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父娘混浴に潜むリスク…男湯で多発する女児の盗撮被害 「小1以上は女湯へ」呼びかける銭湯も

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父娘混浴に潜むリスク…男湯で多発する女児の盗撮被害 「小1以上は女湯へ」呼びかける銭湯も

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 銭湯に4歳の娘を連れていくこともある愛知県瀬戸市の男性会社員(28)は「娘のような幼い子が盗撮されるなんて」と驚き、「盗撮の危険性を考えると妻がいない日は銭湯に行けなくなる」と話した。

 児童ポルノ問題に詳しい甲南大学法科大学院の園田寿教授は「0~5歳児に対する強制わいせつ事案は年間数十件ある。そういった性的嗜好(しこう)を持つ人がいることを両親が理解し、安易に女児を男湯に入れない意識を社会全体で作っていくことが重要だ」としている。

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子供の混浴年齢制限、条例化も…年齢にはばらつき

 都道府県の多くは、公衆浴場で混浴できる上限年齢を条例で定めている。ただ年齢にはばらつきがあり、大阪府や山口県など条例がない自治体もある。

 香川県は「12歳以上の男女を混浴させないこと」と条例で規定。県の担当者は「保護者の監督なしで入浴できると判断した年齢で区切っている」と説明する。

 京都府は7歳から混浴できないと規定しており、府の担当者は「安全面を考慮しても、小学生になる年齢であれば1人で入浴は可能」と話す。香川県と同じく安全面を考慮した年齢設定だが、5歳もの開きがある。

 また、大阪府は要領に基づき、おおむね10歳以上は混浴させないよう公衆浴場に指導しているとして、条例までは定めていないという。全国浴場組合は「子供が1人で安全に入浴できる年齢は個人差があるため、条例での一律の規制は難しい」としている。

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