この2作品の合同会見が、2月1日(木)に東京都内でおこなわれた。2004年にプリキュアシリーズ1作目『ふたりはプリキュア』の放送がスタートしたことを記念して、この日は「プリキュアの日」と制定されたばかり。SNSでは、ファンや関係者の喜びの声が挙がっていた。
『魔法つかいプリキュア!』『キラキラ☆プリキュアアラモード』に続く2018年の新しいプリキュアは『HUGっと!プリキュア』だ。
野乃はな(引坂理絵)という女の子が、不思議な赤ちゃん・はぐたん(多田このみ)と出会う。はぐたんを育てるため、はなはプリキュアになったりお仕事体験をしたりと多忙な日々を送ることになる。
制作プロデューサー挨拶
まずは、プロデューサーの鷲尾天(東映アニメーション)から、プリキュアシリーズ15周年の挨拶。
鷲尾「プリキュアは今年15周年を迎えました。1作目に熱狂して見てくださっていたお子さんたちが当時5歳くらいと考えると、ちょうど成人を迎える年が今年です。自分がプリキュアの年齢を超えて大人になっていることに、驚いている方もいるかもしれません。
現在、プリキュア15周年を記念したPVを、池袋駅構内のマルチビジョンで流しております。その他、都内6か所の駅に2メートル×7メートルの巨大ポスターを掲示中です。私も見に行きましたが、急いでいる人も足を止めて『あ、これ知ってる!』『見てた!』と写真を撮って行かれる姿が印象的でした。その姿を見ると、本当にやってきて良かったと感じます。
テレビシリーズと映画につきましては、これまでと変わらず、こどもたちに向けて丁寧に、そして印象に残るように、そして大人になっても忘れないように作品づくりをして行きたいと思います。いまのこどもたち、そして未来のレディーたちに向けての作品として、今後も展開していく予定です。どうぞよろしくお願いいたします」
続いて、プロデューサーの梅田和沙(ABCアニメーション)が、『HUGっと!プリキュア』に登場する「はぐたん」を抱えて登場。テレビ新シリーズと映画の企画を説明する。
梅田「まずは『HUGっと!プリキュア』ですが、シリーズ15作目となる今作では、こどもを守るお母さんとしてのプリキュアを描きます。赤ちゃんというのは未来の象徴です。多忙な毎日でも、たいへんなことや上手くいかないことがあっても、仲間との友情、勇気、あすへの希望を持って立ち向かい乗り越えていく。…
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