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福井

野性味を継承、稚アユ初出荷 小浜・県栽培漁業センター

バケツに移される体長5センチほどの稚アユ=小浜市の県栽培漁業センターで

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 小浜市の県栽培漁業センターは一日、施設で育ててきた稚アユを今季初出荷した。

 体長五センチ。昨年十月に卵からふ化し、海水を入れた水槽の中で成長した。二日までに約五十万匹を、越前市の日野川漁業協同組合に運び込む。

 県内各河川に放流される、主流の琵琶湖産に交じって、センターは県産の普及に力を入れている。二十一日ごろまでに、日野川漁協のほか、九頭竜川中部漁協、内水面総合センターに計百七十万匹を出荷する。

 アユ釣りは、自分の縄張りに入ってきた他のアユを追い払う性質を利用した友釣りが主流。ファンに向けて、センターは川をさかのぼってきた天然ものから採卵し“野性味”を受け継ぐ稚アユの生産にも努めている。

 (池上浩幸)

 

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