今回は、面倒なコンセント廻りです。
103号室の居室にはコンセントが西壁と南壁の左側の2箇所あります。
西壁のコンセント
南壁左のコンセント
コンセント部の穴あけ
コンセント部の位置をキチンと測定して、ボード上に墨付けをします。
まずは、墨付けした線の内側をノコギリの先端部でゴリゴリと溝を掘ります。
溝に沿って、インパクト(ドリルでもOK)に付けたドリル刃で穴をあけて四角く抜きます。
ボードやすりで切り口を綺麗にします。
こんな感じで出来上がり
コンセント固定部品
壁のコンセントには、大昔の取り付けが難しい埋め込みボックスが付いている上、元々の壁に胴縁と石膏ボードが被さるのでかなりコンセント取り付け枠が手前に出ることになり、そのままではビスが届きそうにありません。
そこで、何か便利なものはないかとホームセンターを物色してみました。
すると壁内のコンセントボックスは使わず、石膏ボードに直接付けることができるという取り付け部品を見つけました。
使えそうなものは2種類ありましたが、うまく付かなかった場合に備えて、両方とも試しに買ってみました。
(A)両側の突起が特徴的なプラスチック製のもの
(B)金属製で薄くシンプルな「ボード金具」
西壁に取り付け
西壁に先ほどの固定部品(A)を取り付けている様子。
両側の突起で石膏ボードを押さえつけてくれるので、ビスを付ける前でも落ちません。
ビスを締め終わったら突起は、ニッパで切断します。
取り付け完了
南壁に取り付け
南壁(左)は、アンテナ端子とコンセントがあるので石膏ボードに2つ穴をあけなくてはならず、今回のボード張りの最難関です。
ですが、西壁で大分コツを掴んできたので、それほど時間がかからずに出来ました。
のこぎりで溝を掘る前にあらかじめカッターナイフで線に沿って切れ目を入れておくとエッジの効いた綺麗な穴になります。
我ながら、いい感じで穴を開けられました
コンセント枠を付ける為、まずは先ほどと同じく(A)部品を試してみます。
厚さ的には収まるのですが、上下にせり出した部分が干渉して望みの位置に固定することができず、もう一つの金具(B)を使うことにしました。
2種類買っておいて良かったです。
こちらは、金属製で薄く余白部分が最小限なので、無理なく入ります。
ただし注意しないといけないのは、石膏ボードの穴から差し込んで裏側に取り付ける時、薄いのでうっかり壁の中に落下してしまうと取り出せなくなります。
コンセントとこの金具にビスを通して石膏ボードを挟むまでは、気が抜けません。
取り付けるとこんな感じ
ボード張り完了
下の写真のように
ようやく全てのボードを張り終わることができました。
東壁
西壁
南壁
北壁(台所との境)