英語リスニングの1000時間神話を崩す1日20分の勉強法!
英会話のリスニングが
完璧にマスター
できるようになるためには、
簡単な日常会話程度でも
1000時間かかると言われており、
専門性が高まるほど
英語リスニングには
膨大な時間を要しいます。
さらに
大学や大学院で勉強している人が
講義を英語で
理解できるようになるのには
3000時間~5000時間
かかるとも言われています。
それくらいリスニングを
マスターするには
時間がかかるのです。
簡単な日常会話程度の
リスニングを1年で
マスターしようと考えた場合、
毎日1日3時間の
リスニング訓練を
行わないといけません。
サラリーマンの方は
朝会社に行って、
夜遅くに帰ってくる生活ですし、
主婦の方も
朝からお弁当を作り、
掃除をしたり、
毎日の忙しい
家事生活に追われている中で
1日3時間という時間を作ることは、
なかなか難しいのではないでしょうか?
英語をただ聞くのみで
リスニングを
マスターしようというのは
非現実的です。
アメリカなどの英語圏に
留学をしてしまえば、
ネイティブにずっと囲まれ
た英語の環境なので、
1000時間や3000時間というのは、
すぐ経ってしまいます。
しかし、
日本に住みながら
それだけの膨大な時間を
リスニングに費やすのは
なかなか難しく
ネイティブスピーカーに
囲まれた恵まれた環境もありません。
それでは
どのように勉強すれば
リスニングを効率的に
かつ時間を短縮して
マスターできるのでしょうか?
リスニングを効率よく学ぶコツを
紹介いたします。
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リスニングを効率よく勉強するには?
リスニングをマスターするのに
欠かせないのが「発音練習」です。
リスニングと発音は
一見関係ないと
思われるかもしれませんが、
自分が
発音できる音というのは、
聞き取ることができると
言われています。
自分が発音できる音=耳が認識することができる
というわけです。
その例として、
英語を学ぶ日本人にとっての
永遠のテーマである
「R」と「L」があります。
なぜ日本人は
「R」と「L」を
聞き取ることが
できないのでしょうか?
その理由は、
「R」と「L」が全て
「ラ」行に
聞こえてしまうからです。
日本語には、
「R」と「L」の音が存在しませんので
「R」と「L」が聞こえてくると、
日本語で一番近い音となる
「ラ」、「リ」、「ル」、「レ」、「ロ」の
いずれかに脳が勝手に
あてはめてしまいます。
「R」と「L」の場合は
どちらも
「ラ行」にあてはめられます。
それによって2つの音には
違いが無いと認識されるため、
せっかく時間を捻出して
リスニングを行っても、
一向に
上達しなくなってしまうわけです。
しかし、
発音練習を繰り返すことで
日本語に無い音も
耳が訓練されることで、
聞き取ることが
できるようになるのです。
リスニング力を上げるには発音を矯正するのが一番!
ネイティブが
発音している音を
聞き取るための
最も良い方法は、
自分の発音を矯正することです。
例えば
「I got it.」という
表現がありますが、
ネイティブは
「アイ ガット イット」とは
発音しないはずです。
ネイティブが発音する場合は
「アイガリッ」となります。
英語は子音と母音が合体したり
単語同士が
くっついた感覚で発音されたり、
子音が発音されることは
ほとんど無いため、
無理に
聞き取る必要はありません。
これらが英語のリスニングを
難しくしている
大きな原因の1つとされていますが、
自分が同じように
発音できるようになることで、
たちまちリスニング力が
向上して聞き取ることが
できるようになります。
つまり
聞き取り難いと感じた言葉は
自分の発音を矯正して
ネイティブと同じ発音が
できるようになることで、
聞き取りも
簡単に上達するのです。
発音を矯正することで
リスニングも習得できるなんて
一石二鳥ですね!
発音の矯正にはシャドーイングが一番
手軽に発音を矯正するには
どのような方法が良いのでしょうか。
例えば本屋さんに行くと
「シャドーイング」の本が
複数見つかるはずです。
「シャドーイング」とは
英語の音声が流れてくるのを
追いかけるように、
影のように音声を
書き起こしていく方法と
音声に続けて
発音する2つの方法があります。
実際には、発音の矯正には
音声に続けて発音する
「シャドーイング」を
お勧めします。
ネイティブが話している音声を
聞き取った瞬間に
自分でも声に出して
発音してみるという練習方法になります。
少しずつネイティブの音に近づける
「シャドーイング」の
練習をし続けることによって
ネイティブが話している音を
耳が意識的に
聞きとれるようになることを
目指します。
そのためには、
ネイティブが発する音と
同じ音を出そうとする
努力が必要になります。
「シャドーイング」の
練習を繰り返すことで
少しずつネイティブの音に
近い音が
出せるようになってくるはずですが、
日本語に慣れ親しんだ
大人がネイティブの音を聞いたときに、
そのままネイティブの発音を
できるかというと、
できない方が
ほとんどかと思います。
これは「R」と「L」が
全て「ラ」行に
聞こえてしまう現象と同じく、
自分が知ってる音に
脳が勝手に
勘違いしてしまうからです。
この対策として
ぜひやっていただきたいのが、
自分がシャドーイングを
している音を録音することです。
次の項では録音した
自分の発音をどのように
矯正していくのかを
ご紹介します。
比較をして発音を直していく!集中して10分~20分
「シャドーイング」で
録音した自分の発音を
ネイティブの発音と
比較してみてください。
比較してみることで
自分の発音を客観的に
分析することができるようになります。
自分はネイティブの発音を
真似て全く同じように
発音しているつもりなのに、
音源を聞いてみると
全然違うじゃないか・・・
ということで
ショックを受けるかもしれません。
しかし、
日本語に慣れ親しんだ
大人の脳ですから、
それは仕方がないことです。
何度も比較して、
ここをこうすれば
少しネイティブっぽい
発音になるなどと考えながら、
少しずつ
直してくことで、
脳にも
正しく指令されるのです。
最初は手間と時間を
費やすことになり
大変と感じるかもしれませんが、
慣れてくれば、ちゃんと
修正ができるようになってきます。
また
「シャドーイング」の
練習時間ですが、
1日あたり集中して
10分~20分くらいが
ベストです。
一見短いように感じられますが、
10分~20分も英語を聞きながら
発音し続けるのは
とても集中力を使います。
目標として
1日10~20分を目安に
「シャドーイング」に
当ててみてはいかがでしょうか?
きっと発音が
ネイティブのものに
近づくにつれて、
リスニング力も
向上していることに気づけるはずです。
英語リスニングの1000時間神話を崩す1日20分の勉強法!まとめ
脳は英語を聞いたとき、
勝手に日本語の似た音に
置き換えてしまうという
修正があります。
なかでも
「R」と「L」のように
日本語に慣れ親しんで来た
日本人が英語のリスニングを
マスターしようと思っても
かなり無理があり、
膨大な時間を
費やすことになります
しかし
自分が聞き取れない英語を
ネイティブと同じように
発音することができれば、
リスニングを
マスターするにも
近道になることがわかりました。
ぜひ
「シャドーイング」の
練習では
自分の発音を録音して
ネイティブの発音と
比較してみてください。
最近では
スマートフォンのアプリなどでも
比較的長い時間録音ができるものが
登場してますし、
録音した音声データを
パソコンなどに残しておく方法も
いろいろあります。
ぜひ1日10~20分を目標に
「シャドーイング」の練習をして
日本人が聞き取れない音を
1つでも多く克服してみてください!
動画でおさらい
「英語リスニングの
1000時間神話を崩す1日20分の勉強法!」を、
もう一度、
動画でおさらいしてみましょう。
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