銘酒誕生物語 奇跡の復活を遂げた至極の酒:奈良編

逸品の酒の誕生秘話に迫る「銘酒誕生物語」。今回は、さまざまな苦難を乗り越え奇跡の復活を遂げた奈良「みむろ杉」が登場。

番組名

銘酒誕生物語　奇跡の復活を遂げた至極の酒:奈良編

番組内容

逸品の酒の誕生秘話に迫る「銘酒誕生物語」。監修の高木顕統(高木酒造「十四代」蔵元)が自信を持って推薦する銘酒蔵が登場する。 今回は創業万治3年(1660年)、奈良県の三輪で、銘酒「みむろ杉」を醸す今西酒造。町の中心に祭られる「大神神社(おおみわじんじゃ)」は日本最古の神社とされ、本殿を持たず鳥居の背後に鎮座する三輪山が御神体である。また、大神神社は「酒造りの神」としても知られている。そんな歴史深い地で酒を醸すのが、14代目当主・今西将之(34)。 元々、30歳になったら実家の家業である酒蔵を継ぐつもりだった今西だが、30歳を迎える2年前に突然、父親が他界。蔵に戻った今西は、深刻な経営危機に瀕していた蔵の状態とともに、実家の蔵がどんな酒を造っていたのかを知ることになる。そこで今西は、一世一代の勝負に出た。そこから、今西の情熱に多くの人が突き動かされることとなる。酒造りがうまくいかず、不遇な運命をたどる酒蔵は、たくさんあるだろう。しかし、現在「銘酒」と呼ばれるまでに成長した「みむろ杉」は、わずか6年で成長してきた。それは、今西の情熱と酒造りに対する愚直なまでに真摯な姿勢、さらにそれに共鳴した蔵人たち、今西を支えた多くの人々あってこそだったのかもしれない。若き蔵人の、熱いドラマをお届けする。(2018年)

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