域社会の持続的発展に貢献することを狙いに二〇一七年度に創設した。活動を支援する総額六百五十万円の寄付金のうち、桶ケ谷沼を考える会には五十万円が贈られた。同会は、環境省の絶滅危惧種に指定されるベッコウトンボの増殖をはじめ、アメリカザリガニの駆除、沼の再生に活用する。

 式典には、同会役員や市、日本郵便やゆうちょ銀行の関係者ら十二人が出席した。主催者を代表し、ゆうちょ銀行東海エリア本部の森下裕久副本部長が「地道な環境保全への取り組みに弾みを付けてほしい」とあいさつ。今村理事長は「桶ケ谷沼を市民や企業団体の大きな宝となるように頑張っていきたい」とお礼を述べた。

森下裕久副本部長から寄付金の目録を受け取る今村信大理事長(右)=磐田市岩井の桶ケ谷沼ビジターセンターで

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 磐田原台地の東縁にある七・四ヘクタールの桶ケ谷沼は、七十種類のトンボや野鳥、水生生物などが繁殖する。

(赤野嘉春)

 

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