挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~ 作者:月夜 涙(るい)

【創造】のもとに集うものたち

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
215/215

第十五話:ベリアル救援

 ベリアル救援のためにデュークによって十体のグラフロスをフル装備……最高性能の爆薬を最大限に積ませて準備させた。
 その十体のグラフロスをすべて【収納】しておく。

 これらはベリアルを救うための戦力であると同時に、ベリアルが敵側の魔法であり、俺を嵌めようとしている場合の保険。

 そして、保険とは別に罠を用意する。
 もし、ベリアルが俺を嵌めようとしているのであれば、今回の戦いで馬脚を現すだろう。
 ……いや、そうなるように誘導する。

【絶望】の魔王ベリアルのことを信じたい。
 これは俺の持論だが、信じるということと疑わないことは違う。
 盲目的に、ただ信じると言って何もしないというのはただの思考放棄だ。

 信じるということは、十分に疑い、その結果として信用に値するという判断をすること。
 だから、俺はベリアルが俺の敵である場合の行動を想定し、対策も考えていた。

 ……ベリアルが反プロケル同盟に襲撃されるということも予想していた筋書きの一つだ。
 ベリアルが敵陣営であれば、自分を狙わせて俺を呼び寄せ、反プロケル同盟の魔物たちに手を出させることで新人魔王の庇護から外す。
 それが終われば、俺を足止めし、ベリアルを襲っていた魔王と協力して始末する。
 とどめに、ベリアル救援のために主力を欠いたアヴァロンを別の魔王たちに襲撃させるぐらいのことはする。

「信じさせてくれよ。ベリアル」

【収納】したグラフロスとは別のグラフロスの頭を撫でる。
 俺の準備は終わりだ。あとは魔物たちが来れば出発する。

「おとーさん、準備OKなの!」
「ご主人様、私もです」
「がうがう!」

 今回のお供は、クイナ、アウラ、ティロ。
 ティロには異空間に潜ってもらう。
 そして、ロロノがやってくる。
 ロロノがベリアルのダンジョンに向かったわけじゃない。ロロノは罠を持ってきてくれた。

「マスター、進化した三騎士を連れてきた」

 ロロノが作った最高傑作である三騎士、それを俺の【創成】によって進化させた至高の機械騎士たち。
 アヴァロン・リッターの時点でAランクの魔物と同程度の力があり、【バーストドライブ】することで短時間ならSランク下位の力を発揮できた。

 それが改良と特化により力を増し、更に進化したことで通常状態でアヴァロンリッターの【バーストドライブ】と同等。
【バーストドライブ】を解禁すれば、Sランク上位クラスにもなる。

 この三騎士だけで、並の魔王の軍勢なら蹴散らせるだろう。
 ベリアルが敵で俺を嵌めようとした場合、こいつらは罠となり、やつの真意を暴く。

「ロロノ、急ぎの仕事を頼んで悪かった。今回、クイナ、アウラ、ティロを連れていくが。この三人に力を振るわせるわけにはいかない。主力は三騎士になる」
「ん。わかってる。マスターの言われたとおりに調整した。これなら、マスターの目的を果たせる。マスターが名前をくれた三騎士、マスターのために力を使うのは当然」

 ロロノの頼みで三騎士には名前を付けている。

 重装甲・超加速・大火力の赤騎士には、ロート・ランツェ(赤い槍)
 航空型・軽装甲・長距離射撃の白騎士には、ヴァイス・ボーゲン(白い弓)
 汎用型・高機動・高性能頭脳の黒騎士には、シュヴァルツ・パンツアー(黒い鎧)。

 それぞれ、色と武具を組み合わせた名前にしていた。
 白騎士に赤騎士と黒騎士が接続される。
 通常、アヴァロン・リッターの運搬にはコンテナを使うが、白騎士は自力で、グラフロスすら超える速度で飛行できる。
 そして、残り二体の騎士をけん引することもできる。
 三騎士は、どんな戦場にも超高速で駆け付けられる。

「じゃあ、行こう」
「やー!」
「いつでもいいです」
「ガウガウ!」

 ベリアルのダンジョンとアヴァロンの同時攻撃を想定しているため、俺が不在時の指揮をとれるデュークと、異空間の守りの要であるルルをアヴァロンから離れさせるわけにはいかない。
 救援は、少数精鋭で行く。

 クイナ、アウラ、ティロ、三騎士。これだけの守りを抜いて俺を殺すことはほぼ不可能。
 そして、状況次第ではベリアルのダンジョンでティロに転移陣を描かせ、救援を呼ぶ。
 念のために、アヴァロン側にはついになる転移陣はあらかじめ作ってあった。

 グラフロスが羽ばたき、白騎士のスラスターが点火する。
 白騎士の装甲の隙間からアヴァロン・ジュエルの赤い光が漏れていた。

 アヴァロン・ジュエルは装甲でありながら、サブジェネレーターの役割をも果たす。だからこそ、従来とは比較にならない出力を得た。
 さらに、鉄の四分の一という軽さ。それは航空機である白騎士にとっては大きなメリットだ。
 そのため、二機を抱えた状態でも白騎士はグラフロスを凌駕する速度が出せる。
 離陸する瞬間、ロロノが叫ぶ。

「父さん、絶対無事に帰ってきて」
「約束する。何があってもアヴァロンに戻る」

 ロロノが視えなくなった。
 手紙を運んで来た白い鳥の後ろを追いかけていく。
 これからベリアルのダンジョンに向かい一直線だ。

 ◇

 白い鳥を追いかけること、約二時間。
 ベリアルのダンジョンにたどり着く。
 ベリアルのダンジョンは塔型で登っていくタイプだ。
 第一フロアに入ると死体がのいくつかがゆっくりと青い粒子に変わりつつあり、壊れた装備などが散乱していた。

 生きている者はいない、すでに戦いの舞台はダンジョンの奥深くに移っているようだ。
 背後から襲撃をかけるよりも、まずはベリアルと合流するべきだろう。
 白い鳥の足に、迎えが欲しいと書いた手紙を括り付ける。
 そう考えていると目の前に、女性悪魔型の魔物が【転移】してくる。

「私はデミ・リリス。主がお待ちです。すぐに送り届けましょう」

 どうやら、【水晶】でこちらの様子を伺っていたようで、こちらに気付き、向こうから迎えをよこしてきた。
 俺が頷くと、デミ・リリスの手により、俺たちはベリアルのもとへ送り届けられた。

 ◇

 送り届けられた先は、【水晶】の間だった。
 ……もし、ベリアルが裏切りものであれば自分の急所であるこの部屋には連れてこない。
 少しだけ疑いが晴れる。

「プロケル様、よく来てくださいました! このベリアル、信じていましたよ! 優しく強く正義感が強いプロケル様なら、すぐにでも、なにを置いても友である僕を助けに来てくれると、ああ、プロケル様の【誓約の魔物】が二体も、そちらの凛々しい猟犬もただものでもはない。その力まさしくSランク、立派なゴーレムまで、ああ、もう、この喜びを言葉で表すことができないことがもどかしい」
「……喜んでくれたのは嬉しいが、雑談はそれぐらいにしよう。今は一刻も争う状況だ」

 こうしている間にもベリアルのダンジョンは突破されつつある。
 話をしている暇すらない。

「はい、今は【階層入替】でもしものときのため用意したおいた下層にある罠地獄を上層にもっていき時間稼ぎをしているところです」

 マルコから聞いたことがある。
 長年魔王を続けているとDPが余り始める。

 それをすべて魔物に変えても、魔物を配置するスペースがないし、部屋を構築しさらに魔物を配置するのは高くつく。

 なら、いっそのことコストパフォーマンスが高い罠部屋を片っ端から購入してどんどん罠だけの部屋を増やし、敵に攻められて状況が悪くなれば罠部屋を敵の進行ルートに割り込ませる。

 これなら時間を稼ぎつつ、敵の戦力を削れ、さらに自軍の魔物の消耗が抑えられる。
 階層入替は、自軍以外の魔物が存在すると使用できないものの使いどころは多い。

「ベリアル、状況はわかった。それなら現時点で魔物の被害自体は抑えられているんだな」
「いえ、初動でかなり魔物を削られました。初動を乗り切ったあとの被害は破壊された罠部屋ぐらいです。……罠は壊されてもDPさえあれば、また買えます。ただ、その罠地獄もそろそろ限界で、ここからは魔物たちを壁にするしかありません」
「罠地獄の部屋の次はどんな部屋だ」
「……魔物の休憩所として作った部屋で、魔物たちがゆっくり休めるように広々とした草原になっています」

【水晶】により、罠部屋の次の部屋が移される。
 青々とした広い草原。障害物も天井もない。
 ここはいい。グラフロスの能力が生きる。

「なら、そこで仕掛けよう。防御力のある魔物でこの部屋に引き留めて、敵が固まったところで一掃する。……一掃するための戦力を連れてきた。暗黒竜グラフロスを十体。俺の情報を集めていたのなら、聞いたことがあるだろう。空から強力な爆発魔術に似た攻撃をする竜がいることを」
「もちろんです。プロケル様の常勝戦術の一つですね。罠を抜けて、疲労した魔物を一掃。これが決まれば、今回の襲撃は凌ぎきれます! なにとぞ、お願いします」

 ベリアルが勢いよく頭を下げる。

「それだが、提案がある。【収納】しているグラフロスを十体、一時的にベリアルへと所有権を移そう。ぎりぎりまでグラフロスの攻撃は敵に悟られたくない。だから、魔王権限でどこにでも【転移】できるベリアルが【収納】して攻撃直前に、【草原】に現れて取り出すのが一番いい」
「僕がやるより、僕の魔物にプロケル様を転移させるほうがいいと思います」
「いや、俺が姿を現せば奇襲性が薄れる。俺の手は敵も承知している。姿を見せたとたん、爆撃を悟られ、撤退や防御行動をされるだろう。ベリアルが【収納】から取り出しても同じに見えるが、【収納】から取り出したのちに敵が動くのと、俺を見た瞬間に行動を移すのでは数秒違う。その数秒が大事だ」

 まあ、これはただの言い訳に過ぎない。
 実際のところは、所有権を移しさえすれば俺の攻撃にはならないという点を目的としていた。
 かつて、【鋼】【邪】【粘】との戦争でやられた手だ。
 親からの魔物の移譲にたいしては対策されたが、その逆はされていない。
 だからこそ、グラフロスを彼に託す。

「確かにその通りですね。では、ありがたくお力を貸していただきます。すべてが終われば、グラフロスをお返しします。ああ、プロケル様の魔物を使えるなんて、光栄です」

 俺はベリアルの感情に変化はないかを注視していた。俺に手を出させるのが目的なら、計算が狂い苛ついているはずだ。
 とくにおかしなところはない。
 グラフロスの権利をベリアルに移譲し終え、一体ずつベリアルに【収納】させる。

 これで、準備は整った。
 水晶越しに罠部屋と、その先にある部屋を覗く。
 徐々に、罠を突破した魔物が現れて、ベリアルの魔物たちとの戦いになる。

 ベリアルの魔物たちは守り主体の戦い方をする。
 ……違和感がある。敵の魔物は数が多いがせいぜいCランクばかり。

 Cランクは【渦】で作れて、失っても痛くない魔物たちだ。
 本気で攻略する気があるのなら、主戦力はCランクでいいとしても、指揮役や、難敵対策にAランクの魔物数体を連れてくるべきではないだろうか?
 Cランクなど烏合の衆だ。エース格相手だとろくに被害を与えられない。

「プロケル様、まずいです。もう、これ以上、持ちこたえられません」

 ベリアルが叫ぶ。
 罠を抜けた先に部屋で戦っているベリアルの魔物が押され始めていた。
 ベリアルの布陣はBランクが十体ほどに、残りはCとDの混在。
 これではCランクの大軍を抑えきれない。

「Aランクの魔物は出さないのか」
「すでに、敵にぶつけて重傷を負って治療中です」
「なるほど、だから敵はCランクばかりなのか」
「ええ、そうでしょうね。前半戦がもっともはげしく、お互いの切り札を潰しあいました」

 その話が嘘か本当かは確かめるすべはない。
 あるいは、これも俺に手を出させるための言葉かもしれない。
 まあ、こうなることも想定内だ。
 だから、保険とは違い。今度は罠のほうを試そう。

「なら、俺の三騎士を使う。こいつらならCランク程度、いくらいても問題にならないだろう。……まあ、こいつらが姿を見せた時点で、俺が増援に加わったことがばれるが、もう奇襲性なんて言っている状況じゃないしな」

 赤騎士、白騎士、黒騎士が駆動音を鳴らす。進化してから初めての戦いが楽しみで仕方無いらしい。
 ……この三騎士たちには感情が芽生えている。
 人口知能までもが【創成】で進化した結果だ。
 だからこそ、感情を魔力に変えるアヴァロン・ジュエルで魔力生成が可能なのだ。こいつらはもう道具ではなく、一種の生命と言える。

「すみません、すみません、それから、本当に本当にありがとうございます。このベリアル、恩は必ずや返させていただきます。必ずです! ささっ、三騎士を送り届けてしまいますね」

 ベリアルは急いで俺たちを転移させてきたデミ・リリスに【転移】で三騎士を戦場に送り届けさせた。
【転移】させられた三騎士たちが暴れ始める。
 彼らはCランクの魔物など歯牙にもかけない。一方的な蹂躙だ。
 これでは、グラフロスの爆撃の出番はないかもしれない。

 ……これでベリアルからは俺が反プロケル同盟に攻撃を加えたように見える。
 さあ、ここからどう動くか。敵の陣営に与していれば行動を起こすはずだ。
 できれば、用意した罠が無駄になればいい。
 三騎士たちの獅子奮迅ぶりを見ながら、そんなことを考えていた。 
いつも応援ありがとうございます
面白いと思っていただければ、画面下部の評価をしていただけると嬉しいです
魔王様の街づくり 三巻が9/15(金)発売!
三体の魔王との【戦争】。ついに【誓約の魔物】が揃う
天狐、エルダー・ドワーフ、エンシェント・エルフが大活躍
そして、ワイトが覚醒します!
書き下ろしはストラスがメイン。是非、読んでね!
/DI8MwFgVYAAl2qc.jpg
↑をクリックで公式ページへ飛びます!

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~

※ヤングエースアップ様にてコミカライズがスタート。無料で掲載されています ――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。 回復術士は一人では戦えない。そんな常識//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全118部分)
  • 23425 user
  • 最終掲載日:2018/01/28 22:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全443部分)
  • 23944 user
  • 最終掲載日:2017/06/13 01:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全192部分)
  • 27267 user
  • 最終掲載日:2018/01/30 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全179部分)
  • 24580 user
  • 最終掲載日:2018/02/01 04:25
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全126部分)
  • 27747 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 06:11
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全390部分)
  • 25069 user
  • 最終掲載日:2018/01/29 12:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全302部分)
  • 34958 user
  • 最終掲載日:2018/01/27 18:00
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで

「働きたくない」  異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。  ……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全317部分)
  • 23547 user
  • 最終掲載日:2018/01/28 00:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全116部分)
  • 22392 user
  • 最終掲載日:2018/01/09 00:01
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願い//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全564部分)
  • 34415 user
  • 最終掲載日:2018/01/28 20:46
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 32215 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全261部分)
  • 26724 user
  • 最終掲載日:2018/02/02 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全402部分)
  • 36907 user
  • 最終掲載日:2018/01/30 00:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全134部分)
  • 23400 user
  • 最終掲載日:2018/01/28 08:43
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全175部分)
  • 28143 user
  • 最終掲載日:2018/01/26 15:30
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部分)
  • 23787 user
  • 最終掲載日:2018/01/30 22:37
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1630部分)
  • 25098 user
  • 最終掲載日:2018/02/02 18:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 30188 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 27708 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 25787 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中

中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。 ある日、彼は社畜だった前世の記憶を取り戻し、かつてやり込んだゲーム世界に転生したと気付く。//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全71部分)
  • 22466 user
  • 最終掲載日:2018/01/31 19:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全394部分)
  • 24834 user
  • 最終掲載日:2017/12/25 18:00
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全501部分)
  • 22398 user
  • 最終掲載日:2018/01/31 18:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全535部分)
  • 30768 user
  • 最終掲載日:2018/02/01 23:45
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 23616 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 24603 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 24827 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫よ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全136部分)
  • 22859 user
  • 最終掲載日:2018/01/21 22:59