愛人日記

またの名をセフレ日記とも言う。

納得いかない

あれ?
なんだか話が違う気がすると思って、返信を待っていましたが
既読スルー。
既読スルー?
なにゆえ?

で、我慢しないことに決めていたので
すぐに電話。

私「どういうこと?」
あんまり長く電話できないかなと思ったので
すごく単刀直入。
D「何が?」
私「彼女さんとは、仲良くないんだよね?」
D「うん。」
私「仲良くないのに、なんで一緒に買い物なんてしてるの?」
D「んーん?いや。一緒に行くって言うから」
私「ねえ。本当に仲悪いの?」
D「んー。」
私「じゃあ、なんで一緒に買い物行ってるのか説明してよ」
D「ん?」

いや。ん?じゃない。
説明せんかい。

私「仲悪いって、嘘?」
D「ん?」
私「嘘か本当か聞いてるの」
D「んー。まあ。良くはないよ」
私「どっちよ。」
D「んー。まあ。買い物には一緒に行くかな」
私「嘘ついてたんだ」
D「んー、それ答える必要あるか?」

必要あるか?
嘘ついてたことに関しての謝罪はないのか。
まあ、悪いことしてると思ってないから謝らないんだろうけど。
この時の私は、すごくムカついていました。
嘘をついちゃいけないって。
小学校に入る前に教えてもらうことだろう💢

私「一緒に寝てないって言うのも嘘?」
D「一緒には。寝てないよ」
私「本当のこと言ってる?ちゃん答えてよ」
D「んー。」
私「ちゃんと答えて」
D「…ふう。参ったな」

参っているのは私だよ。
謝らないし、話さないし。
そして、久しぶりに衝撃的な一言が。

D「もう方向性が違うから、続けていけないよ」

方向性の違いって何?
男女が別れるにあたって、
方向性の違いって。
ビジネスかっ

私「どういうこと」
D「いや。もう無理だろう」
私「嘘ついてたって認めるってこと?」
D「いやー。」
私「どういうこと?」
D「んー。」
私「聞くけど。このまま付き合ってれば彼女になれるかもって言ったのはどういう意味だったわけ。
仲悪いから別れるかもって意味じゃなかったの?」
D「いやー。彼女が死んだ後の話」
私「死んだ後って…」

おいおい。
何十年後の話だったんだ。
っていうか、老後の世話だけ私にさせるつもりだったのかこの男は。
本当にがっかりだよ。
彼女さんの娘さんに面倒みてもらってよ。そこは。

ちなみに彼女さんとは、ネットの出合い系で知り合ったそうです。
当時、水商売をしていた彼女さんのところに転がりこんだのがはじまりだそうで。
今時、出会い方なんていろいろあるし、
職業だっていろいろだと思っていたけど。
Dはそれが恥ずかしいことだったようで、
心が病んでいる時に、たまたま出合い系に登録しただけだと言い訳をしていました。

今の方が、よっぽど病んでるよ。
って思いながら電話をしておりましたが。
それにしても、本当に謝らない人だ。
嘘をついてたのがバレても謝らない。

以前、従業員さんが事故をした時、嘘をついていたのに謝らなかったって怒っていたけど。
あんたもじゃん、ってその時のDに言ってやりたい。
従業員さんに、社長も謝らない人だから謝る必要は無いよって教えてあげたい。

そんな事を考えていました。
とりあえず、この電話していても、
謝ってももらえそうにないし、
ただただ頭にくるだけだったので、
改めて次の日に会う約束をして電話を切りました。

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帰路

空港に着くと、
「じゃあ、俺は車だから」
と空港解散になりました。
まあ。
仕方ないんだけど。
ちょっとだけ「送ってあげられなくてごめんね」
というような優しい言葉を期待してました。
夜ご飯も、当然一緒に食べられないんだなと思ったら
なんだかとても寂しくなりました。

これが2番目の彼女。
セフレなんだな。
彼女なんて言ってるけど、
私への配慮なんて全くない。
セックス できればそれでいいんだな、と思い知らされました。

そんな事があってからも、
相変わらず、お昼過ぎにはマンションに来て
セックス して帰るという日常が続きました。

ある休みの日に、
何してるのとメールをしたら、
ゴルフウェアを買いに行ってると返信がありました。
ちょっとカマをかけて、
もしかして彼女さんと?と送ると、
そうだよ、と返信が。

ん?
どういうことだろう。
彼女さんとは、仲が悪くなってるという話じゃなかったっけ?
と。腑に落ちない返事に、どういう事?とメールを送りました。

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長崎

長崎に行ったこともなかったので、
とても楽しみにしていました。
長崎と言えばハウステンボスかな?と思いながら。
どこに行くのかはわからないけど、
どこに行きたいかも聞かれなかったので、
きっと彼が何か考えているのだろう、と思ってついていきました。

長崎についたのは、もう夜でした。
ホテルに行き荷物を置くと、ご飯を食べに行きました。
居酒屋で魚介をいただきました。
とっても美味しかったけど。
岐阜でも食べる事ができたかも。苦笑
というかんじでした。

次の日は、長崎チャンポンを食べて、
なぜか佐賀県へドライブ。
イカを食べました。
で、また長崎に戻ってホテルへ。

雨が降っていたということもありますが、
長崎っぽくない。笑
2日目のホテルは、何かの会員になっているホテルで、
ちょっと安く泊まれるのだそうです。
どれくらい安いかはわからないけど。
ほとんど貸切状態のホテルでした。
平日だしね。

そして帰路へ。
んー。北海道からいろいろと旅行に連れて行ってもらってるけど、
北海道以外は、ホテルしか記憶がない。
ホテルでセックス 。
以上。
これが普通なんだろうか。
それにセックス の時以外、彼は全然楽しそうじゃない。
セックス の時だけ。
その時以外は、心ここにあらずなのがなんだかきになったのでした。

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南へ

2番目の恋人になるにあたって、
私の中で決めていた事があります。
我慢しない事。

以前は、彼女さんがいるのをわかってて付き合ってたし、
しっかりと別れるまでは、
あんまりわがまま言ってもいけないと思って、
会えなくても、彼女さんのところに帰っちゃっても
我慢をするようにしてました。

でも、2番目の彼女。
一緒に居たいと言ったのは彼の方なんだから
我慢するのはやめることにしました。

電話したいときにするし、
したくない時はしない。

なので、遠慮なく南を選択。
そしたら、行き先は長崎になりました。
極端な。笑
近くでは会えないのはわかってるけど。
皆さまがお仕事している平日に、
2泊3日で長崎旅行です。
まだ会社を辞めたことを親に言っていなかったので、
出張だと嘘をついて出発。
空港で待ち合わせて行くことになったのでした。

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2番目の恋人

そんなわけで。
結局、2番目の恋人になってしまいました。
まだ彼が好きだった。
それに、彼が彼女とは別れないけど上手くはいっていないという話をきいて。
まだ望みはあるかも、と思ってしまったからです。
別れ話をしてから、ほとんど話ていないし、
一緒に寝てもいない。
ギクシャクしてるから、このまま一緒にいればいつか彼女になれるかもね、
という彼の言葉に、賭けてみようと思ってしまいました。

それからも、ほとんど生活は変わりませんでした。
私はマンションで仕事をして、
14時か15時にセックス して帰る。
変わったのは、差し入れが増えたことです。
それなりに悪い事をしている、と思っていたのか、
冷蔵庫に入りきらないほどのコンビニスイーツ。
彼だけではないのかもしれないけど、
質より量なのか。
これなら、美味しいケーキ屋さんのケーキを1個買ってきてくれた方が嬉しいんだけどな。
と思いながらも、少しずついただいておりました。
結局食べきれなかったけど。

そんなある日、
北と南のどっちに行きたい?
と聞かれました。
セックス しかしてない、と言ったのがこたえたのか、
旅行の計画をたててくれるようでした。
もちろん平日に。
今度はどんな理由で泊まるのかな、と思いながら
計画をきくことにしました。

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セフレ

言葉を失って、少ししたら
だんだん考えられるようになってきました。
少し前のことなので、
色々な時のことが混ざっているかもしれませんが
こんな会話をいたしました。

私「結局、私はセフレだったんだ」
D「違うよ」
私「でも最近は、セックス しかしてないでしょ」
D「そんなことないよ。色々したよ」
私「セックス 以外に?何したか言ってみてよ」
D「…」
私「ご飯すら食べに行ってないじゃない」
D「この部屋で、話とかしたよ」
私「どんな話?」
D「会社の事とか…」
そりゃあ。
何も話さずにセックス だけしてたら怖いでしょ。
私「それから?」
D「…でも、セフレだと思った事は、一度もない」
私「じゃあ、私のこと何だと思ってたの?」
D「2番目の彼女」

失笑。
2番目の彼女って。
それを世間的にはセフレっていうのでは。
愛人とか二股相手とか
2号さんとか言うんですよ、社長さん。
って思ったけど。
なんだか私が間違ってるんじゃないかと思うくらい
胸を張って言われたので、
ちょっと怯んだのでした。

そういうのもあるのかも?

本当に、あの時の私に言いたい。
バカ!
んなわけあるかいっ!

そんなやりとりを、真剣にしていたのでした。




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最低

彼女さんといつになったらわかれるのか。

ずっと思っていた疑問と不満が爆発しました。
冷静ではなかった私に、衝撃的な言葉が。

「彼女と別れることができないから、結婚はできない」

衝撃。
悲しいというか。
ムカつくというか。
全部通り越して、呆れました。

あの時は冷静じゃなかったからそう思ったのかと思ったけど。
今思い返しても思う。
本当に、甘やかされて育ったんだなって。

私、あなたと結婚できると思ったから、
仕事やめてほしいと言われて辞めたし、
親にだって紹介したんですけど。

彼女さんと別れられませんでした、って。
子供かっ!
っていうか。

こういう場合、土下座じゃないの?
ごめんなさいじゃないの?
平謝りする場面でしょ。
慰謝料的な問題になるところじゃない?
なんで、そんな。
当然、みたいに言われなきゃいけないんだろう。

なんだかな。
って思ってたら。
さらなる衝撃。

「でも好きだから一緒に居たい」

衝撃!
もう。
何からつっこんだらいいかわからない衝撃。
それって、どういうことだ?
と、冷静じゃなかった私は言葉を失ってしまいました。





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それから

それからしばらくは、何事もなく過ぎていきました。
いや。
変化があったとしたら、彼がマンションに泊まる頻度が減りました。
社長って本当に暇なんだなと思うのですが。
14時か15時にマンションに来て、セックス して、
17時か18時には帰って行きます。
会社に帰ることもあったようですが、
ほとんどはそのまま彼女さんのところへ帰っていたようです。

そうしているうちに、
「3か月で彼女と別れる」と約束してから2か月と少しが経っていました。
何も変わらないことに、ちょっとイライラしていました。

それに加えて、在宅の仕事がうまくいっていませんでした。
当初予定していた収入の半分も稼げていない。
まあ、14時くらいから仕事してないわけなので、
当然といえば当然ですが。

そんなわけで、精神状態の安定しない日が続きました。
そのため、ちょっとしたことで喧嘩になりました。
精神的に安定していたら、
あんなこと言わなかったかもしれません。
でも、その時は。
本当にいろんな事がいっぱいいっぱいでした。

いつになったら彼女と別れるの?

まだ3か月経っていないし。
何言っちゃってるんだろう、と今なら思えるけど。
セックス しにくるだけ。
ご飯すらその頃は一緒に食べていませんでした。
そんな状態で、何を支えに生活すればいいのかわからなくて。
責めるように言ってしまいました。

その後、耳を疑うような答えが返ってきました。




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親に紹介

そうして、
彼と親をあわせる運びとなりました。
最初は、どこかのお店を予約しようと思ったのですが。
多分帰りに、マンションに連れて行けと言われるだろうな、と思ったので、
彼と相談の上、マンションでお鍋をすることにしました。
仕事が終わった後に集合です。
親を連れてマンションに行きました。

「どうも、木村拓哉です」
という、彼なりに場を和ませようとしたギャグが、全然うけない。
冷凍庫にはいっていた方がマシなくらいの寒さを打破したくて、無理矢理笑ってみました。

みんなそれほど会話が多い方ではないので、
なんとなく静かな食事会でした。

親が、今後はどうするのか、とズバリの質問をして場が固まった以外は
和やかに終えることができました。

家に帰ると、
付き合うのはいいけど、会社は辞めたらダメだよ、と釘を刺されました。
今後が答えられない人だから不安だ、とのことでした。

う。
もう、辞めてしまいました、と言い出せなくなり。
困ったな、と思いながら。
またマンション通いを再開しました。




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親に告白

親に会わせるにあたって、
事前に親に、彼の事を言うべきか言わないべきか。
悩みに悩んで、話しておくことにしました。

どの家の親もそうだとおもいますが、
子供の恋愛には途端に古風な事言いますよね。
うちの親ももちろん同じです。

会社の社長が彼なんて言ったら。
お皿が飛ぶかも。
包丁が出るかも。
会社に怒鳴り込んでくるかも。

しかも、まだ彼には私以外に付き合ってるって人がいる。

どうしようか悩みました。
彼に彼女がいる事を黙っているべきか。
でも、万が一バレたら。
それが彼女さんと別れた後であっても
結婚どころではなくなってしまうかもしれない。
と思い、包み隠さずに話すことにしました。
彼女さんとはほとんど別れてる、とちょっと脚色しちゃったけど。

当然、しばしの沈黙。

こ、怖い。
次の言葉が怖い。

小さなため息の後、
もう大人のあなたが決めたことだから、
と言われました。

ちょっと拍子抜け。
絶対、お皿が飛ぶと思ったのに。

そんなこんなで、社長を親に紹介することになります。




BbK0PmIBDTu/

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