2018-02-02

メンタル回復効果があったもの・なかったもの

当方社会人で、2005 年頃に発症した鬱病患者メンタル回復効果があったものとなかったものを列記してみたい。

今でも効果があるもの

睡眠時間の確保

自分の鬱は睡眠不足に大きく起因しているようで、大変効果的。かつては深夜 0-1 時入眠 6 時前起床の 4-6 時間睡眠だったのだが、今は 22 時入眠 7 時間睡眠目標にしている。それでもたまに睡眠不足に陥るが、以前のことを思えば随分良くなったように思う。以下は睡眠関連のコツ。

セックス

酒もクスリもやめた自分にとって (後述) セックスけが即効性のある快楽として残ることになった。パートナーが病状理解してくれているのも幸いしている。効果アルコールベンゾジアゼピン系薬剤に近いように思う。大変効果的。

日記の習慣

自身の想いをぶつける場として大変有用。このエントリーも、まずは日記用の非公開ファイルに書き出してみて、自身の考えをまとめて、多少推敲を加え、それからポストした。今なら音声入力などを併用しても良さそう。非公開で絶対に人に見られないことがメンタルによい日記秘訣かと思う。

効果的だったが止めたもの

アルコール

大変効果的であったが健康問題により止めた。かつては連日飲酒し、かなりの頻度で出勤前にも飲酒していた。勤務中に飲酒することもしばしばあった。飲酒運転をすることはなかったものの、事件事故にならなくて良かったと思う。γGPT 500 台というまあまあ重篤アルコール性肝機能障害を来たして断酒。宴席では今でもたまに飲みたくなることもあるが、日常生活から二日酔いがなくなったメリットのほうが大きく、数年間禁酒継続できている。ちなみに最近人気のストロングゼロ頭痛必発なので好きではなかった。

ベンゾジアゼピン向精神薬

こちらも大変効果的であったが健康問題により止めた。4-5 年ソラナックスメイラックスを併用。どちらも確実に効果を実感できて大変良かったが、どんどん常用量が増えていき、ときどき OD することもあった。禁酒しても肝機能障害遷延したため (γGPT 200 台) 勇気をもって投薬中止。ベンゾ離脱症状で 2 ヶ月ほど死にそうな気分で過ごした。残念ながら断薬後も γGPT は 3 桁高値が続いておりベンゾが悪かったとは断定できないが、離脱症状の辛さを考えるともう二度と内服したくない。

効果が実感しにくかったもの

SSRI/SNRI抗うつ薬

かつて 7 年間ほど常用していた。当時この手の薬剤は日中の眠気が必発で、内服時間を調整しても眠くて仕事にならなかった。世にいわれるような晴れ晴れとした気分にはならなったので、自分にはあまり効果的でなかったように思う。典型的なビンシャリ症状とインポ症状がでてきて内服中止。騒い離脱症状は出なかった。

運動

毎日 3 km 弱 / 20 分のジョギング半年間、週 1 回 1 時間水泳を 3 ヶ月続けてきたが、今のところ効果微妙。もともとのきっかけは "脳を鍛えるには運動しかない!" という本に感化されたためだが *2、本に書いてあるほどには回復しなかった。しかし良い習慣ではあるので今後も続ける予定。

瞑想 / マインドフルネス

独学で始めたマインドフルネスにはほとんど効果はなかった。しばらくして臨床心理士ガイド付きマインドフルネスを 2 ヶ月ほどする機会があり、こちらは即時的な効果はあったように思う。ただ自身再現性を得ることができず結局続いていない。そろそろ再開してみてもいいかもとは思っている。

オナニー

セックスに比べると効果は弱いように感じる。安心ホルモンであるセロトニンの分泌量に違いがあるのだそう *3。ちなみにオナ禁経験はない。

*1 http://www.200kounen-training.com/entry/2018/01/10/223227

*2 https://www.amazon.co.jp/dp/B00JDLBEFW/

*3 https://ameblo.jp/kinyoku9/entry-12249634913.html

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