金鉱山に閉じ込められた作業員900人超を救出 南ア

2018.02.02 Fri posted at 18:04 JST

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(CNN) 南アフリカ中部の金鉱山で900人を超える作業員が少なくとも24時間にわたり坑内に閉じ込められ、その後救出されたことが2日までに分かった。暴風雨により停電が発生したことが原因だという。

同国の鉱物資源省は、残された作業員全員が鉱山の立て坑から救出されたと発表した。

鉱山の運営会社は先ごろ、国営メディアに対し、これまで数百人の作業員を引き上げたとしながらも、依然として955人が取り残されていると述べていた。

国営メディアによると、地中から出られない状況が丸1日以上続き、作業員の家族らは怒りをあらわにして鉱山近くに集まった。

鉱山会社の広報担当者は地中の作業員について「全員所在が分かっており、安全な場所で無事にいる。食糧と水も供給されている」と説明。電力の復旧に向けた作業も進行中で、立て坑に近い換気設備の整った場所にとどまっていると語っていた。

鉱業と建設業の業界団体AMCUは声明で「このような事態に対応するための危機管理計画が準備されていないことに疑問を呈する」と述べた。

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