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松坂フィーバー幕開け 2018年プロ野球キャンプスタート

2018年2月2日 紙面から

大勢の報道陣を前にキャッチボールする松坂と岩瀬(右)=北谷球場で(金田好弘撮影)

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 松坂フィーバーの幕開けだ!! プロ野球のキャンプが1日、スタートした。中日はテスト入団した松坂大輔投手(37)が沖縄・北谷球場で、真新しい背番号「99」を初披露。その姿をひと目見ようと約2000人の観客が集まり、報道陣は異例の約200人を数えた。完全復活を目指す男は、プロ20年目で初となる沖縄の地で力強くその第一歩を記した。

 松坂が歩けば一斉に追いかける。大声で声援を送るファンもいれば、あまりの大物にささやき声で「松坂が来た」と胸を高鳴らせる人もいた。午前9時18分。グラウンドで背番号99のユニホーム姿を初披露すると、シャッター音が一層大きくなった。

 様子見の一日だった。ブルペンで投球練習する場合は前日に「○」印を書く。松坂は当初、ブルペン入りを予定していたが、この日は回避。「周りが投げる、投げると思っていたから投げなかった」と冗談めかしつつ「ドラゴンズのキャンプがどういうものか分からないし…」と続けた。新天地で初めてのキャンプとあって、流れを把握することを心掛けた。注目の初ブルペンは2日を予定。立ち投げで30球前後を投げる見通しだ。

 周囲も慌ただしさを増した。「松坂ワゴン」の登場だ。ブルペン横の投手小屋から屋内運動場、陸上競技場へ向かうには歩いて移動する。ただ混乱を避けるため、急きょワゴン車を用意。山井や吉見、外国人投手ら「年長組」を含めて松坂はほぼ車で移動した。

 これだけではない。初日の報道陣は200人。例年120~130人で、球団関係者は「200人というのは記憶にない」と松坂効果に驚きを隠せなかった。関係者向けの食堂では、昨年初日の200食を上回る300食を用意した。

 

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